突然の報告
それは突然の報告だった
「薬が完成したそうですよ」
パスタを巻きながら副ボスが突然いった
「・・・まじで?あんな薬を?」
「はい、どんな仕組みで強くなれるかは説明を受けてください」
そういって巻いたパスタを口に入れた
「な、なかなかやるじゃないかアランさん」
そういってボスは席を立ち
「じゃあ俺開発部門の所にいってくるわ」
「ええ、いってらっしゃい」
ボスは開発部門の棟にいった
ーーーーー
「いや~よくやってくれたよ、アランさん~」
そういってボスはアランさんの手を握って
上下にブンブンとふった
「ははは…・・・・・・」
等のアランさんは普段コンタクトなのにメガネをかけ、目の下には真っ黒なクマが出来上がっており、目はどこを見ているかわからず虚ろな感じであった
「で?どんなかんじに強くなれるんだ?」
「い、今説明しなきゃ駄目ですか?」
「ああ、今だ!」
「うう、御願いですから寝かして下さいよ・・・」
そうアランさんがいった次の瞬間、ボスの平手打ちが炸裂した!
「ぐ!・・・な、なぜ殴ったんですか?」
「お前薬の説明聞きたいっていってるんだから話せや!!」
なんと滅茶苦茶な理由であろうか、だがボスの目はマジであった
「うう、わ、分かりました、まあなんとゆうか、一つの細胞単位で強くなれるんです
例えば人が戦車を壊そうとした場合、RPG でも使わないがぎり壊せません、しかしついさっき開発した薬を打つとRPG よりも爆発的な力を筋肉組織単位の細胞に意図的に
あたえることが出来るんです、まあようは
自分が思ったように爆発的な力を使えると言うわけです」
「す、すごいよ!アランさん!そんなすごい薬を開発したんだね!!」
そういってボスはアランさんの背中をバンバンたたいた
「た、ただこれも万能じゃないんです…」
「万能じゃない?どうゆうこと?」
「まあ、まず一つとして全員に打ったら全員強くなれるわけじゃないんです、薬にも
相性があるので相性が合わないと大変なことになるんです」
「大変なことって?」
「まず一つに急激な細胞の強化に体が耐えられず体が急激な速さで老衰が始まって
しにます、そしてもうひとつは・・・」
「もうひとつは?」
「細胞が暴れてそれが脳まで達し、かなり凶暴な性格になり、理性がなくなって人では止められなくなります」
「拳銃では止められる?」
「・・・恐らく難しいです、筋肉に爆発的な力を与えたら硬化して弾くかもしれません」
「ま、改良が必要ってわけだ」
「そうなります・・・さあ私から話せることは以上です、寝ていいですか?」
「ああ、寝ていいぞ」
そうボスがいった瞬間アランさんはその場で倒れこんだ!
「アランさん・・・・部屋で寝ろよ」
ここまでアランさんを追い込んだ張本人とは思えない発言である