事故です
静寂がしばらく続いたがギャルが申し訳なさそうに口を開いた。
「いやだから、あたしは戦闘タイプじゃないのよ!ごめんにゃ♪」
とギャルが微笑む。
(ちょ……超羨ましい。なんだその掛け合い)
と強が動揺する。
「くそ…ここまでか…」
と勇者が膝と両手を地面につけ諦めかけていると、ギャルが片手を勇者に当てて話始めた。
「ん〜まぁ。戦闘タイプじゃないけど、最強の補助タイプではあるの」
とギャルが言った途端、勇者の全身は赤いオーラに包まれ、そのオーラは次第にどんどん強大になっていった。
「あなた、潜在能力がとんでもなく高いのね。人間にしてはかなり珍しいタイプ。でも、あたしの力でその力を500倍にしてあげたわ」
と笑顔でギャルが言うと、勇者は立ち上がり称賛した。
「素晴らしい……!!!なんだこの力は。身体中から力が漲ってくる!感じたことのない力だ!!!!」
と勇者が興奮すると、強が羨ましそうに口を開く。
「俺にもしてください」
「あなたは少し黙りなさい。状況を考えて話すべきです」
と少し苛立ちながら答える金の美女。
「まぁせいぜい頑張りなさい〜、金ちゃんには勝てないと思うけどね〜ふふふ」
とギャルが答えると、勇者は物凄い速さで金の美女に攻撃を仕掛けた。
「オラオラ!!眠ってるのか?動きが止まって——」
金の美女のボディブローがその勢いを利用してモロクリーンヒット。
ザザザンッ【会心の一撃】
9999ダメージ。勇者は倒された。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
強はレベルが上がった。
【割愛】
「え?やっちゃっていいの?」
と強が問いただすと、金の美女は少し動揺しながら答えた。
「事故です」




