表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
椎凪六夜の物語  作者: 蛍
4/5

事情聴取

何で…何で何だよ!!

どうして?だってアイツは!梨沙は…



「…い!---っ!…ぎ! 椎…っ!!」


「おい、椎凪っ!!」


「…吉川、石川」



吉川と石川に肩を揺すられ、我に返った。



「心配したぞ。それと、警察がお前を探している、行った方が良いんじゃないか?」


「あ、嗚呼。ありがとうな」


「お前からそんな言葉言われるとむず痒いな」



吉川の空気を読まない言葉に一発殴っておく


でもお陰で気が楽になれたのには、感謝しなくちゃいけないな、と思ったのは内緒にしておこう。




「すいません。俺を探してるって聞いたんですが」


「…君が被害者の携帯に電話したのか?」


「はい。椎凪六夜です」



野次馬を入れないように立っていた警察に声をかけると、中に引っ込み、現場の責任者らしき人を連れてきた。



「わたしは大谷健おおたにたけるだ」


「警部?」


「嗚呼。それで色々聞きたいんだが、いいか?」


「どうぞ」


「なら一つ目、君は被害者とどのような関係なんだ?」


「彼女とは、幼なじみであり、恋人です」


「そうか。それじゃあ---」



しばらく警部さんから事情聴取を受け、答えていく。


十分程してやっと終わり、警部さんが「帰っていい」と促してくれる。そして、警部さんも戻ろうとする。そこを呼び止めた。




「あの、俺にも捜査させて下さい」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