表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇  作者: ひよりん
2/2

story1 光の戦士!ジュエルスローズ

 私は、生まれつき心臓に障がいがあって。

学校にもなかなか行けず、気弱で引っ込み思案な性格もあって、友達がいなかった。

私が居ても居なくても、この世界の時間は何事もなく過ぎていって。

私はこのまま、誰の役にも立てないまま生きていくのかなぁって。

そう考えると、寂しくなった――…

 

 

 

「じゃあ小波さん、ここで待っててね」

「は…はい…」

私――小波桃香は、1-Aと書かれた教室の前に立っていた。

私は、今日この学校――――白峰学園――――に転校してきた。

その理由は、両親がパリヘ仕事に行き、お婆ちゃんの家に来ることになったからだ。

「今日は、皆さんに転入生を紹介しまーす!」

テンションが高い先生だな、と思った。

「小波さん、入ってきてー」

来た。

凄く苦手な行事。

やっぱ、両親についていけばよかったといまさらながらに後悔する。

両親は、パリへ今行っており、桃香は祖母と二人で暮らしている。

その関係で、この町に引っ越してきたのだが―――

何十人もの顔に見つめられ、桃香はすっかりあがってしまった。

「…あの、えっと、小波…桃香…です。その…よろしくお願いします」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