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ボス、乱戦学級

今回、時間の問題で少なくなっています

誠にすいません


その様子を見ていたボスはドン引きしていた


「俺の血そんなにうまいとは思えないが、お前はいつも切った相手の血を舐め回しているのか?」


ボスがそう質問すると、華は笑いながら


「そうだよ?でも大抵の人の血は同じ味がするの、でも先生の血は少し違う味がする、ねえ?もっと頂戴よ?血を」


「欲しいなら力ずくで奪ったらどうだ?まだまだ俺は動けるぜ?」


そう言いながらボスは胸ポケットからタオルを取りだし、傷口についた血を拭き取った、日本刀で切られた割には血の量は少量であった


「そうだね、先生の首を切ればいっぱい血が飛び散って飲み放題かもしれないしね」


そういって華はまた構えた、今度は上段水平に構えた


「今度は俺から行くぜ?」


そういってボスは華にむかって飛び蹴りを放った、華はその攻撃を刃の部分で防ぎ、下から上に切り上げた、しかし切り上げたと同時にボスの姿は消えた、つかさず華は上を見上げた、上にはボスが宙を舞うようにふわりと1回転して華の腹部にむけて蹴りをいれようとしていた


「綺麗に捕らえたよ」


そういって華はボスの足にむかって刀を突き刺そうとした、が、突き刺した先にはボスはおらず、突き刺そうとした刀の上にボスは立っていた


「お前筋はいいが太刀筋が読みやすいんだよ」


そういってボスはまた宙を舞い、華の後頭部に踵落としが炸裂した


「・・・・・・・ッ!」


華は少しよろめいたが、すぐ体勢を戻した、が、華が体勢を戻した時にはボスの足が顔の前に来ていた


メキョ・・・


そんな音をたてて華は後方に倒れた


「ふふふ・・・・これは誰の血?」


ボスに蹴られた時に口を切ったのか、口から血を垂れ流していた


「なかなか頑丈だな」


「まだ死ねないよ」


そういって華は立ち上がり、上段の構えをとった


「先生、貴方は本当に先生なの?私にはわかるわ、先生の手に染み付いた鉄の臭いが、硝煙の臭いがする」


「決闘してる時に相手の臭いまで嗅ぐのか、俺にはお前の性格がよくわからん」


そういった次の瞬間、ボスは華の刀をピンポイントに回し蹴りをして、華の刀をへし折った、折れた刀の破片は壁に突き刺さり、華は呆然としていた


「・・・・・・・え?」


「え?じゃねえよ」


そういってボスは華の首を掴み、思いっきり壁に向けて投げた、つかさず華は体勢を立て直し、壁に叩き付けられずに済んだ、だがそれも束の間、次の瞬間ボスは華の腹部を思いっきり殴り付け、華は壁に叩き付けられた

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