ボス、俺の昔話をしよう14
ジャックは片手で目を抑えながらボスにキックを放つ、が、ジャックが放った攻撃はすべてボスに避けられ、ジャックの懐に入られた
「内臓が潰れる感触ってどんな感じか知ってる?痛いんじゃなくて苦しいんだって」
バキ、ミチチィィィィィィィィ
ボスが放ったパンチはジャックの腹部に染み渡るように響いた、やがてそのパンチはジャックの腹部の皮膚を破り、滝の如く血が床に流れ落ちた
「あ……………………がう……………ご…………」
ジャックは壁に背中をつけ、ずるずる床に尻をつけた、やがてジャックは顔を上にあげ、生気のない顔で吐血しだした
「ふふふ、やっぱり口だけだったね」
そう言ってボスはジャックの正面に立ち、ゆっくりしゃがんだ
「ねえ、死にかけの人に質問するのも不自然だけどジャックは童貞?」
ジャックは何も言わない
「キスもしたことないでしょ?そのまま死ぬなんて未練だよね、だから……………」
「私の初めてあげるね」
そう言ってボスはジャックの顔を血だらけの手でつかみ、唇を近づけた
バアン!
ジャックの唇まであと三センチ、その時にボスの足元に銃弾がとんだ
「待たせたなジャック」
そこにいたのは大統領であった、拳銃を片手に大統領は何故か満面の笑みであった
「随分血だらけになってんなー、やっぱりお前も引退したロートルか」
大統領は笑いながらジャックに話すがジャックは無言である、今気づいたが気絶しているようだ
「大統領、悪いけどこれからジャックといちゃいちゃするから邪魔しないでくれない?」
「それなら三人でいちゃいちゃしようぜ?最後に誰が立っているか見ものだな」
大統領がそう言うと、ボスは立ち上がり、ジャックが握っているナイフを優しく取り、大統領にナイフを向けた
「お役職についている引退軍人が果たして私に勝つことができるかしら?」
「やってみなくちゃわからない、何事も」
バアン!
大統領は威嚇射撃しながら近づき、廻し蹴りを頭めがけて蹴りあげた、ボスはこの攻撃をよけ、腹部に向けてナイフを突き出した、しかし大統領はこの攻撃を拳銃で防いだ
「拳銃で防いじゃ意味ないんじゃない?しかも拳銃だめになっちゃったよ?」
「拳銃だって弾がなくなればただの鉄の塊さ、それに拳銃が無くたってもう一つの武器がある」
そう言って大統領はボスの手を蹴り上げた、ボスは手に持っていたナイフを放してしまった、大統領の攻撃は止まらず次に首、腹、肋と一度に攻撃をして最後に廻し蹴りを顔面に食らわした、ボスは床に勢い良く叩きつけられた
「う、げほ……………………」
「引退したほうが強いってこともあるんだぜ?」
大統領はそう言ってボスに近づいたら、ボスに足を引っ張られて転んでしまった
「足元に注意しないのは、引退した奴らの特長よ」
そう言ってボスはナイフを拾い、大統領に突き刺そうとした
ドス!
鋭利な物が肉に突き刺さる音がした、しかしその音はボスの首元からした
「やっとおきやがったか、俺の最終兵器」
ボスの首元にガラスが刺さっている、刺したのはジャックであった
「あ………………が………………ふ、副ボス」
ボスが手を差し出した
「に…………………………にぎっ……………て」
ボスの手首が切り落とされた




