ボス、俺の昔話をしよう1
ボスはミヤに目を噛み砕かれたので医務室で治療を受けていた。
「全くえらいことしますね、体中血まみれじゃないですか」
呆れながら医務室に駐在している医者に言われ、副ボスにも
「全くですよ、ていうかボス目を噛み砕かれてよく平然にいられますね?痛くないんですか?」
そう副ボスに質問され、ボスはなんでもないように
「え?俺の左目元々義眼だけど?」
「え?義眼?」
副ボスは珍しく驚いている
「ああ、ボス就任する時にちょっとな……………………」
「ボス就任の時に何があったんですか?」
「ああ、お前は俺がボスに就任すると同時に副ボスに就任したからな、知らなくて当然だな」
「何があったか教えて下さいよ」
「ああ、実はな……………
………………大統領がユニを殺して約2年後に大統領は軍人を辞めた、そしてボスも大統領が軍人を辞めた一年後に軍人を辞めた。大統領はすでに選挙で当選しており、ボスは大統領にホワイトハウスに招待された。この日がボスにとって初めてのホワイトハウス入場であった
「久しぶりだな、ジャック」
「ああ、久しぶりだなシュタイン、まさかお前が本物に大統領になるとはな」
「言ったろ?俺は大統領になる男だって、そういえばお前今職業なにやってんだ?」
「ん?フリーター」
「フリーター!?お前フリーターやるんだったら軍人やってたほうが稼ぎいいじゃないか!!!!!!!!」
「そ、そんな大声上げるほどのことか?」
「当たり前だろ!全く凄い男だなお前は」
そう言うと大統領はある紙を机の上に置いた
「?なんだこれ?」
「これはな、契約書だ」
「なんの?」
「特務機関の正社員のだ」
「特務期間?」
「ああ、俺も大統領になって初めて知ったんだがな、アメリカ政府の依頼をなんでも聞く機関らしいぞ?」
「へえ、そいつはすげえ」
「だろ?しかも今丁度ある役職があいてんのよ、しかも幹部だぞ?」
「幹部!?」
「そうだ、その役職の名は…………………」
大統領が一つ溜めて、
「副ボスだ!!!!!!!!!」
「ふ、副ボス?」
「ああ、会社でいう副社長だ」
「………………………えー、なんか微妙だなおい、ボスにはなれないのか?」
「ボスは随分前に就任済みだから」
「えーーーーーーーー、まじかよ」
「まじたよ、でもフリーターよりはましだろ?」
「う、うーん」
「ま、バイト感覚でやってみな」
こうしてジャックは就職した




