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ファミーユの副店長戦線  作者: 天 乱丸
【第四話】
49/56

【2オーダー目】 ゲーマー達の宴



 激務を終えた俺はサッサと家に帰って爆睡することしか考えていない。

 否。

 考えていなかったはずなのに、なぜか未だ俺は耶枝さん宅にいた。

 目の前には無駄にデカいテレビに映った銃を持つ軍服のキャラクターが三体。

 そして隣には俺の白け具合とは対照的に白熱しているハイテンションな住人が二人。

「駄目だヨ~、ユウ。そんなところにいたら丸見えヨ」

「え? え? どこ!?」

「甘いねリンリン、僕がそんなお誂え向きな穴に気付いていないとでも?」

「コハク!? なんでそんな位置にいるカ!」

「安易に餌に食い付いた君の負けさ」

「……お前今味方である俺を餌と呼んだか?」

 あとその前にも穴って言ったよな。

 なんて抗議は毎度お馴染みの完全スルーを決められ、そのまま俺達の操作するキャラクターは銃撃戦を繰り広げる。

 そして今し方炸裂した策略が上手くハマッたらしく最終的には俺の所属するチームの勝利で幕を閉じた。

「…………」

 なんだろう、結果としては勝ったよ?

 俺のいるチームが勝利したよ?

 でも俺死んでっからね。

 俺という犠牲と引き替えに手に入れた勝利ってすげえ微妙な気分なんだけど。

 そりゃガンガン敵を倒した上でやられてんなら達成感も多少あるかもしれんけどさ、敵キャラの位置なんざ読めない俺は森の中を彷徨って索敵という名の迷走を続けた結果勝手に囮にされて死んでっからね?

「優君」

 そんな俺の心情を察したのか、横に座る小柄な少女が俺の肩に手を置いた。

 今のセットにおけるチームメイトであり、この部屋の主でもあるこの我が儘娘の名前は音川湖白。

 ファミーユで働くバイトの一人で、現在この家で生活している下宿組の一人でもある僕っ娘である。

 こいつ一人だけが一年であるため一番後輩に当たるのだが、年上である俺や他のバイトどころか耶枝さんにも、何なら客に対してもタメ口という自由人っぷりが何故か許される公私ともに徹頭徹尾の不思議キャラだ。

 初対面時から一貫して一人称は『僕』で、ゲームや漫画やアニメが大好きなオタク気質たっぷりな音川は最近こうやって俺達を部屋に連れ込み、ゲームの相手をさせることが増えた。

 お前等と違って俺はクタクタな上に帰宅にも時間を食うだけじゃなくそこから明日の用意とかしなきゃらなんのだぞ。

 という誰にでも分かる理屈もこの頃は一切受け入れてくれず、無理矢理にでも付き合わされるためオープン当初は無用の長物だと思われていた無断で備え付けられている俺の部屋の利用頻度も増える一方である。

 そんなわけで時刻はいつしか十一時半を回ろうとしているのに俺は三人でゲーム大会をする羽目になっているわけだ。

 君らは風呂も入った後だからいいけど、俺まだなんだけど……。

「……なんだよ」

 その哀れみ混じりの顔にイラっとしたので乗せられた手を払いつつ、恨みがましい目を敢えて作ってみる。

 しかし音川が俺の言外の抗議を受け入れてくれたことはあんまりない。

「笑えば、いいと思うよ」

「何に準えてその台詞をチョイスしたのかは一切分からんけど慰めてるるもりで言ってるなら余計いたたまれなくなるからヤメろ」

「そう拗ねないでよ優君、僕達が勝ったんだからさ。ね、リンリン」

「うう~、コハクはアクマだヨ。チート野郎だヨ~」

 一方で、真ん中に座る俺から見て音川とは反対側で心底悔しそうに唇を尖らせるのは如月の妹達に並ぶこの店の良心であり癒しの象徴でもあるリリー・アグスティナさんだ。

 記憶違いでなければ隣駅の近くだかにある外国語大学に通う二十歳の留学生で、バイト勢では唯一の大学生であるリリーさんはよく食べ良く笑うザ・健康優良児みたいな底抜けの明るさを持つキャラで時折おかしくなる日本語も含め天真爛漫と天然さの合わさった感じが客受けの良さにも繋がっている半ばこの店のマスコット的存在になりつつある溌剌お姉さんである。

 生まれはスウェーデンでタイ人のお母さんとのハーフという話だったか、ブルネットの肌や薄緑色の綺麗な瞳が特徴的で、あとはスタイルの良さには似付かずものっそい大食いだったりする。

