まずはこれが日常なのだが
私たちは生きていく中でたくさん間違ったことをしてきた。
でも、裏腹に悪いこともあれば良い事だってあったのかもしれない
それが人生。
なんも意味もなくてただただあるだけ、私はそれがやだ。
思春期の私には問題がたくさんありました。
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「じゃあしゅんちゃんまたね〜」
「うん、ばいば〜い」
しゅん。とは私の名前、絢芽 春のこと。
しゅんと読むのだが皆からは「はる」「しゅん」と呼ばれている。
ちなみにあだ名は大好きです。中学3年生の15歳。
勉強と部活で忙しい日々を送っています。
まぁ別に運動部ではないのだけれど…
運動部に入ればよかったかなぁと少し後悔をしていたりもする
「いやっ揺さぶられるんではない!しゅん!!
自分の意思を持て!」←心の声
今日って部活あったっけな‥ありましたね。
「1日くらい良いよね」
そう呟いて私はマフラーに顎を埋めて昇降口を出た。
【私最近、無気力で妙に病んでるんです。】
思春期だからかなぁ…とっても腹たつよ 高校とか受験とか…もうどうでもいいよ、もう頭がいっぱいだよぉ‥早く大人になれないかな。大人になれなくてもいい。ただ、
ずっとね寝ていられて何も考えないで‥自由に生きたい。
これが私の幸せで願望だった
いっそのこと、自分なんて消えて無くなって忘れられればいいのに
いつも頭にはネガティブ思考が広がっていて、嫌なことが何回も何回も流れ込んでは
私を苦しくさせる。
もう疲れたよ、何かが消えてくれれば少しは楽なのに
学校でいつも笑わないから?でも結構がんばって愛想よくしてるけどなぁ‥
愛想よくつら被ってるのが原因?
人前で本性を隠すなんてしょうがないじゃんねぇ!?だって笑ってないと
みんな皆何か言うでしょ?笑ってさえいればいいことだらけなんでしょ?
ーーーネガティブ思考強制終了ーーー
おっといけない。また黒に染まるところだったよ…
「あっ!新作出てるっ」
やったぁ!欲しかった本が売ってたぁ!
早速買わねばならん
『ねぇ千夜。次あっち行く?』
『あっ!有名なクレープが売ってるところじゃ〜ん!!
早く行くぞ〜〜』
『分かったから、焦るなって!』
お、おお。どうしよう、私のすぐ目の前に…
カップルがッッ
り、リア充がっ勝手に爆発しといてもいいけど!目の前だけではやめてよッ
見てるこっちも恥ずかしいじゃん!
「はぁ〜やっと買えたぁ。もー疲れたよ〜」
うわぁあっちこっちにカップルさんがたくさん。
世の中愛し合っているものは多いね〜私たち押し潰れそうだよう
あー、あついあつい
今歩いている道に目を背けたくなった‥‥。
『すっ‥好きですっ!付き合ってくださいッ…』
『ごめん、別れよ?』
『ははっ、あいつなんてどうだっていいしあっちが悪いんだから』
『…‥』
「早く帰らないと」
ずっとこんな日が続くなんて望んでないけど、突飛な出来事を
望んでいても、そんな日はなくていいと思っている。
何かが動き出そうとしている今日この頃_
[中学3年生、絢芽春。恋愛どうでもいい思春期のネガポジティな少女】
「初めまして、俺今日から担任の須加悠」
ちょっと北風の早い秋。新しい出会いの予感
「もっと欲しいっていいなよ」
えっ?恋?なんですかそれ美味しいんですか??
「教えてよ、今の気持ち」
新しい出会いは私を苦しくする悪魔でした。
黒く猫のようなフサフサの髪の毛。
整った顔立ち。透き通るような奥深くまで引き込まれそうな瞳。
白い肌にきれいな形をした唇。
どこか読み取れない表情にガッチリしすぎもせず痩せすぎでもない、
男らしい体つき。
よくわからない性格。
すごい脳をした5歳年上の二十歳で、私のクラスの担任になることになった。
作者です。
文章書くの苦手です!!少し年上の人との恋愛系の
お話を書きたい!と思い作らせていただきました〜
楽しんでもらえたら幸いです