マッサージ
まさか幼女のマッサージ姿に性的興奮を覚える人はいないでしょうし、ストーリー展開上どうしても必要。
「サレン!」
「ああ、なんかさっき言ってたね。こいつサレンって名前なんだ。おーいサレンちゃーん、大丈夫ー?」
「お、お前なんかが私の名前を呼ぶな!」
「へー、まだそんな生意気な口が聞けるんだ。凄いねー」
ガッとサレンの首根っこを掴んでやり、首を絞めてやる。
「サレンちゃんを放して!」
「はっはっは、それは出来ないよー。こいつが悪いんだもんねー」
「シーラ、わたしのことはグゥッ、い、いいか、ら」
「あはは、こっちの子はシーラって言うんだ。教えてくれてありがとー」
「グウゥッウウッ」
「脳味噌が小ちゃいからかな?さっきので名前呼んだらバレるって学習しなよ!」
「う!うる、ざい!は、なぜ!」
「放してほしい?いいよ、放してあげる」
ポイッとシーラの方へサレンを放り投げてやる。
「ガアッ、ゲホッ、ゲホッ、な、なんで?」
「ふふっ、今に分かるよ」
先程サレンを掴んでいた手で今度はシーラを捕まえる。
「はい捕まえたー」
「キャアアアッ!」
「なっ、シーラを放せ!」
「えー、だって君が言ったんじゃないか私を放せーって。じゃあシーラちゃんにやるしかないよね?」
「外道!シーラを傷つけるのは私が許さない!」
「大丈夫大丈夫!傷はつけないから」
「じゃあ、私に何を......」
「まずはキスからいこうか」
チュッ
「ふむっ、んむむー」
「ちゅぱっ、あー、妖精の味だなあ、なんかこう森の中で深呼吸してるって感じ?」
「てめえ!シーラになっ!なっ!なっ!」
「言葉になってないぞー、サレンちゃん。別に性的感情があるわけじゃない、妖精を傷つけるにはキスだってのは決まってるんだよ」
「わた、私の、ファーストキスが......」
「ほらね、傷ついたでしょ?こういうことが狙いだっただけだよー」
「さっき!傷はつけないって!」
「体にはな?心の傷なんてのは所詮電気信号。電気信号に傷なんてあるか?」
「なにを言って......」
「何はともあれ、じゃあ次はマッサージしましょうねー」
グイグイッと凝ってそうな部分を指圧してやる。あー凝ってますねえ。
「あっ、ああんっ」
「喘ぐな、変なことしてるみたいだろうが」
「だっ、だって、気持ちい、ああん」
突然、スッとサレンが立ち上がった。
「それ以上はやめろ」
「ん?」
「殺すぞ」
「へぇ、やってみなよ」
ゴウッという音とともにサレンの胸のあたりが光り出した。
「んあっ、だめ、んっ、だめだよ!サレン!」
「いいの、気にしないでシーラ。私は平気。そいつを殺して私も死ぬわ」
「だってぇ、ふああっ、そんなの!」
「ふふっ、元気でね。シーラ」
「うわー、すっごいエネルギー」
「お前だけは許さない、私と一緒に死ね!ラスティ・ウェイン!」
シーン。
「何も起きないけど?」
「そんな!先祖代々から伝わる技なのに!」
「なんか知らんけど自爆しようとしてたみたいだね?だめだよー自分の命は大切にしなきゃ!」
「まさか、お前何かしたのか!」
「さーね、どうだろう。良かったねー、シーラちゃん、サレンちゃんが助かって!」
「サレン......あんっ、良かった」
「良くない、良くない良くない良くないよ!良いわけないに決まってるじゃない!」
「はいはい、もう君はいいよー、ちょっとそこでじっとしてな」
「なっ、動け、ない」
「さーて、シーラちゃん。邪魔も入らなくなったことだしマッサージの続きをしましょうねー」
グイグイッ、クニクニッ
「ひああっ、んんっ、ああんっ!」
「シーラ......」
「あー、健全、健全だなあ」




