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ボス、別れは無言で2

「ミヤ、わがまま言わないでくれ」


「わがままじゃないもん」


ミヤは全く手を放す気配がないので、ボスはミヤの肩に手を乗せてミヤの正面にたった


「ミヤ、もうお別れだ、ミヤは俺と初めてあった時よりも変わった、感情は豊かになったしひとを思いやる事も出来るようになった、素晴らしい変化だ、まだ抜けている所もあったがあっちの教官達が面倒見てくれる、何も憂いはないと思う、だから…」


ガリッ


ミヤはボスの腕に噛み付いた、甘噛みなどではなく本気でかんでいる


「いや…………いや………………」


「ミヤ、こればっかしはどうしようもないことなんだ、どんなに力一杯俺の腕に噛み付いたとしても解決できることじゃない、お別れなんだ」


「ぼすどこにもいかないっていった……………………」


「ああ、確かに俺は何処にもいかない、おまえが何処かに行ってしまうからだ」


「わたしはどこにもいきたくない!!!!!!!!ここにいたいの!!!!!!!!」


「ミヤ……………お願いだから…………」


「いやなの!わたしはぼすといっしょにいたいの!」


「だからそれは………………」


ブチッ!


ボスの腕の肉がミヤの歯によって千切れた、ミヤはボスの腕の肉を口の中に入れて飲み込んだ後ボスを押し倒し、ボスの上に跨った


「わたしは……………ここにいたいの!!!!!!!!」


ガリ!


今度はボスの左目を噛み砕いた


「ミヤ……………そんなことしたってどうしようもない、わかるだろ?」


そう言ってボスはミヤの頬を撫でた


「ぼすは……………みやがきらいなの?だからそんなこというの?」


ボスの顔に涙を当てながらミヤは言った


「俺は……………………………………………………………ミヤのことを愛してるぞ?」


「………………………ほんとう?」


「ああ、本当だ」


「……………………ん」


ミヤはボスの顔を両手で抑えてキスをした


「なら………………………いい」


ミヤはボスに跨るのを辞め立ち上がりボスの方を向いて


「ぼす…………………サヨナラ」


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