第一話[国家(アルカナ学園)]
GM:はい、では続きをやっていきましょう
前回はバジィ先生の試験をクラス全員でクリアしたところで終わりましたね
ノア:大変やったわ
GM:まあまあ、でもやっとこれで普通の学園生活に戻れるじゃないですかw
マクア:ようやく掴んだ自由!好き勝手にさせてもらうぜ!
GM:程々にな…?
マクア:おうよ!(嘘だけどw
GM:何だろうこのとてつもなく嫌な予感がするのは…
マクア:気のせい気のせいw
GM:お、おうw
ノア:はよセッション(ノシ 'ω')ノシ バンバン
GM:おっと、ではここから第二章に入っていきます
2人:お?
GM:ここからこの学園であなた達の行動が大きく左右される場面でもあるかもしれないですね
マクア:ほう
ノア:楽しみじゃないですか
GM:さあ、記念すべき第二章のタイトル名は!
2人:ゴクリ…
GM:CMの後で!
2人:ちゃんとやれ!!
GM:はい…
《第二章:アルカナ学園の生徒会》
GM:あの試験から1週間の月日が流れました
何とか退学せずに生き残ったクラスの仲間たち、皆あの日からちょくちょくと自主練を行っている姿がありますね、それぞれが分からない所や教えれる範囲の魔法などを教え教わっている光景。
クラス全員は『絆』で固く結ばれている感じを覚えさせるほどです。
ノア:ほほう、いいね~
GM:あれからシエルはバジィ先生の特別訓練を行っているらしい、ガイルはマクアから貰ったマギスフィアで自主練しているようです
マクア:おおー!
ノア:バジィの特別訓練ってなんやろ…
マクア:地獄よりキツそうだな
ノア:絶対うけたくねぇ!
マクア:同じ気持ちだw
GM:はいw
ではその様な話をしていると「ガラガラ」と扉が開く音がします、教室に入ってきたのはもちろんこの方エフ先生ですね
エフ先生:はーい皆さん〜、ホームルーム始めますよ~
GM:エフ先生の声で皆が先につく
ノア:先生~おはようございまーす
エフ先生:はい、ノアさんおはようございます
では出席をとりますよー
GM:エフ先生が主席をとり全員居ることを確認してニコニコしながら話だしますね
2人:(うわぁ、何だか嫌な予感がする)
エフ先生:皆さん!バジィ先生の試験を無事合格出来て本当に良かったです!
もう先生鼻が高いですよ!
マクア:先生、それ何回も聞いた
エフ先生:そうでしたっけ?
ノア:もう20回は聞いたよ
エフ先生:何回も言いたくなりすよ!先生信じてましたからね!皆なら絶対合格できると!
もう職員の先生たちにも皆に自慢してますから!
ビック:褒められるのはやはりいいものであるなぁ~
ガイル:まあちょっと度が過ぎてるがな
マクア:全くだ
エフ先生:えー!もう皆酷いですよ!
そんなこと言う悪い皆についでに報告です!
GM:と、チョークを持って黒板に何かを書き出す
《言い忘れてました、テスト予定がズレて明日になりました♡》
クラス全員:………………(テストの存在忘れてた
男子生徒:ぐわあああ!試験に夢中でテスト勉強してねぇぇぇぇ!
女子生徒:な、なんとかなるよ!
ビック:テスト?なんじゃそれは?
ガイル:おいおい…お前マジで言ってんのか…?
ビック:現実を見たくないのじゃ!
シエル:この脳筋…(ボソッ
ビック:聞こえとるぞぉシエル!!
シエル:チッ
ノア:テスト?何それ美味しいの?
マクア:その日サボるか、ノア一緒にどうだ?
ノア:だなぁ、サボっちまうか!
マクア:しゃ!決まりだな!
GM:クラス全員は現実逃避をしているようだ
エフ先生:はーい現実を見てくださいね~
大丈夫ですよ今回の問題は優しいほうですから
きちんとセッションしてたら分かるはずです!
マクア:メタ発言ww
ノア:GMの声が入ってるぞー
GM:おっと失礼w
まあ冗談はさておき、明日からテストですので皆さん頑張ってくださいねw
マクア:受かる気しねぇ
ノア:でも簡単なんでしょ?
GM:まあsw2.0やってたら何とか
ノア:まあ何とかなる
マクア:ぶっつけ本番が俺たちよ、
GM:大丈夫かよw
まあ頑張ってくださいよw
マクア:おうよ!
GM:ではホームルームも終わり一時限目の授業が始まるテストと言う事なのかいつもより皆静かに授業を受けてます
2人も授業聞きますか?
ノア:もちろん聞く
マクア:俺も一応聞いとくわ
GM:おっけーい
では授業を受けている時、数人の生徒達がお喋りをしているようですね
マクア:ふむ、どんな話し?
GM:耳を潜めて話を聞くとこのような話をしているようです
生徒A:あっそうだ、聞いたかよあの話?
先生B:ん?何の話だよ?
先生A:ほら生徒会が2年のクラス半分退学にさせたって言う話だよ
生徒B:ああ!知ってる知ってる!
確か担任に暴力行為をしたって言う生徒を退学にさせた話だろ
生徒A:そうそう、いやあ…相変わらず生徒会の皆様はおっかねぇな…
生徒B:ああ、俺生徒会が通っても目合わせないようにしてるし
生徒A:マジかよ、俺もそうしようかな
GM:という話しをしてますね
マクア:そいつらと席近い?
