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カラノソラ  作者: たちばなやまと
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桜の便り

人が生きていくということは、様々な「人間関係」を築いていくことと等しいと私は考える。

人は一人では生きてはいけない。知らぬ間に誰かと出会い、繋がり、関係を深め、縁は続いていく、 不意に訪れる別れの日まで…


若さ故、浅はかさ故、繋がるということがどういうことか理解できてなかった、そんな青い春のお話。


慣れないネクタイをしめて、真新しいブレザーに袖を通して家を出ようとしたら

『じゃ、後で学校行くからね』と慌ただしく身仕度をしながら母が言っていた。


高校へ続く坂道を歩きながら、学校のパンフレットを見ていた。私がその時に考えていたのは「学食にするか、弁当にするか」だったはずだ。なんとも緊張感のの無いことだ。


生徒玄関の前に掲示板があって、そこにクラス分けが貼ってあった。クラスを確認し、横にあった一年生の教室に印のついた校内の案内図を見て教室に向かった。

教室に入ると見知った顔が2~3人いた。特別これといって仲が良かった訳ではないので、簡単に挨拶をして自分の席へ向かった。

しばらくたって担任が入ってきた。簡単に挨拶を済ませ、何枚か書類を配って書類の説明をしているうちに予鈴が鳴り、体育館に移動する運びとなった。

廊下に出ると他のクラスからも生徒が出てきていて、何人か友達を見つけて声をかけた。友達と談笑しながら体育館へ向かった。


体育館に入り、用意された席に付き、眠くなる話を小一時間聞いて入学式は無事終了した。

教室に戻りホームルームがあった。出席番号順で一人一人自己紹介をする事に。自己紹介が終わり、明日の予定の確認をしてホームルームはおわりだった。

母と正門で待ち合わせをしていたので正門へ向かった。母を見つけると、幼馴染の母親と一緒にいた。幼馴染の母親と

『入学おめでとう、また三年間家の子と仲良くしてやってね。』


『ありがとうございます、こちらこそよろしくお願いします。』と、月並みな挨拶を交わした。


幼馴染が来て四人でお昼を食べに行く事になった。家の近所にある洋食屋さんが良いと幼馴染が言っていたので、私はそこで良いと同意した。

お昼を済ませて、午後から教科書を買いに行く事にしていたので、幼馴染を誘って一緒に行くことにした。

学校指定の書店に行くと、何人か同じ高校の生徒がいた。そのなかに例の転校生がいた。転校生に声をかけて、買い物を済ませて何処かで話でもしようと言ったら、転校生の家へ行く事になった。手早く必要な教科書を購入して、書店をあとにした。


転校生の家に行くのは初めてではなかった。増築したガレージの二階に彼の部屋があり、裏口から入れるので彼の家族に気を遣うこともあまり無かったので、中学の頃から夜中まで入り浸ったりしていた。10畳程の部屋にキッチンやバーカウンターまで備わっており、さながらワンルームマンションの様な造りも気に入っていた。


三人ともクラスが別々だったので、クラスの雰囲気や同じ中学の誰がいたみたいな話をしていたら、ふいに部活の話になった。幼馴染は幼少の頃から剣道をやっていたので、剣道を続けると。私は中学の時やれなかったからバスケ部に入る予定だと言ったら、転校生もバスケ部に入るつもりだったと言っていた。見学が始まったら一緒に見に行こうと約束をした。


翌日からは授業が始まった。高校生になったのだから授業は真面目に聞こうと決めていたのだが、春の睡魔に勝てなかったと記憶している。

ある教科の初めての授業の日。去年まで教えてた先生が産休に入られたとのことで、臨時講師として若い先生が赴任してきた。その臨時講師の授業だった。

若くて綺麗な人だった。思春期まっただ中の男子諸君はからかったり、質問攻めにして殆ど授業にならなかった。その時は気にも留めなかったが、これが後に大問題になる。


四月も中旬を過ぎた頃、いよいよ部活見学が始まった。ゴールデンウィーク迄の期間に部活を自由に見学して所属する部活を選ぶといった流れになっていた。私はバスケ以外は頭に無かったので、放課後バスケ部が使っている第一体育館に、転校生を誘って向かった。

体育館に入ると、一人の先輩が黙々とシュート練習をしていた。私は「この人上手いなぁ、滅茶苦茶カッコいいなぁ」なんて思いながら見惚れていた。しばらく眺めていると、先輩が此方に気付いた。

