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不沈戦艦武蔵 沈み行く戦友  作者: 賀来麻奥
戦局好転セズ
50/102

改装と改良

 久しぶりに更新するな。気づいたらお気に入りが増えてた!

 総合評価44ptと。死亡フラグが立ちましたとでもいいたいんですか?主席番号も4番なんだが。

 リンガ泊地でサイパン陥落の報告を受けた俺をはじめとする軍は緊張感をましていつも以上に俊敏に動き、丁寧に物事をこなし訓練の時間を1秒たりとも無駄にしない。これが俺らに出来るものだった。

 俺は毎朝起きるとまだ戦争は終わっていないのかと思う。昨日も夢で戦争が終わり内地に帰れた。いつになれば内地で休暇が取れるのだろう。

 終わらせるためには訓練を確実にこなしそれを実戦で応用する。そうして敵を撃破し頌勝利を奪い取るのだ。航空隊も熟練者は3分の2がやられたがそれがどうしたというのだ。まだ空母も戦艦も強力な護衛艦がある。


 そんなある日…たぶん3月1日だった。


 戦艦部隊に内地帰還の命令が下った。何が何なのかよく分からなったがとにかく久しぶりに故郷の土が踏めるのではないかと思っていた。

 

 そして駆逐艦八隻を従えて俺達は「武蔵」と姉である「大和」そして「金剛」「比叡」「榛名」の5隻が選ばれた。霧島は損傷していたため応急処置して改装のため先に内地に戻っていた。


 そして昼になり船体をゆっくりと進めていった。


 16ノットで内地を目指して俺達は航海を始めた。そして1日と数時間がたった。


 〇六〇〇 夕焼け空が赤々としていてとても優雅だった。戦争しているのがうそのようだ。

 後8日すれば内地に戻れる。乗組員は2日ばかしの休養がもらえるそうだ。ただし軍機密のことはいっさい言えず大本営のほうこくに基づいて喋れということだ。呉湾に行くため家にはいけないが電報などで連絡が出来る。


 そして8月5日速度を途中で上げたらしく明日の深夜には付くらしい。


 一三〇〇 「高度3000 10時の方向敵大型爆撃機ラシキ機体三機発見!」偵察員が大声で報告した。

 敵は盛んに電波を発信しているらしい。どうやら偵察目的のようだ。

 「対空戦用意。高角砲射撃準備」機銃で無いなら俺達の仕事ではない。

 すぐに高角砲に仰角がかけられ頭上の敵に発射した。高角砲といえど駆逐艦の主砲と同じだ。巨大な発射音を響かせた。他の艦艇からもいっせいに砲撃が始められた。

  上空に黒煙がバッと拡散した。40口径12,7センチ砲はあまり威力が強くないがこの距離なら十分な火力である。

 敵は驚き翼を翻して反転し始めたところにもう1回射撃を加えた。

「今度は当ててやる!オラッ」と威勢の良い声で発砲された。

 再び強烈な発射音が響き火薬の煙が甲板上に立ち込めた。そして砲身からはものすごい速度で弾丸が上空に叩きつけられ、指定された高度で炸裂する。

 破片がものすごい勢いで四散し目もくらむような閃光が輝く。


 すると雲のきれめより二機の敵が紅蓮の炎を胴体部分より出しながら海中に落下してきた。もつれ合うようにしてきた1機は途中で大爆発を起こし空を維持的に赤とオレンジをあわせたような色に染めた。 もう1機は爆発の影響で次第に空中分解を起こしながら落下してきた。その燃える鉄の塊は右翼が離脱するとグルリと1回転して派手な水しぶきを立てながら海中に突っ込んだ。

 一同はドッと歓声を上げた。ここにきて敵の大型機を撃墜出来るとは思ってなったのだろうし、何より日ごろの訓練が生かせたのが何よりの喜びだったのだろう。

 

