プロローグ
都市ネーディリア。
一年前まで私が楽しく平和に暮らしていた場所だ。
今はネーリリアの殆どが血で真っ赤である。
理由はたくさんのアガインが死んだから。
アガインはいろいろなものに姿を変え人類を襲ってくる、悪い奴ら。
なぜ人類を襲うのかなんて今はアガインしか知らない。
アガインは巨大だ。姿によって違うが大きいものだと三十メートルを越える。
人間の力では太刀打ち出来ないし、況してや勝てるはずもない。
こう大多数は思った。
だが無謀とも思える五人の少年少女がいた。
彼らは選ばれ者。自分たちなら勝てる、と確信しているのだ。実績ならちゃんとある。
だから今もアガインと戦っている。
「何よコイツ。息臭い! 納豆みたいにネバーッとしてる。私のキャノンちゃんがかわいそうだよ」
アガインに対して暴言を吐いているのは私。池田杏。静寂や沈黙が嫌いだ。
今私はアガインの目の前にいるからもう口臭がプンプン匂ってくる。顔を顰めずにはいられない。
「喋ってる暇があるならアガインの動きを封じてくれ」
彼は林田玲。今は私と一緒に戦闘中。
キラッキで御座います。初投稿ですのでパソコン操作に慣れておりません。所々おかしいかもしれませんがご了承下さい。
最後に僕の作品を読んでくれた方に史上最高級の感謝を申し上げます。ありがとうございました。