『見学の一年?まだ始まらないから一緒にバスケするか?』と声をかけてくれた。

私はちらりと転校生の方に目をやると、転校生もこちらをの様子を伺っていた。

『はい!やりたいです!』私達はそう言いながら、先輩のところへ駆け寄っていった。簡単に自己紹介をしあって、簡単なゲーム形式をする事になった。楽しくて、夢中になってゴールを狙っていたように思う。そうこうしている間に、他の先輩方がやって来て部活の時間になった。

翌日には私も転校生も入部届けを出していた。正式な入部迄待ちきれなかったので、放課後急いで体育館に行って、部活が始まるまでの時間一人で練習していた先輩にシュートの打ち方などを教えてもらっていた。先輩は面倒見が良い人で、部活の前や部活の後によく練習に付き合ってくれていた。


ゴールデンウィークが明けて正式に入部する日がきた。初日は経験者と未経験を交ぜてのミニゲーム形式の試合だった。私は一本もシュートを決められなくて、悔しい思いをしたのを覚えている。その日の部活終りのこと、先輩が声をかけてくれた。

『毎日シュート練習しないとな。上手くなりたいなら人より一本でも多くシュート打たないと。』と言いながら、シュートを打てとばかりにパスをくれた。私は先輩が気を使ってくれているのが嬉しかった。それから毎日のように先輩とシュート練習をして帰るようになっていった。


五月の末に他校との練習試合があると聞いた。毎年恒例の事で新入部員メインの練習試合があるのだと。

練習試合の日。試合と言っても経験者でもなければ、ドングリの背比べの素人、それは向こうの高校も同じような感じだった。

向こうの高校に見知った顔がいた。母親同士が仲が良く小さい頃何度か会った事があった。彼は小さい頃からバスケをやっていた。


一試合目が始まった。お互い未経験者だけのチームでの試合だった。今思えば、試合というにはお粗末なものだった。ゴールは決まらない、パスは繋がらない、挙げ句見ている先輩や経験者から笑いが起こるレベルだった。泥試合はそうやって終わった。勝ち負けも記憶に無い位、恥ずかしかった。

先輩が『フォーム崩れてるぞ、練習した通りやれば良いんだよ。あと緊張しすぎだよ、俺とやってる時みたいに楽しんでやれよ!』と激励してくれた。

二試合目は希望参加で経験者、未経験者の混合チームでの試合だった。私が尻込みをしていると、向こうチームから『〇〇やろうよ』と声がした。友人の彼が手招きしている。私は意を決して出ることにした。

試合が始まり、私の所にボールが回ってきた。マッチアップについたのは友人だった。私はあっさりボールを奪われてしまう。その後も何も出来ないまま時間が過ぎていって残りもあと1分ちょっとだった、『緊張しすぎだって、楽しんでやれ!』と先輩が声をかけてくれた。私はせめて毎日練習したシュート一本位決めたいと思った。


時間的にラストワンプレー。ボールが回ってくる。目の前には友人。一呼吸をおく。その瞬間に毎日目にしてきた先輩のシュートを思い出す。ふっと肩の力を抜いてシュートを放つ。

「パサっ」ボールは放物線を描いてゴールに入っていた。


夏が来て、期末テストの時期だった。臨時講師の授業のテストの日。

テストが始まり、問題を見て私は焦った。『これ習ってないでしょ?』と心の中で叫んだ。と言うのも、あれ以降も授業がまともに進まず私は諦めていつも寝ていたのが原因なのだが、さてはて、本当に解らなくて困ってしまった。仕方がないので諦めてほぼ白紙でテストを終えた。

後日答案が返ってきた。当たり前の話だが、赤点だった。人生初の赤点である。我が校の赤点の対応は二通りあった。再テストと補講だ。この授業は後者だった。貴重な夏休みに毎日補講を受けに来ることになった。


部活では三年生は引退する時期だった。私は三年生の先輩に可愛がって貰っていたので、寂しかった。よくある話なのかもしれないが、三年生に気に入られる事を、二年生が面白く思ってなかったようで、当たりがきつくなり、部活がつまらなくなり次第に行かなくなり、結果的には夏休み明けには退部した。


夏休みに入った。しかし、楽しみでは無かった。毎日、毎日マンツーマンで二週間の補講が待っていたからだ。

補講初日。資料室なる部屋に臨時講師のデスクはあった。そこで補講を受けることになった。

資料室に入ると涼しかった。エアコンがついていた。快適だった。と言うのも、私の高校はまだ当時教室にエアコンは完備されてなかった。

補講の前に軽く面談をする事になった。

『なんで赤点取ったのかな?他の教科は点数良いのに。』と。確かに他の教科は八割以上は取れていた。


『授業になってなかったから、いつも寝てました。』と。いつも姉と接しているからか、あまり年上という感じがしなかったので、素直に本音を言ってしまった。


『ちゃんと授業してます。二学期からはちゃんと起きて聞いて下さい。』と。ちょっとむっとしながら言った。


『冬休みも補講は嫌なので、お願いしますね。』と、皮肉っぽく返した。


初日の補講が終わって、暑い中帰るのが億劫でしばらく涼んでいたら、

『帰っていいよ、今日は。』と催促されたので


『暑いから涼んでいって良いですか』と素直に本音をこぼしていた。


『仕方ないわね、夏休みの課題でもやったら?』と。確かにこの快適な環境なら課題も捗りそうだと思い、鞄を見たが何も入ってなかった。それはそうだ、必要の無いものは重くなるので持ってくる事はない。課題は明日からにしようと、その日は渋々帰ることにした。


