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中三病は伝説になる  作者: 山波アヤノ
1/9

プロローグ

 誰もが人生で一度は『ラブソング』を聴いたことがあるはずだ。もちろん、ラブソングはこの世に一曲だけなわけがない。たくさんある。

 その中に、稀に理解に苦しむ歌詞がある。

 例を挙げるとすれば、「君さえいれば、もう何もいらない」的なフレーズなんかが代表ではないだろうか。

 あとは、かつてオレは「君が世界を敵に回しても、僕は君を守り続ける」的な歌詞も理解に苦しんだ。

 なぜだ、なぜ「君」は世界を敵に回すのか。いつ世界を敵に回す瞬間があるのか。という疑問を呈していた。

 そう、かつて疑問に感じていた。強調しよう、『かつて』だ。


 実のところ、今は本気でそう思ってしまっているオレがいる。


 激白しよう。オレと、オレの彼女は、日本全国を()()()()()生活をしている。

 別に犯罪を犯したわけではない。アホか、と鼻で笑われるかもしれないが聞いてほしい。オレがおかしいのではなく、世界が狂っているのだ。


 さて、熱く語りすぎた。この物語は結局なんなのか説明する。


 要するにこれは、中二病が拗れてしまった人間の、世界を敵に回す系ラブコメである。

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