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SW2.0リプレイ[超越の英雄伝説]  作者: 有栖
第二章[アルカナ学園の生徒会]
16/18

第三話[不穏な動き]

GM:第三話始まるよー


二人:いえぇぇい!


GM:では前回はついに生徒会に接触することができたノア&マクア。そしてなんとその生徒会長様が2人をお茶に誘ったではありませんか!と言うところで終わってましたね


マクア:俺のおかげですねw


ノア:ん?ごめん何言ってるか分かんない


マクア:ひどいノアさんw


GM:さて、では続きを初めていきまーす

あなた達2人は生徒会と共に生徒会室に案内されます2年、3年はその光景をみて唖然としてますね


ノア:そりゃ1年生がこの学園のトップと歩いてりゃなぁw


マクア:ホントっすねw


GM:では生徒会室に到着しました

扉は茶色で塗装されておりネームプレートは金で[生徒会室]とかいてありなかなかゴージャス感が漂ってます


生徒会長:さ、入って少し散らかってるけど


ノア:んじゃそのまま入る


マクア:おれもノアに続いて入るぜ


GM:はい、では中に入ると色鮮やかな壁紙や絨毯(じゅうたん)が目立つ、散らかってると言ったものの綺麗に整理整頓されおりテーブルに書類などが置いてある程度だった


ノア:さすが生徒会これで散らかってたら…


GM:ち、散らかってたら?


ノア:…………ふふ


マクア&GM:笑った!?


生徒会長:どうぞソファにお座りになって、いまお茶を入れますわ


ノア:ありがとうございます


GM:ソファもまたふかふかですね…


マクア:そのままドンと座るぜ


GM:はいはい、では生徒会長自らが紅茶を入れてくれてます。他の2人は先にあなた達の前に座ってますね


ノア:どんな人達?


GM:二人とも女生徒です。

ではまず左の方から説明しよう

見た目は穏やかな表情をしており黒髪ロングの女性ですねチャーミングポイントは赤色のマフラーを首に巻き付けてます

んじゃロールプレイを…


?:こんにちは〜(笑顔


ノア:どうも


マクア:ああ、こんにちは


?:えっと、確か二人の名前はノアちゃんとマクア君であってるかな?


ノア:ええそうですよ


?:噂通りのやんちゃっぷりだね〜


マクア:そりゃどうも


ノア:あのすみません、あなたのお名前は?


マフラー先輩:あっ!ごめんね!自己紹介が遅れちゃったよ…初めまして、私は生徒会会計のコードネームはマフラーです

マフラー先輩って呼んでね♪


マクア:コードネーム?


マフラー先輩:2年生になると自分でコードネームを決めることを義務づけられててね

まあ、いわゆる二つ名見たいなものかな?

ね、カタナちゃん♪


?:マフラー先輩…ちゃん付けで呼ぶのはやめて下さい…


マフラー先輩:えー可愛いでしょー?ただでさえむすっとした顔してるんだから名前ぐらい可愛いのにしたいじゃん!


?:コードネームはあそびじゃありませんので…


マフラー先輩:相変わらず堅いんだから…

あ、この子は生徒会書記のコードネームをカタナ。ノアちゃんとマクア君の1個上だよ〜


マクア:てことは2年か


カタナ先輩:そう言う事だ口の聞き方には気をつけるんだなマクアよ


マクア:ええ、もちろんわきまえていますよ


カタナ先輩:ふん


生徒会長:あらあら、さっそく仲良くなってるのね


マフラー先輩:そうなの!もう私たち友達だもんね♪


カタナ先輩:私は認めていません、神聖な生徒会室に一年風情が立ち入るなど…


生徒会長:ふふ、ごめんね根は優しい子なのよ?あまり嫌いにならないで上げてね?


ノア:大丈夫ですよ、気にしてませんから


マクア:ああ、それにこういう奴がいた方が逆に燃えるってもんさ


生徒会長:あらあら、ふふ


GM:そして生徒会長がみんなの分の紅茶とお菓子を置いていく、全てのセッティングが終わると生徒会長も一人用の椅子に座りますね

立ち位置的にノアとマクアがドア側のソファに座ってて、その前にマフラー先輩とカタナ先輩も同じように座っており、そして生徒会長はあなた達からみて右側の椅子に座ってるって感じですね


マクア:了解


ノア:おっけー


GM:生徒会長が「では頂きましょう」と口にするとそれを合図に皆はお茶を飲み始めます

2人もそれに合わせて飲むって感じですね

そして生徒会長が紅茶をひと口飲みテーブルの上にカップを置くとあなた達二人の方へ向き口を開きます


会長:改めて自己紹介ね、初めまして私がここアルカナ学園生徒会会長、コードネームは会長よ♪


ノア:初めまして1年のノア・ゴールドと申しますお茶に誘って頂きありがとうごさいます


マクア:同じく1年のマクアですお会いできて光栄ですよ生徒会長様


会長:ええ、でも様はいらないわ。あなた達も会長って普通に読んでくれて構わないわよ


マクア:では会長早速で悪いんですがお話がございます


会長:ん?なにかしら?


ノア&マクア:俺たちが生徒会に入ることは出来ますか?


会長:…………


カタナ先輩:はっ!何を言うかと思えば…無理に決まってるだろう


ノア:どうしてです?


カタナ先輩:まずお前達は生徒会と言う組織について何もわかっていない


マクア:まあ入ってきたばっかりなんでね


カタナ先輩:身の程を知れ、1年風情が我々生徒会に会うことすらおこがましいと言うのにそれに踏まえて生徒会に入りたいと来た、どうやら聞くだけ無駄だった様だな


GM:とカタナ先輩は部屋から出ていきますね


マフラー:二人ともちょっと聞いてもいいかな?