GM:近いですね、隣ですからw
マクア:マジかw
んじゃそいつらに話しかけるわ
生徒会ってなんだ?
生徒A:おお、マクアってお前生徒会もしらねーの!?
マクア:ああ、全く
生徒B:マジかよ、まあいい機会だ教えてやるよ
生徒会ってのはな…
GM:ではシーンを飛ばしてマスターシーンに入ります
ノア:また来たよ
マクア:ホンマ好きねw
GM:大好きです(キリッ
《マスターシーン》
GM:校舎裏に2人組の不良がタバコをふかしていた。
不良生徒A:ふー、あーマジでやってらんねー
不良生徒B:マジムカつくぜあのセンコーがよ
不良生徒A:いちいち俺たちの事割れ物みてーに扱いやがってよ
不良生徒B:よえー癖になw
不良生徒A:そりゃ言えてるw
2人:ギャハハハハ!
不良生徒B:おい知ってっか?
不良生徒A:あん?
不良生徒B:あの例のクラス退学にならなかったらしいぜ?
不良生徒A:マジかよあのバジィ相手にか?
不良生徒B:ああ、何でもバジィが折れたとか何とかで噂になってるぜ?
不良生徒A:結局バジィもその程度の奴だったってことだなw
不良生徒B:今の俺たちならバジィに勝てんじゃね?
不良生徒A:いつかシメてやろうぜ
アイツ(バジィ)に学園の厳しさをおしえてやらねーとな
?「あら、随分面白いこと言ってるじゃない」
不良生徒A:あ?誰だテメェ?
?:学園の秩序を乱すものは処分しなさい
??「分かりました、会長」
不良生徒B:会長…?
……っ!?まさか!?お前は!?
ザシュッ!!!!ゴキッ!!!!バキ!!!!
不良生徒A:がはっ!
?:さて、あなた達はどう言う処分がお望みかしら?
不良生徒A:な…にを…?
?:あら?聞こえなかったのかしら
同じこと2回も言いたくないのだけれども
不良生徒A:へっ…調子にのんなよこのアマ!(殴り掛かる
??:ふん!キィン!!
不良生徒A:グハッ!…か、刀…だと…
不良生徒B:お、おい!こいつらヤベェって!
早く逃げねぇと!
不良生徒A:何言ってんだ…たかだか女連中に逃げれるかよ!
不良生徒B:間違いねぇ…その赤い髪と真紅の瞳、このアルカナ学園の法を正す者…間違いない!コイツらは!
『生徒会執行部』
?:あら、それはいい噂なのかしら?
不良生徒A:生徒会!?
ま、待ってくれ!俺たちはただここに休憩してただけでっ!
不良生徒B:そ、そうなんですよ!ちょっと授業のトイレ休憩的なアレで!
??:ならその地面に落ちている煙草は何だ?
不良生徒B:こ、これは…
???:あっ、いけないよ~未成年が煙草なんて吸っちゃ~
不良生徒A:い、いや…これはその…
??:授業を受けず無断欠席、及び未成年による煙草の所持、そして我々に対する暴力行為
貴様らのような不届き者には厳しい罰が下される
不良生徒B:へっ!お、お前らにそんな権限はねぇはずだ!
??:貴様、この学園の仕組みを知らない様だな
不良生徒B:仕組み…?
??:退学になるんだ最後に教えてやろう
我々生徒会はこの学園の最高意思決定権を持っている存在だ
《教室》
マクア:最高意思決定権?
先生A:最高意思決定権って言うのは、この学園で全ての権限を取り扱うことが出来る存在なんだよ
マクア:全てだと?
先生B:ああ、しかもアルカナ学園の教師よりも上の存在なんだ。
だから生徒会の決め事は絶対、教師どころや校長も口は出せない。
つまりこの学園は生徒会によって回っている様なものなんだよ
先生A:ある意味一つの国家だな
マクア:……へぇ(ニヤリ
《校舎裏》
不良生徒B:最高意思決定権だと!?ふざけるな!
そんな横暴が許されるか!
??:はあ、これだから低能は困る、会長これ以上話しても無駄です
???:まあまあ~??ちゃんはちょっと固すぎるよ~?ほらリラックスリラックス♪
??:???先輩が緩すぎるのです!もう少し我々が生徒会と言うことを自覚して下さい!
???:あはは…怒られちゃった…
?:ふふ、さてそこの不良生徒さんたちの処分は────
不良生徒A:ま、まってくれ!俺たちが悪かった!もう煙草も吸わねぇ!授業もちゃんと受ける!
だから頼む慈悲を!
不良生徒B:生徒会様!許してください!!
?:ふふふ、ダメよ
あなた達の様な存在は学園を腐らせるの、このアルカナ学園に秩序は必要。
それを乱すものならば、それは私が許さないわ
審判の時よ、あなた達2人には退学処分を言い渡します、即刻アルカナ学園から姿を消しなさい
不良生徒B:ち、ちくしょう…
不良生徒A:こんなことで…
?:はい、さようなら(ニコ
GM:マスターシーン終了です
ノア:やべぇ、生徒会やべぇ
マクア:ノア、ちょっといい事思いついたんだけどw
ノア:んあ?何よ
マクア:ボソボソ…
ノア:おお~いいじゃんw
マクア:だろ!よし!テストなんてやってる時間じゃねぇww
GM:え、一体何をする気…
マクア:なあなあGM?
GM:はい、何でしょうか?
マクア:─────その生徒会って俺たちも入ること出来んの?