 俺にも優しく接してくれるし、おっぱいは大きいし、部屋着は基本ノーブラタンクトップなので眼福だしと、本当にこの人がいなかったら俺のメンタルはとっくにブレイクしていたまであるぐらいに貴重な存在だと言えよう。

 そんなリリーさんは音川ほどあれこれと触手を伸ばしてはいないが、なにぶんゲームは大好きな人なので正反対にも思える二人ながらそれなりに気が合うらしい。

 かくいう俺はというと、オンゲーなら松本や山本や杉本とよくやっているので嫌いでもないが、かといって人並み程度の知識しか持ち合わせて折らずゲーマーと呼べる程の腕もなければ流行りのタイトルだからといって何から何まで網羅しているわけでもないので基本的に一方的にボコられるだけなので別に招待してくれなくてもいいんだけど……音川は飲み物を届けさせる口実で部屋に呼び無理矢理コントローラーを握らせやがるし、リリーさんに手を握られながら誘われると断れないしと意志薄弱な俺は結局毎度毎度付き合う羽目になるのだった。

「……優君? 僕だって手を握ったり腕に抱き付いたりしてるんだけど、何でリンリンの場合だけ意識しちゃってる風なのかな?」

 画面が次の対戦に入ろうとしている最中、なぜか音川がジト目で俺を睨んだ。

 先日とあるお節介を焼いてからと記憶しているが、確かにそれ以前にも増して生意気で我が儘になっている気がしないでもない今日この頃。

 とはいえ年下の小娘にじゃれつかれて鼻の下を伸ばす程には童貞を拗らせてはいない……と、信じたい。俺が目を奪われるのは白咲さんの笑顔とリリーさんの横乳だけだ。

 うん、いや、それもどうなんだろう。

 じゃなくて!

「べ、べ、別に意識とかしてねえし? 何言っちゃってんのお前」

「ふーん、ならいいけど。エロ魔神」

「エロ魔神てお前……酷い中傷だ。俺ほど健全な男もそうはいないんだぞまったく」

「なら僕もご令嬢がやったみたいに一緒にお風呂に入ってもらおうかな」

「ぶっ! お、おま、何言い出すんだよ急に。冗談でもそんなこと口にすんなっつーの」

「何で? ほとんど妹みたいなあの子は平気だったんでしょ? なら公認の妹である僕だって変な気をおこしたりしないはずだよね」

「何でって、あのな……気にしてない振りしてても何日か引き摺ったんだぞあれ。いくら俺が紳士だからって年頃の男なんだからな? 隙あらばそれを忘れるけどさこの家の連中は。あと、誰が公認の妹なんだ」

 前から思ってたんだけど、この野郎絶対あの公園での出来事を知ってるよな?

 誰がこっそりバラしたろ……めっちゃ恥ずかしいじゃねえかこれ。

「ムラムラした?」

「いや、それはさすがにしてない……はず。悶々とはしたけど」

 って何を言わされてるんだ俺は?

 羞恥プレイ反対!

「へええ~、悶々としたんだ~」

「してない! してないからマジで! だからその顔をやめろ」

「なら問題はないってことだね。今日はもう入っちゃったから明日にでも……」

「させるか! リリーさんもにこにこしてないで何か言ってやってください」

「リリーはコハクとお風呂入ることもあるヨ?」

「いや、それは知りませんけど……」

「明日は三人で入るカ? 楽しそうダネ♪」

「それはいいアイディアだね。よかったじゃない優君、夢のハーレムプレイだよ」

「……ハーレムプレイっつーか、それはもはや風俗に近いのでは?」

 そんなツッコミに音川が愉快そうに笑った時。

 勢いよく開いたドアが悲報を告げる。

 ビクっとなりつつ振り返ると、ハンパじゃなく不機嫌そうな顔をした女の子が腕を組み俺達を見下ろしていた。

 ムスッと、あからさまに目を細めて睨み付けるピンク色のパジャマ姿の少女の名は桜之宮莉音。

 耶枝さんの娘でこの春中学生になったばかり。戸籍上は俺の従妹にあたるので当然この家で暮らしている。

 母親に似て自儘で奔放でフリーダムな性格をしており、理不尽に振り回される歴はかれこれ何年になるのかという感じだ。

 これまた母親と同じく基本的に俺の都合や言い分なんて全然聞いてくれない。あと母親と違って言い訳も聞いてくれない。

「り、りっちゃん? どうしたのかな」

 平静を装い、出来るだけ何気ない風でいながら完全に恐る恐るになってしまいつつ声を掛けてみる。

 音川と啀み合ったり(といっても大体は一方的にからかわれ、軽くあしらわれるだけなのだが)如月に刃向かって返り討ちにあったりした場合のストレスはほぼ確実に俺への八つ当たりみたいな形で解消されるためそうなる前に少しでもキレられる原因を取り除いておかなければ後が怖いのだ。

