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『猫は逆さ虹の森で』  作者: 謎猫
1/4

猫は

その森は、とても不思議な森。

いつから、そう言われているのか解らないけど

逆さ虹の森と呼ばれているみたいです。


「う~ん・・・」


森と言う事は・・・

やっぱり、野生の猛獣とかが沢山居るのですよね(泣)

私・・・

捕食されたりしませんでしょうか?(涙)


「森に猫って・・・(汗)」


本当に・・・

こんな大きな森なら、一般的な家猫の私なんかよりも

トラとかライオンとか、せめてヤマネコの方が

絶対良いと想うのに・・・(泣)


「怖い・・・(涙)」


なぜ、私がこの森へ来て

どうして、森の奥へと進んでいるのか

私自身が理解していないのですが

風が揺らす草木の音にすら

怯えながら森の奥へと歩いて行きます。


「あっ・・・」


一瞬、何か音楽が聞こえたように想ったら

それは、草木が擦れる音に混じって

空から聞こえた鳥の鳴き声でした。


「コマドリ?」


コマドリなら・・・

私を食べたりしないだろうから

平気かな~(汗)


「それにしても、なんか楽しそうな鳴き声」


今まで、背の高い木々に囲まれた薄暗い道を

ずっと風の音に怯えながら歩いていましたが

コマドリの鳴き声を聞きながらだと

気持ちも軽くなり、少しだけ怖さは無くなりました。


「るん♪」

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