表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/20

召喚士になれるかもしれない

なるほど、人間一人の時間を変えることもできるんだな。では体の一部分のみの時間を変えることは出来るのだろうか。


女の子の左腕に触れ時間を進めてみる。すると、左腕のみが大きくなり、しぼみ、腐ってしまった。どうやら一部分のみも可能のようだ。夢が広がる。


さて、一通り人間で試してみたいことも済んだし、こいつは消しておこう。


女の子に触れ時間を巻き戻す。

体は縮み始め、赤子になり、受精卵になり、消滅してしまった。


さて、今度は時間魔法を使った攻撃方法で試してみたい事がある。時間を止めて殺すという方法もありだが、せいぜい剣で切るくらいが関の山だからな。もう少し攻撃力が欲しいのだ。


お、いいところに木の枝が落ちているな。これを使おう。

手にとって思いっきり投げる。そして、

時間停止。

木の枝は空中で止まった。


で、これを手に持ってと。

木の枝を飛んでいるイメージのまま時間を戻し、時間停止を解除する。さて、これでどうなるかだ。木の枝が勝手に飛んで行ってくれる、つまりその時の状態の保存を取捨選択出来れば素晴らしいのだが。


時間がきた。すると木の枝は突然手から飛び出して行った。成功だ。物体で出来るのならば魔法でも出来るかもしれないからな。他の奴が出した魔法を頂けるかもしれない。


期待に胸を高まらせていると、森を巡回していたゴブリンに見つかってしまった。敵と判断して襲いかかってくるようだ。ちょうどいいタイミングだ。利用させてもらおう。

ゴブリンが俺の頭へ棍棒を振り下ろしてきたので世界の時間を止める。そして、ゴブリンの時間を保存し、時間を巻き戻して受精卵の状態で時間を止めておく。

こうなったらもうやることは一つである。

意気揚々と村の方へ行き適当に村人を探す。立ち話をしている女性でいいか。

女性の前へ行き、スタンバイをする。

時間停止解除。


「こんにちは」

「うわああっ誰だアンタは」

「行けっ、ゴブリン」


そう言い、ゴブリンの時間を一気に先程の時間まで進めた。


「ぶへっ」


振り下ろされた棍棒は女性の頭へヒットし、女性は倒れてしまった。

やばい、楽しすぎる。

これからは召喚士として生きていこうかな。


もう一度ゴブリンの時間を戻す。

棍棒が振り下ろされる。

もう一度ゴブリンの時間を戻す。

棍棒が振り下ろされる。


ゴブリンを卵の状態へ戻しておく。

これで俺は「ゴブリンの棍棒殴り」のスキルを獲得したに等しいというわけだ。


時間魔法って面白いなあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