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ボス、無心

「ハアハア、ミ、ミヤちゃんお肌スベスベだねぇぇぇ」


FMJは一向にミヤを放す気はなく、頬ずりしながら腕も触っていた


「いいね、いいね、スベスベだねーハアハアハアハアハアハア」


「も、もういやぁ………………」


そう言ってミヤは泣き出してしまった


「は!目から聖水!ありがたいありがたい!」


そう言ってFMJはミヤの涙をも舐めようとした、が、さすがにボスが見るに耐えなくなってきたので


「FMJ、そろそろ止めないとミヤに嫌われちゃうぞ」


そう言われて、FMJは我に帰ったように動きを止め、そおっとミヤを下ろした、するとミヤは物凄速さでボスに近づいていった


「ひぐ……………うぐ……………あのおねえちゃんこわいよぅぅぅぅぅぅ」


そう言われて、ボスは優しく抱き上げた


「ミヤ、あのおねえちゃんはな、確かに頭のネジが数本吹っ飛んでるがすごくいいやつなんだ、許してやってくれ」


そう言ってボスはミヤをなぐさめた、その様子を見たFMJは申し訳なくなったのか、ミヤに近づき


「み、ミヤちゃんごめんね………次から気を付けるね」


しかしミヤは泣き止む様子はない


「ああもう、ミヤは一度泣き出すとなかなか泣き止まないんだぞ」


「えええ…!そ、そうなの?」


「ああ、ったく、ミヤ、今回は何して欲しい?頭なでてやろうか?それとも噛み付き?」


ボスがそう質問すると、ミヤは小さな声で言った


「じ、じゃあ……………おっぱい揉ませて」


「…………は?」


あまり理解したくない事を言われたボスであったが、FMJはその言葉を聞いた瞬間にボスに目配せしていた、FMJの目からは頼む、やってくれ、と言うメッセージが伝わってきた


「ほ、ほか、他はないのか!?」


「………………ない」


つ、詰んだのか?元々ミヤが機嫌を損ねた原因は俺にはないが、それでもやらなければいけないんだろうか?いや、ここはFMJの胸を触らせればいいんしゃないか?


「……………FMJのじゃだめか?」


「あのおねえちゃんこわいからやだ………」


詰んだ、今度こそ完全に詰んだ、くそ!なんで俺がFMJの責任をとらなきゃいけないんだ!


ボスがそう思っているのを他所に、ミヤの手は気のせいかワキワキしていた


「それじゃいくよー」


フニュ、フニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニフニ


「ふきゅ!く……………ん……………」


は、速く終わってくれ!これ以上は声の我慢が………………!


歯を食いしばって我慢しているため、その内に口から唾液が垂れる始末になった


「ぼすよだれたらしてるー、あかちゃんみたい」


耐えること約五分、やっとミヤから開放されたボスはぐったりしていた


「に、二度とやらん!絶対にだ!!」






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