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第103話 雷水鳴轟 一

初心者マーク付きの作者です。

暖かい目でご覧ください。

 

 聖光学園の端、新人戦の最中という事もあってか人気の無い校舎裏を、ヴィルとフェリシスは標的を追ってひた走る。

 標的は曲がり角を駆使してヴィル達を撒こうと画策しているようだが、幸いにも向こうの走りは速くなく、見失う事は無さそうだ。

 更にヴィルとフェリシスは互いに手首を握り合う形で繋がっており、ヴィルのエネルギー操作魔術の恩恵を受けて加速している状態にあった。

 結果標的との距離はぐんぐんと縮まっていて、あと少しで手が届きそうな所まで迫っている。

 だが標的側に遠慮は無いようで、捕まりそうになると見るや土魔術で槍状の礫を飛ばしてきた。

 直撃すれば大怪我を免れない威力だったが、ヴィルは魔力装甲を張った手の甲でいとも簡単に土の弾丸を弾く。

 その一瞬の隙で、標的は聖光学園の関係者以外立入禁止区域の表記がある、地下への扉を開いて潜って行ってしまった。

 扉の前で立ち止まり、フェリシスに視線を向け覚悟を問うヴィル。

 視線を受けて直ぐ、フェリシスが目を合わせて頷くのを見るとヴィルも頷きを返し、二人は地下への一歩を踏み出した。

 整備された施設なだけあって、照明と光量の申し分ない階段を二人で下って行く。

 転んで怪我をしないよう速度を落とし、細心の注意を払っての進行だ。

 どこか既視感のある光景に、ヴィルの脳裏に直近の嫌な記憶が蘇る。

 流石に毒は無いだろうが、地下かつクラスメイトとの戦闘が待っているとなれば連想されても仕方が無いだろう。

 あの時も非常に長く複雑な階段を下らされたものだ。

 ただ今回階段自体はそこまで長く無いようで、途切れた先にはやや緩やかな傾斜が続いていた。

 そこからはまた走る速度を上げ、残りの距離を詰めにかかる。

 閉所の反響で凡その距離が測れるヴィルの耳は、逃げる標的がそう遠くない場所を走っている事を捉えていた。

 と、その足音が突如抜ける。

 恐らくは広い空間か何かに出たのだろう、深度からしても地上に逃げられたとは思えない。

 やがて、走っているとヴィル達の視界にも空間へ繋がる光が見え――そこから三色の魔術が飛来する。

 それは明らかに対人に手慣れた反応速度と躊躇の無さ、どうやら相手は一人や二人ではないらしい。

 ヴィルは()()()を引き抜くと魔術で強化を施し、フェリシスと繋いでいた左手を放し迫り来る魔術を斬り払う。

 追撃は無い、今の魔術は牽制であり、自分達で仕留める気は無いのだろう。

 ならば一体、誰がヴィルとフェリシスを打倒するというのか。

 その答えはもう間も無く明かされる。

 通路を抜けた先、広がった地下空間は備品を管理する倉庫のようだが、新人戦の為か中身の殆どが持ち出されている様子で、ちらほらと残された備品が散見される程度だった。

 そして肝心の標的だが、室内には帯剣した男が数人こちらを向いており……


「ああ。ようやく追いつけたよ――サラ・フランクス」


 追い詰められた淡い色をした髪の少女――サラ・フランクスが怒りに表情筋を震わせて叫ぶ。


「何で……!何であんたらが追ってくんのよ!あれだけ人がいる会場で見つけられる訳ないでしょ!」


「生憎とうちには優秀な索敵要員が居てね。見つけるのはそう難しくなかったよ」


 その索敵要員ことニアは、現在地上で工作中だ。

 今回は学園の敷地内という事もあって、後処理にも気を配らなければならない。

 そんな事を考えつつも向けられる殺意を飄々と受け流すヴィルは警戒を解かず、敵全員を視界に入れたまま本命の人物を探す。

 まだ見えないが、この肌が泡立つ嫌な感覚からして近くには居る筈だ。

 ヴィルと同じ感覚を抱いているのか、フェリシスの横顔は強張り微かな緊張が見える。

