表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/116

ボス、姉妹

「さぁ、もう降りてくれないか?足が疲れる」


そう言ってボスは撫でる手を止めた、するとFMJの妹は顔を埋めたまま


「もっと…………なでなでしてください」


ここら辺もFMJにそっくりな気がする、そんなことを考えているとまた扉が開いた、今度はFMJである。


「あーカリア!なにお兄ちゃんの膝の上に乗っかってるの!」


そうFMJは大声を上げ、その声にFMJの妹カリアはビックリして顔を上げた。


「ね、姉さん………何って少し兄さんとお話を……」


「膝の上で?私ですら座ったことないのに!」


そう言ってFMJはカリアを突き飛ばし、ボスの膝の上を奪った。


「きゃん!」


床に落ちたカリアはしばらくうずくまり、やがて喋り出した。


「い、いいじゃないですか……兄さんと話したって」


「話すのはいいわ、でも膝の上に乗る必要はないわよね?」


「そ、それは父さんに……」


「言い訳は聞きたくないわ、とりあえずこの部屋から出てって」


そう言われてカリアはゆっくり立ち上がり、しゅんとしながらボソッと言った。


「私だって………兄さんに甘えたい………」


「何か言った?」


そう言われてカリアはビクッと体を震わせて、部屋から出ていった。


「おいおいFMJ、いくらなんでも今の態度はひどすぎるぞ?」


そう顰蹙の目でボスはFMJに言った、だがFMJはなんでもないように


「だってカリアがお兄ちゃんを奪おうとしたんだもん」


「だからってなあ…………」


「お兄ちゃんもお兄ちゃんだよ、カリアを部屋に入れて、背徳感を味わいたかったの?」


「いや、別にそうゆうわけでは………」


「とにかく、もうお兄ちゃんはカリアを部屋にいれないで!」


「はぁ……まあ、分かったから膝から降りてくれないか?カリアが座っていた時からもう限界なんだが」


「カリアはもっと長い時間膝の上に座っていたじゃない」


「だとしても膝が限界を迎えいる、今降りれば後で座らせてやる」


ボスがそう言うと、FMJは少し不満な顔をして膝から降りた、するとFMJが思い出したようにボスに告げた。


「あ、そうそう、お兄ちゃんご飯出来たから食堂に来て」


そう言ってFMJはボスの部屋から出ていった。


「………姉妹仲悪いのかな?」


そう思いながらボスは立ち上がり、部屋を出て食堂に向かった。


……………………………………………………………………


食堂にはどう考えても食べ切れない程の食べ物が机の上に置かれていた、それを見ながらボスは席に着くと隣にFMJ一家ではない見覚えのある人が座っていた。


「あれ、お前ルイスじゃないか?」


ルイス、もう忘れた人が多いかもしれないが十人将校会のメンバーの一人、以前ボスに中国マフィアを殺すよう依頼した人である。


「なんでお前がここにいるんだ?」


ルイスに向かってボスが尋ねた、するとルイスがボスの方を向き、


「俺も知りたい、なぜお前がいる?」


「俺はここの親に頼まれたんだよ、お前はなぜここにいる?」


「俺はこの家の娘さんとお見合いするんだよ、確か」


ん?お見合い?ということはFMJのお見合い相手はルイス?


「ルイス…………お前にしては重大なミスを犯したな」


「何?どういうこどた?」


「ここの娘さんってのはな、そこら辺で全裸になれるような非常識野郎だ、今のうちに手を引いた方がいい」


「な、何!?いや、しかしこのお見合いが成功すればコネは増えるしこの家の資産を投資してくれるかもだし、ここは商業のために…………」


そうボソボソと話し合っているとFMJの父が咳払いをした。


「さて、食事にしよう」


そう言われて、ボスとルイスは声を揃えて


「あ、はい」


といった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