表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/102

前哨戦前

 5月16日タウィタウィ泊地

 俺たち第2艦隊は水上打撃艦隊として、第3艦隊と共に第1機動部隊としてタウィタウィ泊地に

リンガ泊地より出撃した。第3艦隊は空母主力の艦隊だった。

 ちなみに第1機動部隊は第3艦隊を主力とし俺たち第2艦隊をあわせ創作された訳だ。

 この第1機動部隊は第3艦隊から飛行機を発進させ、敵機を蹴散らし弱った所を第2艦隊でたこ殴り

にするという作戦をとるために作成された今回の海戦の主力だ。


 第2艦隊武蔵の乗組員はいよいよ待ちに待った艦隊決戦が行われるという事で活気だっていた。

 言ってなかったが俺は主砲砲撃士では無い。俺は機銃の弾薬を運送する係りである。

 ここで第1機動部隊の第二艦隊の船たちを紹介しよう。

 (  )の中は指揮官だ。まあわかってるだろうけど。

司令長官:栗田健男中将、参謀長:小柳富次少将 旗艦:重巡洋艦愛宕

前衛部隊 第一戦隊(宇垣纒中将)

戦艦:大和、武蔵

第三戦隊(鈴木義尾中将)

戦艦:金剛、榛名

第三航空戦隊(大林末雄少将)

小型空母:瑞鳳、千歳、千代田

第四戦隊(栗田中将直率) 重巡:愛宕、高雄、鳥海、摩耶

第七戦隊(白石萬隆少将) 重巡:熊野、鈴谷、利根、筑摩

第二水雷戦隊(早川幹夫少将) 軽巡:能代 第三十一駆逐隊:長波、朝霜、岸波、沖波

第三十二駆逐隊:藤波、浜波、玉波、早波

付属:島風


第一補給部隊:速吸、日栄丸、国洋丸、清洋丸、名取、夕凪、初霜、響、栂

第二補給部隊:玄洋丸、あずさ丸、雪風、卯月、満珠、干珠、三宅、第22号


まあこんな感じだ。第2補給部隊 満珠 干珠 三宅 第22号 は海防艦としてギマラスに待機。


 海防艦ってのは海を守るとかいてあるが、そんな戦力は無い。足が遅く(20ノット程度/(36k/h))

おまけに武装ときたら、申し訳ない程度の機銃、対潜爆雷、そしてその爆雷を除去する海掃具、高角砲が付いてるだけだ。(甲と乙などによって武装が違う) 

 昔は三笠などの旧式戦艦が海防艦として使われたそうだが、基準が変わったというべきだろうか。

 まあ海防艦ほど名前と役割が矛盾したものは無い。余談だが昭和10年に解体されたが武蔵という海防艦があった。

  

 第3艦隊もついでに紹介してをくと


第一機動艦隊(正規空母3、改造空母6 搭載機零戦225機、彗星艦爆99機、九九艦爆27機、天山艦攻108機、九七式艦上攻撃機、二式艦上偵察機、498機との説あり)

第三艦隊

司令長官:小沢治三郎中将、参謀長:古村啓蔵少将 旗艦:空母大鳳

本隊・甲部隊 第一航空戦隊(小沢中将直率)

空母:大鳳、翔鶴、瑞鶴

第五戦隊(橋本信太郎少将)重巡:妙高、羽黒

第十戦隊(木村進少将) 軽巡:矢矧 第十駆逐隊:朝雲、(風雲)

第十七駆逐隊:磯風、浦風、

第六十一駆逐隊:初月、若月、秋月

付属:霜月


 この時悲劇は始まろうとしていた、駆逐艦4隻沈没に続き未帰還機続出この時俺はいや誰もが知る由も無かった。5月27日からその1連の悲劇を見てもらおう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