 彼女は近くに居るヴィルにしか聞こえない位の音量で呼吸を入れ、怯えた表情で殺意を剥き出しにするサラに口を開いた。


「まさかあなたが元凶だとは思いもしませんでしたよ、サラさん。入学当初からマーガレッタ様の派閥に入り、共にマーガレッタ様を支える……友人だと思っていたのに……」


「友人?支える?ハッ、バカ言わないで!どんなおめでたい頭してたらあたしがあんな女の傍に好きでいるとか考えるわけ?理解に苦しむんだけど」


 痛惜の思いを鼻で笑い飛ばしたサラに、フェリシスが一段と悔し気な表情になる。

 それも当然か、敬愛する主人を歪めた張本人であるサラに、マーガレッタの最も傍にいた自分が気付けなかったのだ。

 その後悔は察して余りある。

 だからヴィルは敢えて安易に慰めたりせず、頭の中の情報を整理しながら吐き出していく。


「サラ・フランクス、アルケミア学園一年Cクラス所属。座学実技共に平凡で特筆すべき点は無し。不祥事を摘発されて没落した旧フランクス子爵家の長女で、没落以降は母と二人、自身も労働をしながら日銭を稼ぎつつ入学費を捻出して学園に入学する。これが君の主な情報だ」


 没落以外の情報はマーガレッタの周囲を洗い始めた当初、順番に生徒を調べていく上で知った内容だ。

 ――サラ・フランクス、彼女を構成する全てにおいてヴィル達の興味を惹く部分の無い生徒だった。

 だが調べていく内に彼女が元貴族である事、そしてその生家であるフランクス家が取り潰された経緯にマーガレッタのアルドリスク家が関与している事が発覚し、更に調査を行った結果主犯であるという結論に至ったのだ。

 その真偽は問わずとも、サラのつまらなさげな顔を見れば一目瞭然。


「ふぅん、その程度の情報なら隣の女の家を動かせば手に入るだろうし、別に驚きゃしないわよ。追い詰めたみたいな顔で語ってくれちゃってバッカみたい。こっちには切り札があるってこと、忘れてるわけじゃないわよね?」


 仄暗い狂気を瞳に宿し、厭らしく嗤うサラがこれ見よがしに響かせるように指を鳴らす。

 瞬間空間内の空気がずんと重くなり、ヴィル達が入って来たのとは反対側の通路から一人の少女が姿を見せる。

 昏く沈んだ翠玉の瞳、螺旋状に巻かれた黄金の髪を揺らしながら歩く姿に覇気は無く、その代わりに尋常ではない暗黒の魔力を纏う。

 右手には既に抜かれた忌むべき()()、少女は無気力な表情のままサラの少し前まで来て止まった。

 変わり果てた姿ながらも、人々の目により高貴に映るよう改造された制服が何よりの証拠として、その正体を明示している。


「――マーガレッタ様……」


「そう、そう!そうだ!!これがあんたが愛してやまないご主人様の姿よ!あんなに偉そうにしてたくせに、今じゃあたしの命令を素直に聞く犬同然の存在だけどねぇ!!マーガレッタをここまでもってくるのにどれだけ時間を掛けたか……!あんたらには見当もつかないでしょう、あたしがどうやって」


「どうやって彼女を操っているのか?その種はもう割れてるよ。アンドレアルフスだろう?自慢気な種明かしは結構だ」


 意気揚々と話しかけたサラの言葉を遮り、ヴィルはこのやり取りに意味が無い事を言外に告げる。

 通常ならば、アンドレアルフスという薬物の存在は事態が解決した後であっても、使用していた事実が発覚しない事もある位に隠密性の高い代物だ。

 独特の臭いで特定は可能だが、それも一度嗅いでいなければ難しい。

 まさか存在が知られているとは考えもしなかったのだろう。

 あまりにも呆気無く秘密を知っていた旨を明かしたヴィルに、サラが口をぱくぱくと開閉させて絶句する。


「な、な、な」


「それと、何故()()()()()()()呪剣がそっちの手元にあるのかには興味が無いんだ。それよりも、僕は君達がどうやってアンドレアルフスを入手したのかの方が気になるかな。あれは凄まじく高価な素材と多大な時間を掛けて、それでも極めて少量しか生成出来ない高級品だ。一犯罪組織がおいそれと手に入れられる程安い代物じゃないんだよ。――背後には誰が居る?」