臨時講師は話すと意外と話しやすかった。プライベートな事も普通に話す仲になっていた。私はいつしか「臨時講師」ではなく「年上のお姉さん」に惹かれていっていた。

ある日、映画の話題で盛り上がった。私も臨時講師も好きだった映画の最新作がちょうど公開されていた。

『補講頑張ったご褒美に映画連れていってよ』と。半分冗談、半分は本気でそう言った。


『うーん…生徒と先生がそういうのは…ね?』と。濁された。完全なNOであれば、それはそうだと諦められたのかもしれない。


『関係無いでしょ、休みの日に生徒も先生も。』今思えばなんとも無理な言い分である。それが罷り通ってしまうのだから、世の中わからない。


『ばれちゃうと困るから、誰にも内緒だよ?』


『こっちも困るから、大丈夫』


かくして、秘密の約束が成された。


約束の日。待合せ場所に行くと臨時講師はまだ来ていないようだった。それもそのはずだ、私は確か30分も時間より早く向かったのだから。

夏の日差しに照されながら、あの時何を想って待っていたのかはもう忘れてしまったけど、胸の高鳴りだけは忘れていない。

約束の時間より少し早くに車のクラクションが鳴った。音の方へ目をやると臨時講師が車の窓から顔を覗かせていた。私は車に乗り込み、映画館へ向かった。


大好きな映画の最新作、本当に楽しみに待っていた作品だったけど、内容は全く覚えていない。この時はもう頭の中は「年上のお姉さん」で一杯だった。映画を見終わり、少し遅めのランチに行く事になった。

お洒落なカフェだった。なんとも田舎に相応しくない所だった。

食後のドリンクを飲みながら、色々な話をした。臨時講師の学生時代の話や、先生になる経緯や、家族の事や、恋愛の事を。

あまり遅くなるのは流石に、と言うことでランチを終えて帰る事に。家の近くまで送ってもらい、別れ際に私は、

『あのさ、えーと…』もう気付いていた、いつからか生れたて「好き」っていう気持ち。それを口に出そうとしていた。


『何て言うかさ…えーと…』


『どうかした?』


『明日からも勉強しに行ってもいいかな?』言えなかった、勇気が足りなかった。


『もちろん。勉強する生徒を助けるのが先生だからね。』と笑っていた。


夏休みの間、予定が無い日は毎日の様に資料室に通っていた。夏休みも終りにに差し掛かったある日のこと、私は夏風邪を引いていた。

それでも資料室に行った。ただ逢いたい、その思いだけで逢いに行った。

『あれ、なんか元気無いね?』


『ちょっと風邪ひいたみたいで』


『えぇ、じゃあ家でゆっくり休んでなきゃ駄目でしょ。』


『いや、先生に逢いたくて。』


『えっ?いやいやー、毎日来てるでしょ?』


『毎日来てるよ、一日でも逢えないの寂しいから。』


『…どういう意味』


熱でぼーっとした頭は考えることを止めていた、思ったことを何のフィルターに通す事もなく、発していた。


『好きなんですよ、先生の事』


『…』


『まぁ、困りますよねそんな事言われても。生徒と先生ですもんね。』


『…』


『大丈夫、最初から期待はしてないから。』


『…』


『いつもみたいに笑って流してよ、冗談でしょって茶化してよ、きっぱりと断ってよ、なんでそんな顔で黙ってるんだよ。』


『私も同じ気持ちだから…生徒と先生なんて上手くいかないの解ってるから。でも…そんな風に想っててくれたのが嬉しくて。』


世界は不公平だ。同じ気持ちを抱きながら、交われないなんて。生徒?先生?もう知らないよ、とっくの昔に私の中の歯車は回り初めてしまっているのだから。


『俺と付き合って下さい。』


『はい…』


この時の私に言ってやりたい。良くやったと。言いたい事一つ満足に言えない日が君にもいずれ来るのだと。失敗して、傷ついて、傷つけて、後悔して少しずつ大人になっていくのだと。だからそれまでは、せめて素直に生きなさいと。


