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不沈戦艦武蔵 沈み行く戦友  作者: 賀来麻奥
戦局好転セズ
53/102

グアム沖海戦

 ※小沢長官などの実在の名前は出ていますが正確などが違う場合がありますので、架空戦記としてお楽しみください。

 質問や要望(兵器の説明コーナーの作成)などがあれば感想などにお書きください。


 それと(改)がついても自分は誤字修正ですので見直さなくても在る程度は大丈夫です。

 日米戦はいよいよ分岐点の戦いと呼ばれるものがおきると誰かが言った。前回のマリアナは同等程度の損害だったため分岐点とはいえない。

 1月がたち新鋭の零戦43型は実に400機をそろえる事に成功していた。空母信濃は練習期間としてはまだ不足気味だったが必死の作業によりある程度の操舵の技術などがあがっていた。

 その頃グアム島は新鋭爆撃機B-29と空母艦載機による執拗な空襲を繰り返し受けていた。しかし日本軍の強力な陣地は2年かけて作られており簡単には崩れなかった。


 連合艦隊はこれを撃滅するべく出撃することを決定した。さらに改装空母千歳・千代田を加えた。

 編成は「加賀」 (零戦43型 96機)

    「瑞鳳」 (  〃  36機)

    「飛竜」 (  〃  75機)  

    「信濃」 (  〃  53機)

    「龍驤」 (  〃  40機)

    「千代」 (  〃  30機)

   「千代田」 (  〃  30機) 

    「準鷹」 (  〃  40機 彩雲 12機)

 合計 零戦43型 400機   彩雲 12機

 補用機も実動機とみなしてそろえた数がこれであった。選りすぐりの搭乗員100名とやや未熟な搭乗員400名。攻撃機や爆撃機を乗せなかったためカタログ数値より多く乗せれた。

 米機動部隊は7隻ほど出してきた場合総合機は700機ほどだが戦闘機の数は300機もないはずである。 100機多いためどうにかなるだろう。"どうにかなるだろう"と言うのはもう絶望的な戦況であることを物語ってる。


 

 続いて水上打撃部隊。

 戦艦「大和」「武蔵」「長門」「陸奥」「金剛」「榛名」「比叡」「霧島」戦艦部隊は沈没艦が無くてよかった。

 重巡洋艦「青葉」「衣笠」「高雄」「愛宕」「摩耶」 「鳥海」「妙高」「那智」「足柄」「羽黒」

重巡洋艦も全く運が良い。

 軽巡洋艦「阿武隈」「能代」

 駆逐艦40隻 省略して申し訳ない。

 給部艦6隻

 

 第一戦隊 「大和」「長門」「金剛」「青葉」「衣笠」 駆逐艦四隻

 第二戦隊 「武蔵」「陸奥」「榛名」「高雄」「愛宕」 駆逐艦四隻

 第三戦隊 「那智」「足柄」「羽黒」駆逐艦四隻

 第一遊撃部隊 「加賀」「瑞鳳」「飛竜」「信濃」 駆逐艦四隻

 第二遊撃部隊 「龍驤」「千代」「千代田」「準鷹」 駆逐艦四隻

 第三遊撃部隊 「比叡」「霧島」「摩耶」「鳥海」 駆逐艦四隻

 第一水雷部隊 「阿武隈」駆逐艦四隻

 第二水雷戦隊 「能大」駆逐艦四隻

 第一輸送部隊 補給艦三隻 駆逐艦四隻

 第二輸送部隊 補給艦三隻 駆逐艦四隻

 

 第一/二戦隊は水上打撃部隊の主力だ。第三戦隊は補佐的な役割であらゆる部隊の援護に使える。第一/二遊撃部隊機動部隊主力だ。これの護衛として編成されたのが第三遊撃部隊だ。

 第一/二水雷戦隊はその名のとおり雷撃戦用のものである。第一/第二補給部隊も名前のままだ。護衛の駆逐艦は第2線の物である。


 これとは別に伊400~伊406が出撃する。伊407以降は資源不足で遅れるらしい。



 5月4日 波は時化、雲がかかっていた。連合艦隊はこの日リンガ泊地に集まっており遂にグアムに向け出撃した。

 米艦隊をグアムで撃滅すれば敵はサイパンの維持も難しくなるだろう。さらに敵はソロモン諸島を放置している。サイパンを無力化された場合的は一気に南方より追い出される。そこで講和が結べれば問題は無い。

 


 5月6日 時より雲の間から太陽が出て水面がところどころキラキラと光る。

「しかし敵さんも侵攻が早いな」健太がぼんやり言った。

「まあアメリカだもんな。何度も思うが、あの…みど…エイ」何だったかな?

「ミッドウェー島のことか」ナイス竹浜。

「そのミッドウェー島を取ったところで戦争を終わらせれば良かったんだ」

「まあこちらは欲に惑わせられるからな」

「さてこれ以上愚痴をいっていたら上官から尻ぶったたかれるぞ」

「海軍がこんなに怖いとわな」

「全くそのとおりだ」


 会話を終えた頃に集合がかかった。




 小沢は航空攻撃のことについてやや無知であった。だがその攻撃の強力さは知っている。彼自身は水雷のほうに興味がある。

 つまり航空をなくして水雷戦、または砲撃戦に持ち込みたいのである。水雷、砲撃であれば日本は負けないと自負していた。


 数時間後…

 「敵襲来!」空か?海か?俺はあたりを見渡した。


    

 前回と同じにしようかなとしましたが同じ舞台では飽きてしまうかもしれないので今回グアムを選ばせていただきました。

 相変わらず高校生の稚拙な物語ではあります。ただ戦闘ものばかりに主体を置くのが目的ではないので。(前回は戦闘を主眼においてしまいました)


 あえて平凡な対空気銃の弾薬運びを主人公として他の小説とは違う味を出せていれればいいなと思っています。

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