 マーガレッタの圧を退ける程の鬼気を纏ったヴィルの瞳が、サラと立ち塞がる男達を睥睨する。

 今回ヴィルが目標としているのはマーガレッタの身柄の保護と、この件に関わった人物の背後にいる何者かの情報を得る事だった。

 前者は最優先事項として、サラを含む一団が何を目的としているかよりも重要視していたのが後者だ。

 上手く事が運んだとして、一つの公爵家を弱体化させられるとしても支払うコストは莫大なものとなる。

 ――最低でも侯爵以上、それがヴィルが見た黒幕の正体だ。


「そ、そんなの聞かれたって答えるわけないでしょ!?マーガレッタ、そこの二人を殺して!!」


「……あなた言われなくたって、元よりそのつもりですわ」


 サラの命令を聞き、薬の効果で思考誘導を受けたマーガレッタが呪剣バルスラグを正眼に構えた。

 それに続くように周囲の男達もまたそれぞれに構えを取り、空気が張り詰める。

 ヴィルはフェリシスの前に立ち、彼女を守る位置に付くが、その視線は背後のフェリシスへと向けられていた。

 最後の覚悟を問うヴィル、その意図を汲み取ったフェリシスは頷いて意思を示す。

 フェリシスの瞳は、当初の決意そのままに澄んだサファイアの光を放っていた。

 ヴィルの口が小さく笑みを形作る。


「それじゃあフェリシス、僕はサラと取り巻きを抑えるから――マーガレッタ様を頼んだよ」


「ええ、頼まれました。マーガレッタ様は私一人でお相手します」


 やや芝居臭く返し、普段通りに笑むフェリシスが右手をマーガレッタへと向ける。

 二人の予想だにしていなかった行動に、サラと男達がどよめく。

 マーガレッタ本人だけが一人、気分を害したという風に目を細めた。

 遅れて、サラが吼える。


「何、言ってるわけ……?あんたが、マーガレッタに!勝てるわけないでしょうが!!」


 怒りのあまり顔を真っ赤にして、声が裏返る程に怒鳴る。

 一体何を恐れているのかはヴィルには分からないが、そんな事はどうでもいい。

 フェリシスはマーガレッタの身に起きている事態を把握して直ぐ、ヴィルにある相談を持ち掛けていた。

 その内容は、マーガレッタと戦う際は一対一でやらせて欲しい、というものだ。

 当然無茶だと、一度は反対した。

 理由はいくつか挙げられるが、魔力量と魔術適性の差、それから何より剣が使えるか否かというのが大きい。

 もしも接近戦に持ち込まれでもすれば、まず間違い無く呪剣を持つマーガレッタに軍配が上がる。

 そう伝えても尚、フェリシスは自分が戦うと、そこだけは譲れないと言って聞かなかった。

 ヴィルはフェリシスの気持ちを察し、マーガレッタ対策を施す事を条件に了承した。

 それに何より、ヴィルはこれを分の悪い戦いとは考えていないのだから。

 そうと決まれば邪魔者立を引き剥がさなければならないのだが、サラが許す筈も無く、


「それに何?あたしがそんな意味の分かんない誘いに乗るとでも思ってんの?お生憎様。何があっても絶対に思い通りにはさせてやんないから。さあマーガレッタ!このまま二人まとめて……」


「――一騎打ち、ですの。いいでしょう、受けて立ちますわ」


「は、ぁ?」


 相変わらずの澄ました表情で、しかし思いがけない発言をしたマーガレッタにサラが呆ける。

 サラだけでなく、ヴィルとフェリシスも程度の差はあれど、驚きが顔を彩っていた。


「ふざ、ふざけないで!あんな安い挑発に乗ったとでも言うの?あんなの真に受ける必要ないでしょ!!」


「ふざけてなどいませんわ。わたくしは貴族、相手が不逞の輩だろうと誰であろうと申し込まれた一騎打ちを受ける義務がありますの。すぐに終わらせますから、あなた達は適当にもう一人の相手をして時間稼ぎを」


 アンドレアルフスの効果はあくまでも思考誘導だ。

 洗脳や命令順守を強いるものではなく、物事の価値観は飲んだ本人に依存する。

 勿論誘導の結果歪む事もあろうが、どうやらその辺りは不十分だったらしい。

 或いはマーガレッタの貴族としての誇りが、薬物に負けない程強固であったのか。

 いずれにせよ、これは思ってもみなかった好機だ。


「ほら、マーガレッタ様もこう言っておられる事だし、僕達邪魔者は他所でやるとしよう。隣に別の部屋があった筈だし」


「勝手に決めるな!そもそもあたしがあんたの言う事を聞く道理は……」


「――悪いけど君達の意見は無視させてもらうよ。僕に君達を積極的に殺す意思は無いんだ、聞き出したい情報もあるからね。だけど二人の邪魔をすると言うなら話は別だ。容赦はしない」


