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SW2.0リプレイ[超越の英雄伝説]  作者: 有栖
第二章[アルカナ学園の生徒会]
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五話[依頼開始]前編

校長:じつはジャーベルウォーキーの森に忘れ物をしてしまってね


ノア:忘れ物?


校長:そうなんだよ、手のひらに乗るくらいの玉でね、色は無色透明で球体の周りに羽の装飾品が付けてあるものなんだよ


マクア:ほう、それはどういう物なんだ?


校長:いやぁ、自分で言うのもなんだが私はこう見えてコレクターでね。

珍しいものや高価な物に目がないんだよ


ノア:なるほど、大切なものなんですね


校長:そう!アレは私が見つけたなかで大変素晴らしい物なんだ!それを落としてしまう私は…うぅ…。


マクア:任せな校長、必ず見つけてくるさ


校長:ああ!頼んだよ!

ああ、これは私がその玉を掘り当てたルートの地図だ、持っていくといい

もしかしたら帰りの時に落としてしまったのかもしれないからね。


マクア:ああ、ありがたく使わしてもらうぜ


ノア:校長先生のご期待に添えるように頑張るよ


校長:なんて逞しい生徒たちなんだ…私は君たちを誇りに思うよ…


ノア:ふふ、じゃ行ってきますね!


マクア:んじゃな!


校長:気をつけて行くんだよ!あまり無理はしないようにね!


GM:校長ことネフィストはあなた達が見えなくなるまで手を振ってますね


マクア:さて、生徒会と校長の依頼、頑張りますか!


ノア:あんまりはしゃいで死ぬなよ~?


マクア:え、そん時はノアが助けてくれるんだろ?w


ノア:さあ~どうどかね~


マクア:信じてるぜ、ノアw


ノア:あー聞こえないー何も聞こえないー


GM:とまあ、そんな感じであなた達はついに学園の外へと足を運んだのだった。


~少し時間を飛ばす~

(だって道中何もなかったんだもん!)


GM:手なわけでなんやかんやあってジャーベルウォーキーの森に着きました!


ノア:なんやかんなってなんや


GM:なんやかんやはなんやかんやです!!


ノア:お、おう(汗


GM:では描写から入りましょう。

ジャーベルウォーキーの森へついたマクアとノア。まず初めに目にするのは異常な程に伸びきった木々。何十、いや何千年以上にならないとこうは育たないだろう。


マクア:ここが…


ノア:ジャーベルウォーキーの森…


GM:この森は太古の森とも呼ばれ、この地中深くに眠る膨大な魔力を糧として木々が成長している。

そのため森内はあたり一面マナが地面や木々、植物から溢れ出ている。

それはあなた達にも影響が出るようだか…


マクア:とりあえず入ってみるか


ノア:そうね


GM:では中へ入ると。。。


ノア:お、おお…


マクア:魔力が溢れてくる…?


GM:二人が入ると体から魔力がみなぎってくる感覚に襲われる。

どうやら体に害はないらしい、むしろ逆で安らぎすら感じる。


ノア:不思議な感じ


マクア:ああ、どこか落ち着くと言うか


ノア:それにしても綺麗な場所ね


マクア:だな、ザルツにもこんな所があったなんてな


ノア:依頼じゃなければゆっくり見てみたいけど、今は仕事が先ね


マクア:まずは生徒会の依頼だな


ノア:会長から貰った地図をみるぜい


GM:はいよ

ここから徒歩で2時間歩いた所ですね

ルートは書いてくれてますがそのほとんどが獣道です

先に向かうにはすこし困難かも知れないですね


マクア:まじかー


ノア:仕方ないとりあえず進むしかないってことね


GM:はい、ではシークレットダイスを振らさせて頂きます!


ノア:でたよ


マクア:絶対あかんヤツやんw


GM:大丈夫大丈夫w

ただのイベントダイスだからw


~コロコロ~


GM:ふむふむ、なるほど、こうなりましたか

ではイベント発生です


ノア:どんとこいや


GM:2人がしばらく歩いていると奥の茂みの方からガサガサと音が鳴る。


マクア:敵か?


ノア:だったら倒すまでよ


GM:警戒していると、茂みから出てきたのは…ローブを羽織った人物だった


?:ん?こんな所に人だと…?

それにその制服は…アルカナ学園の…?


マクア:その声聞こえる?


GM:小声でしたがまあ、距離も近いですし大丈夫ですよ聞こえます


マクア:なら話しかけるわ

あんたは誰だ?


?:それはこっちのセリフだな

学生がこんな森深くまで何んのようだ?

見たところ…1年のようだが


ノア:なに?詳しいのね?


?:まあ、少しアルカナ学園には世話になっていてな


マクア:なあ、ちょっと聞きたいことがあるんだが


?:何か用か?


マクア:ああ、この辺でゴブリンを見なかったか?


?:ゴブリン?ああ、そう言えばこの先で5体ほど確認したが


マクア:おお、ほんとか助かる


?:なに、構わんさ


ノア:あなたはどうしてここに?


?:ん?俺か?まあ、ちょっとした雑務ってところさ


ノア:雑務?


?:おっと、少し喋り過ぎたようだな、俺はここで失礼するぞ


GM:ローブの者は会話を打ち切りそのままあなた達の前を通り過ぎて森の奥へと消えていった。


ノア:何者だったんだろうな


マクア:さあな、学園の事に詳しそうな雰囲気だったなら


ノア:まあいいわ、とにかくさっきの人の情報が正しければこの奥にゴブリンがいるようね


マクア:だな、とりあえず言ってみるか

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