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42. 星の国 言葉が変!?

読んでいただきありがとうございます。


この一話はエセ関西弁バージョンとなっていて少し読みづらいかもしれませんが、関西人の私としては楽しんでもらえたら嬉しいと思います。


ですが、読みづらければ飛ばして下さいね。




 ヤバイよ、ヤバイよ~!


 あ~、呪いのせいか話し方がいつもと変わってるやん!


 なんちゅ~恐ろしい呪いや~!って、ますます悪化してへん?これは早いこと呪いを解かんとヤバイかも。


"何でみんな変な話し方になってるの?"


 あれ?妖精さんはいつもと話し方が変わってへんな。


「これ…呪いのせいやと思う。早く解かんとこの話し方で固定されそうやねん…」


"え!そうなの。じゃあ、早く呪いの場所探しをしないとダメだね"


 ん?いつもより妖精さんの話し方が丁寧になってる気が…。それに素直というか…いつものツンデレはどこにいったんや?


 気になるけど今は呪いの場所探しをしんとあかんな…。


「そやね。さっき言っていた仲間が集められている場所が怪しいと思うさかいそこから行ってみようか~。場所わかる?」


 妖精さんは目を閉じて手を耳に当てて何かを聞くことに集中しているみたいや。


"仲間の声が聞こえるのはあっちよ"


 やっぱり素直になっている妖精さんが指差したのはネジ曲がった木の森の奥。


 怖いけど行くしかあらへん!と気合いを入れて森に入る。


 森の中に入ってもやっぱり木はネジ曲がっている。前世の知識だと地場が強い土地の木はネジ曲がるとかって聞いた事があるような…ないような。ここも土地に問題があるからまっすぐ育たんのかな。


 はぁ…自分で話してる言葉に違和感しかあらへん。


 早く呪いを解かんとあかん…。


"あそこからみんなの声が聞こえてる"


 妖精さんが指差しているのは精霊の国でよく見ていたログハウスみたいな家や。この国では初めて見たんちゃうかな。


「あっ、扉に鍵がかかってる」


 離れた場所からでもわかるくらい大きな鍵がかけられてます。それに結界も!


 うっすら膜のように家を囲んでる。ごっつい手が込んでるな。


"これって…私達の力を奪い呪いの力に変換しているんだわ!許せない!!!"


 妖精さんが結界近くまで行き、中の様子を伺いながら激怒してます。


 そりゃそうだよね。仲間の力が勝手に奪われて悪いことに利用されてるんだから怒るよ!うちでも怒る!!!


 はっ!…とうとう私の事をうちって言ってる~!


 ヤバイよ~!早く解かんと~!!!


"腹減った~!早よ~飯にしようや~!"


"そうどすな。うちも兄さんに賛成"


 やだ~!モコもキュートと悪化しと~やん!私もか!


「今はちょっと…待って欲しいかな。先に呪いを解かんとあかんから」


"そんなもん壊したら済むんちゃう?"


"そやね。うちも手伝いますさかい"


 エセ関西弁バージョンだと凄みを感じると思うのは、うちだけでなのかな?モコとキュートからどす黒いオーラを感じます!


「家の中には妖精さんの仲間がいるから壊すのは危険やと思う」


"ほな、あの結界を早よ解いてか。そしたら家ごと浮かして移動させたるさかい"


 …モコさん力業だね。


"悪人がいるんだったらうちが重力かけて抑えますけど?どうしはりますか?"


 キュートさんも裏の顔が出てますよ~。


 いや、この二人の圧が怖い!…というか人格…いや犬格が変わってない?


 どうしようかな。冷静に考えればモコの作戦はありかもしれない。あの場所に魔法陣とかをかかれていて影響があるかもしれへんから場所を移動させた方が良いのかも…。


 キュートの作戦?は、人が出てきたらお願いしようかな。目がランランとしていてやる気に満ちているからしないとは言えない。言ったらどうなるのか…考えたくない。


「結界解除!」


 家に張られていた結界は私でも解除できるものやったのですぐに解除し、モコに家の移動をお願いしました。


 トコトコと歩いていき家にピタリと体をくっ付けるとまるで磁石で引かれあっているみたいにモコの身体に家がピッタリとくっついてる。


 ヤドカリならぬヤドイヌ?誰かに見られたら新種の魔獣だと思われそうやわ。


 家が移動すると、やっぱりというか魔法陣がかいてありました。


 たぶん、これで妖精さん達の動きを止めていたんだと思う。酷い話しだよね。


 あれ?言葉が戻ってきてる。


"ちょっと!もう少し優しく下ろしなさいよ!中の子達が驚くでしょ"


 どうやらモコが家を下ろす時に乱暴におろしたみたいで妖精さんが怒ってます。あ~、ツンデレは戻ってきてる~。


"うるせえな。なら自分でやれば"


"お兄様!女性に対してその口の聞き方はダメですわ"


 モコもキュートも通常運転だ~!何だろう…涙が出ちゃうよ。


 いや、それどころじゃないんだった。


 急いで家の扉を開けて中の確認をする。妖精さんも一緒に入ってきた。


「うわ…酷い」


 中に居たのはやつれた姿の妖精さん達だった。たぶん、死なない程度に食事を与える為か椅子にくくられて目隠しをされている。羽は飛ばないように傷つけられていて…。


"羽が…あれだと飛べない…"


 一緒に入った妖精さんもショックを受けた様子だ。


「ヒール。再生!」


 私は癒しの力と同時に再生の力を使った。これで羽も元通りになるはずだ。目隠しを外す前に羽を戻しておかないと捕まっていた妖精さん達のショックは大きいだろう。


"…ありがとう!やっぱり私の目に狂いはなかったわ"


 妖精さんに抱きつかれてお礼を言われちゃいました。テヘッ。


 羽を再生したので目隠しと身体を縛られていた縄をほどきます。


「大丈夫ですか?」


"…人…間だ"


 妖精さん達の瞳に恐怖の色が見えました。余程恐ろしい目に合ったのかもしれません。


 私を見た妖精さん達はすぐに家の端まで移動して固まり震えています。


 同じ人間がしたことに怒りと悲しみを感じます。


"大丈夫よ!この人間は皆を助けに来たのよ。安心して良いわ"


 妖精さんがそっと近づき仲間に話しかけます。


 チラリと私の方を見た後妖精さんに何かを聞いているみたいです。


 私は待つしかありません。


 ボンッ!


 その時外から大きな爆発音みたいな音が聞こえてきました。


 今度は何~!?















読んで下さる人が増えてきたので投稿頑張りたいのですが、明日はお休みします。



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