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三十と一夜の短篇/卅と一夜の短篇

とある書き手の光陰(三十と一夜の短篇第24回)

作者: 暁 乱々

考えど 思いつかない 時もある

話の筋は あるけれど

筋の隙間が 埋まらない


連載ペース 守るため

カタカタタイプ してみても

微妙なできに 書き直し


遅筆ゆえ 捨てた文字数 いと惜しい

かけた時間は 戻らない

失くした時が あるならば

何ができたと 思いを馳せる


もの書きで 食ってるわけでは ないけれど

つたなき話 許せない

カタカタタイプ していたら

知らぬ間に 日をまたぐ


やむなく眠り 朝となる

頭切り替え 仕事場へ

工数仕事 余裕なく

自作小説 出る場なし


書きたいものは すぐ忘れ

家に帰れど 筆は進まぬ

好きで書いてる とはいえど

時の空費が 身にしみる 

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― 新着の感想 ―
[一言] 重くなりそうな言葉も、リズミカルに読み上げられていてすっと心の中に入ってきました。創作をしている書き手の方すべてに届いて欲しい作品ですね。 創作って楽しいばかりではありませんよね。私は一文…
[良い点] 紫竹さんの小説に対する気持ちの強さが刺さります。 [一言] 書いた文章はどんなにひどくても削除しないで、別のファイルに貯め込むのはどうでしょう? そのときは使えなくても、別の場面を描写しよ…
[一言] 『書けない時にこそ書く』という書き手さんたちの姿勢は尊敬しますし、それを実行している人たちは本当にすごいなぁ、と思います。 わたしの場合は、書けない時にはどう頑張っても書けないのですぐ面倒…
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