 俺は悪くない、完全にとばっちりだ。という言い分が通じる相手ではない。そんな理屈を理解してくれる理性を持っていたなら桜之宮の性を名乗ってなどいない。

「どうしたじゃないでしょ。もう十二時になるんだけど? いつまで遊んでるわけ? 明日学校じゃないの?」

「おお……いつのまにこんな時間に」

 案の定、俺一人に叱責が飛ぶが今更抗議の言葉も何もなければ、それ以前に時計を見て俺もびっくりしちゃっていた。あれからもう三十分近く立ってたのか。

 そうだよ。普通に明日も学校だし、何なら朝の仕込みここに来るし、今から帰ってあれこれやっていたら何時になるんだこれ……。

「変態もアグネスもちょっとぐらい気ぃ遣おうとか思わないわけ? ただでさえ優兄は朝も晩も大変なのに馬鹿みたいに毎日毎日……」

 ここで標的が代わり音川、リリーさんを対象にネチネチとした説教モードに入る。

 この家では一番年下なのに横で聞いてるこっちが滅入ってくる小姑っぷりだった。

 下宿が始まってからしばらくは二人に対しても感情のままにキレたり喚いたりしていたりっちゃんだが、悲しきかなそういった手段が音川やリリーさんには通用しないことを学んだ結果マイナーチェンジして精神的に攻める手法を駆使するようになってしまったのだ。

 俺とて敢えて指摘はしないけど、勿論この二人にはどっちにしろ通用していない。

 口で言い合えばどんな悪態もダメージゼロでやり過ごせる上に人をおちょくる、もといからかうのが誰よりも得意な音川に返り討ちにされ、リリーさんに仕掛けたをところで『ドンマイヨ♪』とかって何一つ気にしていなさそうな無邪気な笑顔で返されるだけとくればまあ……余計にイラつくのも分からないでもない。

 だからといって最終的に矛先が俺に向く理由はさっぱりなんだけども。

「そうプンプンしないでよご令嬢。僕も分かってはいるんだけど、ついつい時間を忘れちゃってね。ほら、僕達仲良しだから」

 言ってる傍から音川は挑発の効果を高めるためにわざとヘラヘラしながら宥めるふりをしたかと思うと、何故か俺の腕を抱いた。

 当然のことその言動が余計にりっちゃんをイラ立たせる。

 耶枝さん情報によると『お兄ちゃんを余所者に取られるのが気に入らない』がゆえに俺と音川が遊んでいるのが気に食わないらしい。

 ソースの信憑性に関しては中々に疑問が残るものの、この子のジャイアニズムたっぷりな性格的に自分の物が人に取られるのが許せないという思考に関してはまあ……納得してしまえる部分もあるにはある。そこに元々の相容れない人間性も相俟って反発心が増長しちゃっているのだろう。

 天然無邪気なだけのリリーさんは別としても音川といい如月といい中学生相手に何やってんだって感じだけど、だからといって俺が注意したところでより酷い巻き添えを食うだけなのでどうしたものやら。