順調だった。毎日が幸せだった。放課後は資料室で勉強しながら話をしたり、休みの日にはドライブに行ったり、彼女の家に行って手料理を振る舞って貰ったり。

しかし、永遠の幸福などありはしないのだ。私は人生で初めてその事を知ることになる。


寒い冬の日、天気は雪。私はいつものように資料室に向かった。窓際のデスクに彼女が座っている。もはや見慣れた光景だった。ただ一つ違ったのは彼女の様子。


『寒いねー。なんか暗いけどなんかあった?』

彼女は黙って私に一枚の紙を渡してきた。それは隣県の高校からの採用通知だった。


『来年の春から、本当の先生になれるみたい』と崩れた作り笑いで言った。


『えっ?〇〇県行くの?なんで?会えなくなっちゃうじゃん?』あまりに急な話で、私は幾らか困惑していた。


『うん、ごめんね。中々会えなくなっちゃうね。でもやっとちゃんと先生になれるから応援して』


『ごめん、今日は帰る。』私はこの時、身勝手にも裏切られたと感じてしまった。彼女の本当の気持ちも知らないまま。


それから私は資料室に足を運ぶ事は無くなった。彼女の授業も出ないでサボっていた。顔を合わせ辛い気がして、あからさまに避けていた。

三月の終わり頃のことだ。彼女から電話がかかってきた。最後かもしれないから、顔を見て話がしたいと。翌日に私は通いなれた資料室に向かった。


資料室に入ると、彼女はデスクの整理をしていた。嗚呼、本当に行ってしまうのだと、現実を突き付けられた気がした。


『なんか久しぶりだね、毎日同じ学校にいるのにね。』いつものやわらかい口調だった。


『うん、避けてたからね。』悪戯っぽく、笑いながら言った。


『もう、明日でこの学校最後だから。話しておきたくて。嫌だったかな?ごめんね。』


『嫌じゃないよ。ただ離れるのが寂しかったから嫌だ嫌だって…子供みたいだよね?って子供なんだけど』


『私も寂しいよ?でも、どうしても先生になりたいんだ。怒ってる?』


『怒ってる』


『ごめん…』


『嘘だよ。』


『良かった』


『でも、毎日逢ってたのが逢えなくなるのは嫌だから、別れよう。』


『うん、わかった。ごめんね本当に。』


『ごめんばっかりだね、俺はありがとうが良いな。今まで本当にありがとう。』


『ごめんね…ありがとう』


こうして私の青い春は終わった…はずだった。


新学期が始まり、お馴染みの始業式。私は式が始まるまでの間仲の良かったクラス委員の女子と話をしていた。


『久しぶりー、休み明けは怠いねー』


『いつも怠そうだけど?』


『そうかも。そう言えば春休み何処か出掛けた?』


『いや特にどこに…あっ、行ったよ〇〇先生のお葬式。』


『えっ?何いってんの?』

私の頭は現実を拒む。委員長の言葉の意味を理解するのを拒む。


『春休みに自殺したみたい。クラス代表ってことで私がお葬式に…』


頭の中にまるで火花が散ったかのような感覚を覚えて、私は無意識のうちに、

『何意味わかんないこといってんの?帰るわ。』

と吐き捨てて体育館を後にした。


家に帰って私は飲み物を取りに台所へ向かった。その時テーブルの上に置かれた郵便に目が行った。パラパラと見ていると私宛の郵便が一通あった。封筒には差出人は書かれていなかった。椅子に腰掛け、飲み物を飲みながら封を開ける。そこには一枚の絵葉書が入っていた。サクラメールと呼ばれる春限定の絵葉書だった。差出人は…もちろん彼女からだった。


内容はほとんど覚えていない。後に聞いた話では彼女は遺書を遺してはいなかったとのことだ。私が覚えているのは、忘れられないのは、忘れることが許されないのは、最後の一文だ。


『あなたはこれから色んな人と出逢い、恋をしていくでしょう。いつか私の事も忘れてしまうでしょう。卑怯な方法だけど、あなたの中に残り続けるにはこんな方法しか思い付かなかった、ごめんね。大好きです。』


止めどなく涙が流れてきて、どれくらいその場で泣いていたのかも覚えていないが、涙が枯れた頃には、冷めた飲み物と燃えた手紙がテーブルの上にあっただけだ。


あの夏の太陽の下で、私は初恋をしたんだよ。貴方の願い通り今も私の中には貴方が居て、忘れることを許してくれない。それでも私は歩き続けなければ行けないから、せめて私の初恋を貴方の想いと一緒にあの夏の空に置いていくよ。


次回も引き続き高校生~になります。

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