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SW2.0リプレイ[超越の英雄伝説]  作者: 有栖
第一章[アルカナ学園の生徒達]
10/18

第四話[思い]

GM:5時限目の授業が終わり、今は休み時間の様ですね。マクアとノアは職員室に向かうって事でいいですか?


2人:おけー


GM:では職員室に着いたところからロールプレイ始めます!ではどうぞ~


マクア:よし、着いたな


ノア:じゃ、コンコンとドアノックしてから入るよ。失礼します


GM:中へ入ると数人の教師がいますね。

バジィ先生はあなた達から見て左側の椅子に座ってますね


マクア:よっバジィ


バジィ先生:ん?なんだ貴様らか、何の用だ?

...それと先生を付けろ何度言えば分かるマクア?


マクア:まあ細けぇことは気にすんな、それよりバジィアンタに聞きたいことがある


バジィ先生:...なんだ?


ノア:シエルの事なんだけど、、、バジィは知ってたのか?シエルの魔力が極端に低いこと...


バジィ先生:その事については初耳だ、だがもしやと思っていた


マクア:なあ、バジィ。シエルがこんな状態じゃ課題どころじゃない、こんな体質なら尚更だろ


バジィ先生:お前は何が言いたいんだ?


マクア:シエルを今回の課題から抜けさせてほしいんだ


バジィ先生:.........


マクア:もちろん虫がいい話なのも分かってる、今回の件も発端は俺達だ。けどもしシエルの身体に何かがあったら心配だろ


バジィ先生:貴様は何を言っているんだ?


マクア:いやだから───


バジィ先生:私は最初にこう言ったはずだ、この世には勝者と敗者が存在する、この学園に敗者はいらないと


ノア:確かにそう言った、けどそれは────


バジィ先生:そしてノア・ゴールド。貴様はこのようにも言ったはずだ。出来ないって決めつけないでくれないか?時間があったら出来るかも知れないじゃない。とな


ノア:...ッ


バジィ先生:出来ないと決めつけているのはお前達ではないのか?

体質?身体に何かがあったら大変だと?

貴様らふざけるのも大概にするんだな


GM:バジィの表情は怒りに満ちていた。

しばらくの沈黙が続く、気づくと周りの先生達は居なくなっていた。

そしてその沈黙を破るのはバジィだった


バジィ先生:シエル、貴様もだ。さっきから一言も喋らずに何をしているんだ?貴様には口がないのか?


シエル:す、すみません


バジィ先生:謝るな、謝罪は言えば言うほど信憑性が減るだけだ。


シエル:は、はい...


バジィ先生:それでシエルこいつらに言わせるだけ言わせて自分は黙りか?

私は貴様の意見を聞きたいんだが?


シエル:わ、私は...


ノア:(自分で言ったことなのに、まさかここで言われるなんて...シエルの事、心から信じてあげれなかった、友達失格かな...)


マクア:(言い返せなかった、バジィの言った言葉に反論出来なかった、コイツ案外生徒の事見てるんだな…)


バジィ先生:私は言ったはずだ3日は待つと、あの課題をクリア出来なければマクアとノア達は退学だと。時間があれば出来ると言ったのはノアだ。そのお前がここに相談してくる事に腹を立てているのだ。そんな暇があれば練習の一つや2つ出来たのではないか?


ノア:確かにそうだな、すまない。私が間違ってた。と頭下げるよ


マクア:確かにシエルの意見も聞かずここに来たのは間違いだった、すまん。とバジィの顔を見て謝るぜ


バジィ先生:期限は明日までだ、お前達は戻っていい。シエルだけはここに残れ、話がある


シエル:はい...


ノア:それじゃ後でなシエル...


マクア:放課後グランドで集合だぞ


シエル:.........


GM:シエルは何も言わずあなた達を見送った、

職員室から出たあなた達は煮え切らない感じを抑えるのに必死だった


ノア:バジィの言ってた事間違ってなかったな


マクア:そうだな


ノア:シエル、来てくれるかね


マクア:さあな、やる事はやったんだ

後はシエル次第だな


ノア:だな、さてぱぱっと授業終わらせて放課後の練習に行くか


マクア:だな!


GM:では放課後まで時間を飛ばします


《放課後》

GM:時刻は15時半過ぎです

授業が全て終わり、数多の生徒達は各自の業務に育んでいた。2人は放課後の練習のため皆が待つグラウンドに向かっていた。


マクア:さて、今日で最後だと思うと余計に身が引き締まるな!


ノア:絶対バジィにギャフンと言わせてやる


GM:ではそう意気込んでいると、後ろから「ねえ」と声がかかります。


ノア:んじゃ「ん?」って言って振り返るよ


マクア:俺も振り返るぜ


GM:ではそこには、ガイルとシエルが立ってました


ノア:おお!お前ら!


シエル「まあ、その…どうせ今日で最後だし足掻いて見ようと思ってさ」


ノア:シエル〜!と言って抱きつくよ!


シエル:ちょ、ちょっと…


ノア:大丈夫!何とかなる!


シエル:……まったく…


マクア:よう、やっと来たか


ガイル:…まあな


マクア:今日1日しか時間は無いんだ、ビシビシ行くぜ!それに俺に秘策があるからな


ガイル:秘策?


マクア:まあ後でのお楽しみって事でw


GM:これでクラス全員が揃いましたね!

では4人はグランドに着きました。

するともう練習を始めている生徒達がいますね

あなた達が来るとビックが気付き手を振りながら駆け寄ってくる


ビック:おー!お主らようやく来よったか!