 しかし同時にこんなところまで敵機が来るとは思っておらずいったいどこから来たのかが分からなかった。


 3月7日 〇五〇〇 安眠を取っていたところ海軍の起床ラッパが艦内に響き渡る。ハンモックから飛び降りるように起き大急ぎで支度をした。ダラダラしていたらおもいっきり上官からとてつもなく痛い褒美をもらえるからだ。冬の寒さが内地ではまだ残っており寒い。ことらは赤道近くでうんざりしているのだが日本は四季がありまことにいい国であると思う。この国にアメリカ軍を近づけてたまるか。と胸に誓った。


 そして1時期開放となり俺は自宅に電報を打つなりさっさと湾へ戻った。


 3月9日 2日で改装を終えた武蔵はいままでとは別段代わりが無いように見えた。が新たに不思議なものがつけられていた。12センチ30連装噴進砲である。まあ一言で言えばなんぞ?と言ったようなものだ。

 これは今で言うロケット弾だ。一種のロケット弾で着火すると2秒燃焼し飛翔、6秒後(1500m)もしくは8秒後(2200m~2700m)に爆発し、60個の焼霰弾子をまき散らすものである。最大射程は5000メートルである。上空に大しては2500メールくらいだ。ただし1分当たり20発ほど発砲できる。

 これは有効射程距離が25ミリ機銃より1000メートル長い2600メートルとなっていた。従来の射撃装置で指揮を採るようだ。若干突貫工事らしき感じがするのだがそれは気にしないことにする。


 各戦艦にこれが2基つけられた。そして大和と武蔵は四基だった。段々ハリネズミ状態になっていく武蔵だがロケット弾まで付いてもはやハリ象である。

 

 健太と竹浜はこれを見て頼もしい見方が出来たなと答えたがなぜかライバル心的なものも宿ってきたようだ。


 3月15日 リンガ泊地に到着した。残念なことに航海の途中駆逐艦「岸波」が潜水艦の攻撃に合い、2発命中した。1万トンの巡洋艦でも魚雷2本を受けたらただ事ではない。

 それが公使排水量1000トン~2000トンの駆逐艦に命中したらひとたまりも無い。まるで攻撃された自分を見せないかのように急速に燃えながら海のそこへ消えていった。潜水艦はその後海域を脱出したらしく、こちらは救出できたのは僅か6人だった。

 

 ただし同じ潜水艦かは知らないが来る途中攻撃をしてきたが未熟なのかあせったのかしらないが大ハズレ。味方駆逐艦の爆雷が命中し海中へ没した岸波と同じようにすぐに沈んでいった。違うのは可愛そうに乗員は1人も降りてこなかった。非常に憎たらしいのだがこういうときだけは考えが変わってくる。


 

 この時海軍の零戦が新しく設計された。マリアナ沖海戦後半で活躍した試作零戦が正式採用された。発動機は馬力が160馬力向上した「栄」三三型 1290馬力を搭載しており、武装は前回より弾道性能を良くした20ミリ機銃2型が2丁と7,7ミリ機銃だった。速度は565キロだ。零戦32型が今のところ1番零戦のなかで早いのだがそれを20キロ凌ぎ、さらにアメリカと比べ稚拙だが排気タービンを備え高度8000メートルまでなら性能は落ちることは落ちるが今まで以上の程度の性能で戦える。さらにフラップに改良を加え高速時の操縦性を向上させていた。

 一般的に零戦は機動性がいいといわれているが300キロを超えると徐々に悪くなり最大速度では操縦桿がまともに効かなかったらしい。


 さらにバックミラーが付いていた。これにより一々後ろを見ラズとも良くなったのだ。そして翼の付け根だけ今まで以上に頑丈にした。

 重量は全体的に80キロ増しとなりこれ以上増やすと機体のバランスを壊しかねない。そのためこれ以上は変わったことは行われなかった。巡航速度も10キロばかし上昇した。


 そしてこれは正式名所"零戦43型として使用された"。

 

 しばらく戦艦部隊が出ずに申し訳ありませんが、あまり頻繁に出しますと自分が描いている設定が崩れてしまったりしてしまうのでもう少し時間をください。

 


自分→((((;゜Д゜))))「時間を・・」 (´∀`*)ナンダッテ?←時間

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