ボス、俺の昔話をしよう4
「まさか吐き散らかすとは…………………」
「うう、面目ない……………」
なんとか目的地のビルに到達しだが、その間ヘリの中で盛大にボスが吐き散らかしてしまったのである、おかげでジャックのスーツはゲロまみれになってしまったのである
「んで、ここどこだ?」
唐突にジャックがボスに質問した
「ん?ここは確かフロリダじゃなかったっけ?」
「フロリダにどんな任務があるんだ?」
「それをこれから聞きにいくんだよ」
「なんじゃそりゃー」
あまりにも任務の情報のなさにジャックは呆然としていると、サングラスをかけた男が三人近付いてきた
「お待ちしてましたよ、ボス」
「うん、またせたね」
「さあ早くビルの中にお入り下さい」
「うん、副ボス」
急にボスが副ボスを呼んだ
「なんだ?」
「早くビルの中に入ろう?」
「ああ、分かった」
そういってジャックはボスについて行った、そしてボスの近くにより、小声で質問した
「なあ、ここが何処だかは分かったがこのビルは一体誰のだ?」
「ああ、ここはうちの組織の支部だよ、で、あのサングラスかけた男達はここの支部の高官達」
「ああ、なるほど、ん?」
突然ボスはジャックの手を握ってきた
「な、なんだ?」
「なんだって、副ボスが迷子にならないように手を握ってあげてるんだよ?」
「迷子になんてならねえよ、余計なお世話だ」
「あ〜ひどい!気を使ってあげてるのに!」
「気を遣うんならヘリの中で盛大に吐き散らかさないでもらいたいな」
「な、何よ!それはもう済んだ話じゃない!」
「なにが済んだ話だ、俺今日一日中ゲロくさいスーツで仕事すんだぞ?自分のゲロならまだしもたまたま隣に座った奴のぶっかけゲロだぞ?軍隊やってた時にだってそんなことなかったよ、全く飛んだ笑い話だぜハハハハハハハハハハハハハ!」
そう一人でバカ笑いしているとボスは俯いてしまった
「ははははははははははは、あ、ボス?」
「………………………ぐずっ」
ジャックにバカ笑いされて恥ずかしさのあまり泣き出してしまった
「ああああ悪かった!笑いすぎた!だから泣くな!」
「ぐずっ………うぐ……………ヒック………………どうせ部下の前でもカッコ悪いダメダメ上司よ…………」
「だ、誰もそこまでいってないだろ?それにこれから任務の事聞かなきゃいけないのに泣いてる場合かよ」
「もういいもん…………………バックれるもん…………」
「なに言ってやがる、敵前逃亡は銃殺罪だぞ?」
「知らないもん、そんなの」
め、めんどくさいな〜もう!ボスは心の底からそう思っていたら、会議室のような所に到着した、到着したと同時にサングラスをかけた男が着席し
「ではボス、それと副ボス、どうぞおかけになってください」
そう言われて副ボスは着席したが、ボスはかたくなに座らなかった
「ボ、ボス?座らないんですか?」
ジャックがボスに質問した、するとボスは拗ねたように
「部下にゲロぶちまかすような人が参加したってなんの役にも立ちはしないわよ………」




