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設定集 ――用語

そろそろ忘れたり矛盾が出そうなので、脳内にしか存在しなかった設定を文章化。

極力ネタバレは避け、既に描写されている物、事だけを書いて行くつもりですが、見落としが有るかもしれませんのでネタバレが嫌いな人はご注意ください。また、これから読む場合は飛ばしてください。

また、ここに書かれている事は確定ではなく、こっそり変わったり、追加されたりする事も――多分結構あると思います

11/01:未完結です。この先の更新は無いかもしれません。


ネタバレ回避用空白













◆実世界 ――物質世界、こちらの世界。実体のある、弥珠朱達が住む世界の事。

 物質世界、現実世界の事。

 聖霊が住む場所である精神世界の対義語として作られた。

 精神世界よりも新しい世界と言われているが……

 精神世界とはお互いに大きな影響を及ぼしあっている。



◆精神世界 ――実体の無い、聖霊たちが住む世界。霊界とも。

 聖霊の住む世界、物質としては存在していない。

 今のところどんな方法を使っても科学的に観測し存在を証明することが出来ない。

 ごく一部の例外を除き、退魔師以外の一般人は存在自体を知らない。



◆外の世界 ――実世界でも精神世界でも無い、それらより外に広がっている世界。弥珠朱と悪魔が初めて会った場所。




◆聖霊 ――精神世界に住む者達の総称。

 精神世界に住む者全てを指す言葉。

 根本的には魔物との違いは無い……というよりも、魔物自体が聖霊の一部である。

 本来霊界に住む者全てを聖霊と呼ぶが、現在では特に聖霊の中でも汚染されていない物を指す場合が多い他、退魔師と契約した者だけを呼ぶ場合が在る。

 聖霊とは本来神の位格を指す言葉で、精神体である霊としては精霊とする方が正しいが、ここでは聖なる霊と言うそのままの意味で用いる。

 退魔師が自分たちが用いる力に魔物とは違う聖なる物である事を求めた結果とも、また、魔物と言う邪を倒すのだから聖だと言う対義語として聖と言う文字を使ったとも言われる。

 実世界のモノとは違い、基本的に純粋な寿命という物は無いと思われる。


◆→魔物 ――聖霊の中でも特に、増悪に汚染された状態で実世界へ顕現したもの。

 聖霊の中でも人間の増悪、悪意等で汚染された者、実世界へと顕現した者を指す。

 (精神世界にいる汚染された聖霊を魔物と呼ぶかどうかは人によって別れるが、基本的には顕現したもののみを指す場合が多い)

 10年を超えて生きれば多少の思考力を持つようになり、人を殺せる程度の力を持つと言われるが、精神世界側での動きを観測する術が殆ど無いため詳しいことは分かっていない。

 少なくとも100年を超えて生きた魔物が増悪をコントロールし、人間と上手く付き合えたという文献データは存在するが、個体差が激しいのではと言う意見も有る。

 実世界に顕現したとしても本当の意味での実体は持たず、半分以上は精神世界に居る状態で、実世界の物質によっては基本的に傷付かないとも言われるが、その辺りは検証不足によって明確な線引が出来ない。

 銃弾、車等をすり抜けるようだが、過去に車とぶつかった例も在り、よく分からないというのが実際の所。

 銀の銃弾、十字架や聖水、等が効果的であったことから、何かしら実世界の物質に込められた意思も精神世界とつながりがあると思われる。




◆コスモゴニア ――世界の歪みを修正している力と言われる何か、神話時代の神術?

 色々諸説あるが、退魔師一般的にはMASDが創ったと主張している神話時代の神術の事。

 何処かの神社にその術式が存在する……とか、世界に埋め込まれているから術自体を見ることは出来ない……とか言われているが、あまり信じられては居ない。

 世界の歪みを修正している力、神の秩序等とも呼ばれる。

 詳しい理屈も、その術の発動地点も、維持し続けている方法も一切不明。

 全ての術による影響を限界は有るとはいえある程度吸収、修復してくれる巨大な術と思えば大体そんな感じの効果――らしい。

 効果が存在しているのは確かな様子だが、それが本当に術なのか、世界という存在が持つ力なのかまでは誰も知らない。

  >名前の由来:秩序――コスモスより。実は作者はイマイチ理解できていなかったりする元ネタ→ギリシア科学より宇宙生成論(コスモゴニア)神々の生成の物語(テオゴニア)の方がそれっぽい気もしたけど、コスモスと掛ける事を優先。




上那ウエダ市 ――東城 連が住む、犯罪率の高い眠らない街。

 この世界における、日本の大都市の一つ。

 眠らない街と言われる程、街が年中真夜中まで明るい。

 ビルや二四時間営業の店が多く建ち並ぶが、それに比例するかのように犯罪も多い。


◆→エスニシティ ――上那市の魔物側の呼び名。

 魔物側の上那市の通称。

 シティと都市シティーというダジャレと、魔物たちの支配する街と云うMASDに対するアイロニーが込められている。




◆MASD ――退魔師援助機関。 対魔物殲滅術師団・MASD

 神社などが中心となって作られた、退魔師同士がお互いに助け合うための援助機関――対魔物殲滅術師団・MASD《Monsters Annihilation Surgery Division》。

 退魔師はその殆どが所属している。格好つけて英語を使ってるのだが、英語の苦手な弥珠朱でも分かる程まともな英語になってない。

 法術や魔術、神術と呼ばれる物、つまり魔物に対して有効な術を独占している。

 MASDに所属すれば、危険度の高い術や、特許が取られている物を除く全ての術を(お金さえ払えば)教えてもらうことが出来る。

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