 それでも本人を前にしてしまえば無駄だと知りつつ言うしかないんだけど……。

「おい音川……だから煽るなというに」

「は? どういう意味? 何でアンタと優兄が仲良しなわけ?」

 体面上、そして保身の都合上りっちゃんの側に付くしかない俺の精一杯のフォローも、当のりっちゃんに遮られるという謎現象が飲み込ませた。

 何なら『お前ちょっと黙っててくんない?』ぐらいの威圧感すら汲み取れる迫力&圧力である。

「仲が良いのに理由が必要なのかな? そうだ、何だったら今日は僕の部屋に泊まっていくかい?」

「いやお前……何言って」

 にこりと、毒気のない笑顔が向けられる。

 パキっと、りっちゃんの手に持たれたスマホから音がした気がした。

 怖い。絶対後で酷い目に遭う気がする。というか気しかしない。

 これ以上茶番に付き合っていては俺の身だけが滅ぶ未来は必至。どうにか終わらせなければ。

「り、りっちゃん……そんなのただの冗談だから怒らないで。いつもみたいにふざけて言ってるだけだからさ。俺もほら、もう帰るし」

 もうこのワケの分からん針のむしろ状態を脱したい。

 それが出来ないのならせめて俺一人でも逃げ出したい。

 そんな副音声を込めてりっちゃんを宥めながらも立ち上がる。

 が、その愚行かつ愚策はただ怒りの矛先を自分に向けただけだった。

「そんなの当たり前でしょ! 変態が何を言おうとあたしが許さないんだから」

「何を興奮しているのか分からないけど、夜も遅いんだからもう少し声は抑えてもらえるかなご令嬢? 優君だってヒステリックな妹よりは腹黒い妹の方がいいよね?」

「……どっちも嫌だ」

「……優兄?」

 中学生女子とは思えぬ低い声が死角から俺を突き刺した。

 言葉を間違えられないプレッシャーに変な汗が止まらないです。

「いや、違うって。そういう意味じゃなくて、皆仲良くしてくれたらいいな~的な?」

「な~んかさっきから変態の味方ばっかしてない?」

「ソ、ソンナコトナイヨ?」

「とにかく、優兄は今すぐ帰ること! それから罰として明日の放課後買い物付き合ってもらうからね! 拒否権なんて無いから!」

 ビシっと俺を指差し、りっちゃんはそのまま出て行ってしまった。

 開けっ放しの扉の向こうからはドスドスと機嫌が悪い足音が遠ざかっていくのが聞こえてくる。

「はあ~、音川……年下の女の子を怒らせて遊ぶのはやてろって。後で面倒なことになるんだぞ、俺だけが」

 拒否権無しって言われても明日も普通に仕事なんだけど……そもそも何の罰かも俺には全然分からないし。

「ユウもコハクもリオンも仲良し兄妹だネ♪」

「暢気ですねあなた……今の話ちゃんと聞いてました?」

「あはは、リンリンは皆が大好きだからね。でもさ、一つだけ言っておくけど別に怒らせて遊んでるわけじゃないんだよ?」

「嘘付け」

「本当だってば。そりゃ姫と同じで突っ掛かってこられると少しはそういう気分になってはいるけど、別にご令嬢のことが嫌いなわけでもないし僕は仲が悪いとも思っていないしね。だけどああやって焼きもちを焼いて癇癪を起こす度に優君や僕が我慢してあげてばかりじゃ教育上よろしくないでしょ?」

「まあ……母親である耶枝さんが暖かく見守る方針を不変のものにしちゃってるからな。りっちゃんに次ぐ若手であり双璧を成す問題児であるお前に他人の情操教育を論じる資格があるのかどうかは甚だ疑問ではあるが……」

「僕も今までみたいに黙って譲ってあげる気はないってことだよ優君。朴念仁の君は面倒に思うだけなんだろうけど、面倒臭いキャラなのは初対面の時からずっとそうなんだからむしろそれを武器にしてしまおうと考えてみたのさ。勿論、教本にしたのはギャルゲーだけど」

「疑問じゃなくて断言してやる。やっぱりお前に教育を語る資格はないわ」

「そもそも僕にだって教育論を語るつもりなんてないよ。ただの勝ち負けの話さ」

「一体誰と何の勝負をしてんだお前は……」

「そのうち分かるよ。だから今はまだそれでいいかな」

 結局のところこやつは何を言いたいんだ。

 不思議ちゃんを貫こうって話か? 別に好きにしたらいいけど。

「何でもいいけど、りっちゃんが戻って来たらヤベえから俺は帰るぞ。二人も明日学校なんだからキリの良いところで切り上げろよ」

「ほんとに泊まっていってくれてもよかったのに」

「りっちゃんとか耶枝さんとかの前にうちの母ちゃんにぶっ殺されるわ。じゃ、リリーさんもまた明日」

「おやすみダヨ~、また遊ぼうネ」

「お疲れ様。付き合ってくれてありがとう」

「あいよ」

 軽く手を振ってくれている二人に片手を上げて見せ、そのまま帰路に就くべく廊下を歩く。

 何でこうゲームだったり漫画ってのは時間の概念を失わせるんだろうなあ……十二時ってお前、帰って風呂入って歯を磨いて明日の用意してってもう一時とか二時になっちゃうじゃん。

 ま、明日は体育とか無いからいいか。

 いや良くはないんだけどね。体育祭終わったらすぐテストあるよ? 夏休み補習とか死んでも嫌だよ?

 毎日毎日寝てるだけって内申点も絶望的だろうに、その上赤点とか洒落にならん。でも確か明日って五限六限はHRだっけか。

 HRと書いてホームラン。

 ではなくホームルームだけど、まあ何とかなるか。どうせ体育祭のことだろ。


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