~出会い~
新しい小説書きました!
完結までお付き合い下さい!
今、道を走り続けている少年は雷門 蓮。
かなりカッコイイ顔立ちをしている。 女運は自分ではかなり悪いと思っている。
俺がなぜ走っているのか教えてあげるよ。
まずは、俺の持っているものを見てくれよ・・・。
彼の腕には肩よりちょっと長いストレートな髪と、かなり可愛らしい顔立ちをしている中学生ぐらいの女の子がいる。
いわゆるお姫様抱っこである。
何故、こんな事になったのか・・・教えてあげるよ・・・ハァ~。
回想
俺は駅前で一人ぶらぶらと歩いていた。 俺は部活に入っていない。これと言ってやりたい事もない。
ぶらぶらしていると、人だかりが出来ていた。 そこを覗くと、不良達が150あるかないか小さな女の子に絡んでいた。
人だかりは不良だった事に気づいたのは手遅れ・・・
予想通り絡まれたよ・・・
ケンカするとな・・・相手が・・・
そう思って女の子を抱えて走りだした。
これが回想です・・・
でも、助けなくちゃならない状況だったから・・仕方ない事だよな。
俺は人通りの少ない路地にきた。 此処なら見られても平気だな。 チクられると厄介だしな。
「来いよ。 相手になってやる。」
俺は挑発してみる。 運動神経抜群な俺は3、4km走っただけでは疲れない。
自慢じゃないけどな♪
「うらぁぁぁ!!!」
相手一人が殴りかかってくる。
相手は10人ぐらい・・・余裕かな?
シュッ・・・
相手を軽々吹っ飛ばす。
「女の子をイジメるのは良くない事だよな?俺は誰かを傷付ける事は許さない・・・」
「なっ!?」
俺は5秒で全員倒したーーーー。
「助けて下さってありがとうございます! ほんとに助かりました!」
女の子が礼を言ってくる
「助けるのは当たり前だよ。怪我ないか?」
「大丈夫です。」
「そっか、ならいーけど。
立てるか?」
俺は手を差し出す。
「ありがとうございます。」
女の子は手を掴んで立ち上がる。
「俺は雷門 蓮だあんたは?」
「私は橘 萌と言います。 新王女子高校に通っています。」
「新王女子!? 頭いい高校じゃねぇーか! 萌頭いいんだな」
「そんなことないですよ。雷門くんのほうが凄いよ」
「雷門じゃなくて、蓮でいいよ。それに敬語じゃなくていいしな」
俺は素直にそう思った。
「そっか。わかったよ。 蓮君のほうが凄いよ。私、よく絡まれる事が多くて・・・一人じゃ何にもできないから・・・」
こいつ・・・自分がかわいいからナンパされてるってわかってないのか?
「萌がかわいいからナンパされるんだよ。」
「ふぇ!?/// かわいいって! ・・・私が!?」
「そんなに驚く事かよ・・・まぁ、危なくなったら俺が助けてやるよ。」
「驚くよ・・・ それどうゆう事?」
「新王女子って共学になっただろ? そこに俺編入する事になったから。」
「えぇーーーー!! そうなの!?」
「だから~そんなに驚く事じゃないから・・・だから、萌を守ってやるよ」
「・・・ほんとに? 」
「ほんとに」
「・・・よろしくお願いします・・・//// 」
これから運命の歯車が回り始めた・・・・・・
これが過去に縛られている少年と、少女の最初で最後の出会いーーーー。
よんでくださりありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!