 喉を締め上げられていると錯覚する程濃密な殺気に、サラと男達がぎこちなく息を呑む。

 その様子を見て、ヴィルはふっと笑って殺気を消し、手に持った剣を腰の鞘へと納める。

 それから後ろに振り返ると、腰に着けた革製のベルトごと剣を外してフェリシスに向かって放り投げてしまった。

 突然の行動に慌てながらも、咄嗟に出した手で剣を受け取ったフェリシスが視線だけで何故と問う。

 それに対するヴィルの返答はシンプルだ。


「――信じてるよ」


 たった一言を言い残し、ヴィルは恐れる様子もなく武器を構える集団のど真ん中を突っ切ると、隣の空間へ繋がる扉へと姿を消してしまった。

 それからしばらく相談していたが、後を追うように苛立つサラと男達も続き、倉庫にはフェリシスとマーガレッタだけが残された。


「…………」


 フェリシスは手の中にあるどこか見覚えのある装飾の無い剣をじっと見て、それから小さく息を吸ってからマーガレッタに向き直る。

 不安はある、心配はある、だがここで引く訳にはいかないのだから。

 二人の距離はおよそ五メートル、最初から何も変わっていない。

 ただ物理的な距離以上に、心の距離は遠く離れてしまっていたが。


「マーガレッタ様……」


 フェリシスが縋るように名を呟いても、マーガレッタがいつもの反応を返してくれる事はない。

 常に凛と澄ましていながらも、何かある度にころころと表情を変えていたマーガレッタはこの場に居ないのだ。

 フェリシスはその事が無性に悔しかった。


「私は」


「いつまでそうやって突っ立っているつもりですの?わたくしも暇じゃありませんのよ。とっととあなたを片付けてあちらの援護に向かわなくてはなりませんし」


 冷徹な光を宿すその瞳に、自分の姿が映っていない事も、


「それとも最初から戦う気など無いのかしら?あなたがわたくしを足止めしていれば、あの平民が全員倒して戻って来てくれますものねぇ?あんな平民に縋って情けない。やはりあなたを傍に置いていたのは間違いだったようですわね」


 あなたあなたと一言も名前を呼んでくれない事も。

 あの背を後ろから追えない事が、ただただ悔しい。


「あなたはそこでずっと立っているといいですわ。わたくしは今から平民を殺しに……」


「――フェリシス、です」


「はい?」


 マーガレッタの言葉を遮って、フェリシスがぽつりと呟く。

 聞き取れず聞き返したマーガレッタに、フェリシスが自身の胸に手を当てて存在を主張するように声を上げた。


「あなたではありません。私はフェリシス・フォン・クトライアです。幼少よりマーガレッタ様のお傍に仕え、共にここまで歩んできたフェリシスです。どうかこれまで通り名前でお呼びください」


「名前……どうして呼び方なんかにこだわるんですの?時間稼ぎもいい加減にしなさいな」


「これは時間稼ぎなどではありません、私の本音です。足止めをする意思はありませんし、ヴィルさんもそんな事を期待して剣を託してくれた訳ではないでしょう。それにヴィルさんが戻って来たとしても、彼は私とマーガレッタ様の一騎打ちを見守っていてくれる筈です」


「そんなこと知りませんわ。まあ仮にあの平民が戻って来たとしても、目にするのは無謀にもわたくしに挑んで敗北したあなたの姿でしょうけれど」


 酷薄に笑うマーガレッタは、やはりフェリシスの事を欠片も見ようとしていない。

 足止め?時間稼ぎ?敗北した姿?

 一体どれだけ侮れば気が済むのだろうか、この主は。

 誰に対してであっても己が全力を尽くす、あの気高き姿はどこへ。

 マーガレッタを逆恨みでここまで歪めたサラに、今更ながら心底腹が立つ。

 だが、完全に失われた訳では無い。

 彼女の目を醒まさせられるのは、醒まさせるのはきっと――


「――私を、見て下さいマーガレッタ様」


「――――ッッ!!」


 瞬間、フェリシスから世界を塗り替える膨大な魔力が放出された。

 水を象徴する青の巻き髪が逆立ち、常軌を逸した量の魔力が倉庫内をあっという間に埋め尽くしていく。

 その魔力出力量たるや、二人は与り知らぬ事であったが、宮廷魔術師筆頭であるグラシエルや封印が解けた完全体のレイドヴィルと同等か、それに勝る程であった。

 身に纏う魔力が本人も意図せず蒼雷と化して迸り、周囲の空間に次々と水塊が生成されていく。

 マーガレッタの額に冷や汗が浮かび、無意識に魔剣を構えて魔力を高めている事に自分で気付き、顔に怒りを浮かべてフェリシスを睨み付ける。

 ――そうして初めて視線が交錯し、フェリシスがふっと笑う。


「ようやく目が合いましたね、マーガレッタ様」


「……あなたは、わたくしには勝てませんわ」


「そうですか?」


 己に言い聞かせるようにマーガレッタが呟く。

 それに対し、フェリシスはきょとんと首を傾げ、そして――


「――本気の私が、これまでマーガレッタ様に負けた事がありましたか?」


 挑戦的な笑みを浮かべ身に着けた剣を抜き放つフェリシスと、呪剣を構えるマーガレッタが激突する。


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