マクア:おう!待たせてすまねぇな


ビック:む?おお!ガイルとシエルも来てくれたんか!


ノア:ああ、これでようやく全員揃った


ビック:うむうむ、いいの~これぞ青春じゃ!

じゃがしかし大丈夫かの?

ワシらはともかく2人は…


マクア:まあなるようになるさ

ガイル!ちょっとこっち来いよ


ガイル:?


ノア:それじゃシエルは俺と練習しようぜ


シエル:そうね、実際見てもらった方が早いしね


ビック:ではワシらもやるぞおおお!


クラス全員:おおおおおおおお!!


GM:ではマクアのシーンからいこうか

マクアはガイルを皆から少し離れた場所に連れていく


ガイル:なんだよ急に?


マクア:ほら、これやるよ(ポーンと投げる


ガイル:?(ガシッ


GM:マクアは何やら丸い水晶なものを投げてきた

いきなりでびっくりしたガイルはその玉をみる。それは───


ガイル:マギスフィア…?


マクア:そう、魔力回路が欠損してるんだったら道具に頼ればいいのさ

そのマギスフィアに魔力を込めてみろよ


ガイル:………(集中


GM:ガイルはマギスフィアに魔力を流し込む、するとマギスフィアが青く輝き反応する


ガイル:まさかこんなに簡単に魔力操作出来るなんて…


マクア:だろ?お前は俺と一緒で魔動機師(マギテック)に向いてるかも知れないな


ガイル:魔動機師…


マクア:家系だろうが魔力回路が欠損してるだろうが結局はそれをどう補うか、だろ?


ガイル:…………


マクア:一緒に課題クリアしようぜ!


ガイル:(…コイツとだったら)ああ、そうだな


マクア:しやぁ、そうと決まれば特訓あるのみだ

そのマギスフィアを使って魔力をコントロールするんだ


ガイル:ああ、やってやるよ


GM:(ふむふむ、いい感じですね)では次ノアのシーン行きますぜ。

ノアは、シエルと特訓をしていた。

しかしシエルが魔力を引き出そうとしても全く魔力を感じないのだ


ノア:話には聞いてたけど、ここまでなんて


シエル:そう…私には魔力が少ないから

練ることも魔法を発動させることも困難なの


ノア:マジでなんでシエル魔法科に入れたん!?


シエル:わ、私が聞きたいわよそんなこと…


ノア:おかしいでしょコレェ!?


GM:ノアwキャラとプレイヤーが混じってるからw


ノア:おっと失礼wごほん。

んー、どうしたらいいんだろうか


シエル:とりあいず、やれる所だけやってみるよ


ノア:うん、少しでも魔力をコントロール出来ればいいんだから!


シエル:……っ!


GM:シエルは再び集中し始めた、しかし結果は同じだった。しかし諦めず2度3度と繰り返し特訓に励んだ。


ノア:そうそう!その調子!


シエル:んっ…くッ!


マクア:そうそうそうして、腹に力ためるイメージでな


ガイル:腹に…ふッ


ビック:ぬおおおおお!!!


GM:時間は過ぎていく、その皆が練習をしている光景をバジィが見ていた

しかし直ぐに振り返り姿を消した。

そして1時間経過した、するとシエルに変化が現れる。


シエル:……ふんっ!(パァー


ノア:おお!シエルの体から魔力が出てる!


GM:微量だがシエルの体から少量の魔力が出始めた。しかし数秒とも持たず直ぐに消えてしまった


シエル:っ!はあ…はあ…


ノア:やったなシエル!魔力をコントロールできたよ!


シエル:はあ…はあ…、ちょ、ちょっとキツイ…

でも、何とかできた…


ノア:ちょっと休憩にしよう、水取ってくるよ


シエル:はあ、はあ、初めて…出来た…


GM:シエルはこぶしをギュッと握りしめた

強く、強く。そしてその顔には微笑みが。。。


ノア:キタコレ


GM:ガイルの方もちょくちょくと成果を出し始めますね

マギスフィアを空中に浮かす事も出来たが、長時間はやはり無理があるようで。


マクア:後はもう少し時間が伸びれば問題ないな


ガイル:はあはあ…こんなに魔力使ったの初めてだ…


マクア:ははは、だろ?結構しんどいんだコレ


ガイル:だが、手応えはあった

これで明日も同じように上手く行けば…


マクア:絶対大丈夫さ、いつも通りでやれよ


ガイル:ああ、そうするさ


GM:では時刻は17時。特訓はこれで終了となりますね。運命の日は明日、皆やれることはやった後は明日どのように結果を残せるか

クラス全員はどこか不安な気持ちがあるようです


ノア:大丈夫だ皆!この3日間俺たちはやれる事はやったんだそれを明日バジィに見せてやろうぜ!

俺たちが成長した姿をさ!


マクア:ギャフンと言わしてやろうぜ!

あのセンコーによ!


GM:あなた達2人の掛け声でクラス全員はやる気と熱意が高まっていく。

運命の日は明日。

果たして結果はどうなるのだろうか?

と、言うところでシナリオは終了とします!


皆:お疲れ様でした~!

ノア:どうして投稿遅くなったんだい?(にっこり)

GM:いや、その~最近忙しくて…

マクア:あ~俺楽しみに毎日チェックしてたのにな~!

GM:だからごめんてw

マクア:ちゃんとこれから毎日投稿してくれよな!

GM:流石にそれは無理ですわ!!

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