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ボス、俺の昔話をしよう8

意外にも切り裂きジャック事件は早く収束しボスとジャックはビルに戻り一日がたった、ジャックは機関にあらかじめ用意された社宅で生活を始めた、家具もいくらか用意されて不便な所は特になかった


「昨日はでかい仕事だったからなー、今日は出勤しなくてもいいぞー、休日さいこー!」


ニートの如くベットの中で一人競馬を見ながらジャックは言った、実際には有給休暇をとってやすんでいるわけである


ピーンポーン


インターホンが鳴り、ジャックがベットから起き上がる


「頼んだデリバリーかな?」


ジャックは財布をもって玄関に向かった


「はーい、いまでま…………………」


玄関にいたのはデリバリーのお兄さんではなく、ボスがたっていた


「副ボス、何勝手に休暇とってんの?」


「え?でもちゃんと事務の子に申請とうしたし、疲れたし………………」


「軍人やってたんでしょ?そんな言い訳聞きません」


「頼むよーもう眠いんだよーそれに休暇とった理由はただ休むわけじゃないんだよーこれから競馬やってボートレースして株見て宝くじ買ってパチンコしないといけないんだよーどうだーハードスケジュールだろー」


ジャックがだらだら言い訳したらボスがキレた


「なによ!滅茶苦茶私利私欲の為じゃない!私だって休日欲しいわよ!でもこの仕事休日出勤当たり前だしボスが休む訳にはいかないし!私全く休んだ事無いのに副ボスだけ休暇なんてひどすぎるわ!」


「まま、今回は運が無かったと思って」


そう言ってジャックはドアをしめようとするが、ボスが両手でドアを掴んで引っ張った


「ボス、ドア閉まんないから放してくれませんかね?」


「だめよ!出勤しなさい!」


「出勤て、私別のとこにも出勤しないといけないんですけど」


「なに?副業?」


「いや、同伴出勤」


しばらく沈黙が続いたが、ボスによる鋭いストレートパンチを腹にクリティカルヒットし、ジャックはその場に倒れふした


「あなたには特別に社員教育しないとね…………………」


そう言ってボスはジャックを家の中に引きずりこんだ


「ま、まて、何する気だ」


「嫌でもわかるわ…………………」


そう言ってボスはジャックの手を縛り上げ、天井に吊るした


「わかったぞ?あれか、拷問しようって訳だな?そうしようたって無駄だぞ?俺は軍人だったころ対拷問の訓練を受けた、火だろうが電気だろうが耐えられる自身があるぞ?」


「その言葉、後悔するがいいわ」


そう言ってボスはジャックに氷の入った水をぶっかけた、何度も何度もジャックに水をぶっかけたが、ジャック自身はケロっとしていた


「何やってんだ?痛くも痒くもねえぞ?」


「次から地獄を見るのよ」


そう言ってボスは窓とゆう窓全てのカーテンを締め切り、エアコンの電源を点けて設定温度を3度にした、これにはジャックも動揺した


「おいおい待て待て、これ拷問と言うより処刑じゃね?死ぬよこれ、凍死するよ?」


「へ〜〜〜ふ〜〜〜〜ほ〜〜〜〜?」


ボスは防寒着を着始めた、吐く息も白くなりジャックの服も少し凍ってきた


「ねえ、寒い?寒いの?」


ボスがそう尋ねるとジャックは


「さ、寒くなんかねーし、シベリアよりましだしー」


ジャックがそう言うとボスは、む、と言って更に氷の入った水をぶっかけた


「ああああああああぁぁ!なにしやがる!?」


「ねえ、寒い?寒いでしょ?」


「ななな、なわけあるかーい!まだ余裕じゃー!」


「む、むむむ……………………!」


数十時間ボスは連続して水をぶっかけ続け、ジャックが寒いと言うまでかけ続けた


「はあはあ………………ど、どう?寒いでしょ?つよがったって無駄よ……………」


「あぁぁ…………………………さ、寒い…………」


ジャックがそう言った瞬間、ボスはガッツポーズをした、そしてジャックが死にそうな声で


「あ、あたためて……………………そろそろやばい」


「あはは、いいよ」


ボスはジャックの手を縛っていた縄を解き、自由にした


「あああああああ…………ふ、風呂に………」


「副ボスどこに行くの?あたためないと」


「え?いやだから風呂に……………」


ジャックがそう言おうとしたら、ボスがぎゅーと、抱きしめてきた


「あたたかいでしょ?」

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