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ボス、惨殺教室

「さて、決闘を始める前に理事長から連絡がある」


そうボスは言いながら体育館の重い扉を開けた、体育館の外、つまり校庭にはなんと完全装備の約200人の米軍兵士がいた


「なッ・・・・・・!」


思わずミッシェルは声を上げた


「なんだ?ビビってんのか?」


「び、ビビってなんかいません!」


ボスはクツクツ笑いながら言った


「いいか!これから俺に決闘を挑んだ奴等は聞け!この米軍兵士達はあることをしない限り攻撃してこない!そのあることってのは俺との決闘をすっぽかして逃げようとしたり、戦っている最中に逃げようとしたりすると、米軍兵士の持っているアサルトライフルが火を吹いてお前たちの体をこっぱみじんにするぞ!つまりなにが言いたいかわかるな?生き残りたいなら俺を殺せ!」


そうボスが言うと流石に生徒側にも動揺が走った、するとミッシェルが


「皆さん!案ずることはありません!用は理事長を殺せばいいんですから!」


そう生徒側に発破を掛けた、すると生徒側の士気は徐々に上がってきた


「そ、そうだ!あの生意気な理事長を殺せばいいんだ!」


「ようし!殺すぞ!」


「じゃあまず俺からだ!」


そういって一人の生徒が近付いてきた、どうやら決闘は原則一対一らしい


「来い!」


そういって生徒は構えた、するとボスが


「お前、名前は?」


「リチャードだ!お前も早く抜刀しろ!」


そう言われてボスは


「抜刀?そんなことする必要ない、俺とお前達とじゃ雲泥の差があるからな、ハンデだ、お前達がリクエストしない限り俺は剣をもたない」


「後悔するなよ!!」


そういってリチャードはボスに切りかかった、ボスはリチャードの斬撃を避け、空いた胴体に向けて蹴りを喰らわせようとしたが、すぐさまリチャードに剣の柄の部分でボスの足を弾かれた、が、ボスは弾かれた反動を利用してそのまま回し蹴りをした、慌てて剣を使って防ごうとするが、ボスは剣ごとリチャードの顔面を蹴った


バキィ!


リチャードはそのまま後方に吹き飛ばされ、床に叩き付けられた


「ぐ・・・・・かは・・・」


「もう立てないのか?」


そういってボスはリチャードに近づき、リチャードから剣を取り上げた


「仕上げた」


そういってボスはリチャードの首を切断した

床に血が広がり、ボスの革靴に血が染みていった


「次は誰だ?」


「つ、次は俺だ!」


そういってボスにまた一人、近付いてきたーーーー


それから約30分たった、ボスに決闘を挑んだ生徒の約半分はボスの足元で転がっていた


「そろそろ骨のある奴はいねーのか?特に男衆、そろそろ眠くなってきたぞ?」


そういうと一人の少女が近付いてきた、少女は他の生徒同様抜刀したが、ここで一つ他の生徒とは違う所があった、それは刀の種類である、他の生徒はサーベルなのに対し、少女は日本刀であった


「・・・・・お前、名前は?」


「・・・・中條、華」


「日本人か」


そういってボスは構えた、華も構えたがその構えかたはボスの知らない構えかたであった

やがて両者にらみ合いが続き、動くに動けぬ状態の中、華が一言いった


「攻めてこないの?ならこっちから行くよ?」


そういって華はボスに向かって飛び込んできた、尽かさずボスは回し蹴りで相手の刀を弾いた、だが華はその蹴られた反動を使ってボスの顔面に切りかかったのだ、ボスは間一髪で避けたがかすって顔に切り傷ができてしまった、この一部始終わずか5秒の出来事であった、


「あっぶねえ、お前とんでもない剣豪だな」


ボスがそういったのも束の間、続いて第二撃の攻撃がきた、華は斜めに刀を降り下ろして切りかかったが、ボスはこれを避けた、ボスは避けて安心しきっていたが、華は素早く手首を捻って下から上に上げるようにしてもう一度切りかかった、ボスはこの攻撃をまともに食らった


ズバッ!


ボスの血が飛び散り、華の日本刀にベッタリ血がついていた、ボスはつかさず華から離れた、すると華は日本刀に付いた血を見て、舐め始めた


「じゅむひちゃじゅるじゅる・・・」


やがて舐め終わった後、華はボスにむかって


「理事長先生の血、今まで味わったことのない味、ねえ先生?もっと頂戴よ?」


華の目は真っ赤に染め上がった

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