ノア:なんでしょう?


マフラー先輩:どうして生徒会に入ろうと思ったのかな?なにか理由があるんでしょ?


マクア:そうですね、とりあいず生徒会というものに興味がありまして、それで俺たち1年でも入れるのかなと


マフラー先輩:そう…なるほどね(会長をチラッ


会長:残念だけれどあなた達1年生が生徒会に入ることは出来ないわ

理由は三つよ

まず一つ、あなた達1年生に生徒会選挙に出る権利がないそして権利を得られるのは2年生から

二つ、生徒会選挙に参加する者はクラスで選ばれた2名のみである

そして三つ、生徒会選挙に参加する者は全校生徒の3割の推薦を受けなければならない

これが理由よ


ノア:なるほど…そもそも1年に参加権は無いと


会長:まあ、そういう事になるわね


マクア:もし参加できたとしても、入ってきたばかりの1年に全校生徒の3割の推薦を集めるのは実質不可能


会長:可愛そうだけれどねそういう事


GM:とまあこんな感じですね


マクア:なるほどなー


ノア:まあ分かってたw


マクア:うーんどうするか


GM:(え、まだ諦めてないの?)


ノア:そう言えばGM


GM:ん?


ノア:この生徒会はメンバーは何人いるの?

生徒会メンバーは全員で5人ですが

その二人の男子はいわゆる生徒会の雑用係ですね


ノア:おうふ


マクア:雑用係www


GM:だから実質生徒会メンバーは会長とマフラー先輩とカタナ先輩の3人ってことですね〜


ノア:全部で役職はいくつあんの?


GM:生徒会長、副会長、書記、会計、庶務の5つかな


ノア:その中で役職に入ってるのが

生徒会会長と書記のカタナ先輩と会計のマフラー先輩


マクア:余ってるのが副会長、庶務か


ノア:副会長居ないってのも不思議


マクア:それな


GM:(ふむ、これは何とかして入ろうとしてるな…ならすこしチャンスをやるか)

ではそんな話をしていると会長が2人に提案を持ちかけてきますね


マクア&ノア:ほう


会長:実は今分かっている通り副会長と庶務の席が空席でしてね、生徒会選挙をしようにもなかなか生徒会に入ろうとする者はそうそういないのよ


マクア:そうなんですか?


マフラー先輩:あはは…まあ私たちが普段からしてる行いのせいで周りの生徒に恐怖を与えちゃってね…なかなか生徒会に入ってくれる人がいないってのが今の現状なの


会長:確かにあなた達2人は1年、生徒会選挙に参加する権利は無いわ。

でも……ね


マクア:?


会長:私の力を使えばあなた達を生徒会に入れるのも容易いのよ?


ノア:力…?


会長:ふふ、知っての通りここアルカナ学園では生徒会が学園のルールなの、そして生徒会の決定は絶対。教師もたちはその決定を拒否することは出来ないわ、もちろん校長もね


ノア:つまりは会長が私たちを推薦してくれたら


マクア:その権利を得られるって事か


会長:ええ、その通りよ


マフラー:まったく会長はすぐ権力でねじ伏せるんだから〜


会長:あら?使う時に使わないと勿体ないじゃない♪


マクア:てことは────


会長:ただし、一つ条件があるわ


マクア:聞こうか


会長:内容は簡単よ♪すこし私たちのお手伝いをして欲しいのよ


ノア:内容は?


会長:あなた達が生徒会に入る存在か否か、それを見極めさせてもらうわ


GM:と会長はあなた達の前に1枚の羊皮紙を出す


«依頼書»

:ジャーベル・ウォーキーの森に潜むゴブリン5体の討伐。

:期限明日の明朝まで。

:討伐したコブリンの戦利品を持ち帰ることが必須条件


ノア:なるほど、実力を知るにはまずは戦いでって事ね


マクア:いいぜ、やってやんよ


会長:あら?結構やる気ね

命を天秤にかける仕事よ、気を引き締めて行かなければ死ぬわよ?


マクア:ああ、わかってるさ


ノア:とりあいずジャーベル・ウォーキーに向かわないと


GM:あ、あと地図も渡されてるので場所は把握してていいよん


マクア&ノア:おけー


GM:ではそのまま部屋を出ていくという形でよろしいですか?


ノア:わたしはいいよー


マクア:同じく


GM:おけ、ではマスターシーン入りまーす

───マクアとノアが生徒会室から出てすぐのこと、残された会長とマフラー先輩は目を瞑り紅茶を飲んでいた。


マフラー先輩:あなたにしては珍しいわね

本当にあの子達を生徒会に入れる気?

まだ1年でしょ?戦闘経験をすくないのにいきなり戦場なんて、下手したら死んじゃうわよ?


会長:そうなったらその程度の子達って事よ、それに…


マフラー先輩:どうしたの?


会長:少し急がないといけないわね

例の組織が動き出したのよ


マフラー先輩:うそ、予定より早いね…


会長:ええ、何としてでも奴らの陰謀は阻止しなければならないわ


マフラー先輩:分かってるよ、それじゃカタナちゃんにも伝えとくね(部屋から出る


ガチャン


GM:残された会長は立ち上がり窓の外を見る。既に冷めきってある紅茶が時間の流れを教えてくれるだろう

そして机の鍵付きの引き出しから鍵を開けその中から数枚に束ねられた書類に目を通す

そしてこう呟いた


会長:«GIA(ガイア)»…あなた達の計画は私が必ず…阻止してみせるわ…


GM:と言うところで終了です!

お疲れ様でしたー!


マクア&ノア:お疲れ様でしたー!

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