ボス、俺の昔話をしよう5
「拗ねるなよボス」
「拗ねてなんかいないもん!」
そういってボスは全く座る気がなかったが、サングラスをかけた男は全く気にしている様子はなく話始めた
「ボス、座る気がないなら立ったままで結構です、では今回の任務の話を始めます、まず第一に今回貴方達を要請したのは大統領です、理由は切り裂きジャックの処分です」
「切り裂きジャック?」
「ええ、最近ちょっと変わった通り魔がいるんです、軍人を襲う通り魔です」
「軍人を襲う?」
「ええ、何故か決まって襲われるのは軍人なんです」
「そりゃ確かに変わった通り魔だな、でも犯人なんてどう考えても平和団体だと思うぞ?それにそういうことは警察とかがやればいいじゃないか」
「ええ、本来ならそうなんですが、実は襲われている軍人のほとんどが将校なんですよ」
「将校が?狙ってやってるのか?それとも偶然?」
「将校が襲われている場合の方が多いので恐らく狙ってやってるのかと」
「なるほど、じゃあ俺達は将校の警護をすればいの?それとも将校を餌にして切り裂きジャックを見つければいいのか?」
「警護です、今外に将校が乗ってる車が止まっているので今すぐ駆けつけて警護してください」
「ああ、わかった、じゃあ早速いくわ」
そう言ってジャックはボスの方を向いて
「ボス!早速いくぞ」
「やだ」
「やだって………………なあボス、いい加減許してくれてもいいんじゃないのか?」
「人が気にしている所を思いっきりバカ笑いされて機嫌を損ねない人なんていないわよ」
「はあ、でも外には将校がまっているんだから待たせるわけにはいかないだろ?だから早く将校の乗ってる車に向かわないと」
ジャックがそう言うとボスは手を差し出してきた
「なんだその手は?」
「つれてって、車まで」
「手をつないでか?」
ジャックがそう尋ねるとボスは頷いた、ここでぐずって貰っても仕方ないのでジャックは渋々手を差し出し、ボスの手を握った
「…………………………えへへ」
なんだこいつ?なに考えてんだか全くわからん、そうジャックは心の中で思ったがボスは上機嫌だった




