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不沈戦艦武蔵 沈み行く戦友  作者: 賀来麻奥
レイテ沖海戦
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レイテ沖海戦序章

 今回の台湾沖海戦 マリアナ沖海戦で米軍は、空母1隻 戦艦4隻 それ以下の船舶など15隻前後 この被害により米軍は進行を遅らせた。

 それがどのように動くのか?


10月23日 爆音が聞こえる。途方も無い数の・・・・・黒い点はやがて青い点になり、太く力強いシルエットを持つグラマンF6F通称ヘルキャトがむこうの空から沸いてきた。


 一一四八「マリアナより緊急電です」突如、リンガ泊地に報告が入った。

 内容は詳しく知らないが、どうやらレイテ島に米軍が上陸を開始したらしい。これに対し日本がどうしたか決まっている。

 我が武蔵以下の連合艦隊が出撃した。この作戦を捷一号作戦を発動した。

 しかし今回の作戦は航空機があまりいない。今現在の航空機を紹介しよう。


 制空部隊 零戦22型 12機  零戦42型/乙・甲 (24機・31機・24機)白菊20機前後 計82機

 偵察部隊 彩雲 24機 零偵15機 計39機

 総合稼動機 121機(零偵は大和と武蔵に6機ずつつむ予定。また他3機は金剛 榛名 長門に積む)

 またこれに加えて本土からもまだくる予定だ。しかし50機も来ないだろう。台湾沖海戦の影響だ。

 これで米軍に勝てるか?いや無理だろ。零戦42型乙は甲より先に開発を進められていたが、遅れてしまった。これは零戦42型の操縦席の後部に8㎜鋼板を付けたものだ。

36機が送られたが(飛んできた)途中で米軍機と遭遇したのか、はぐれたのか知らんが4機喪失してしまった。同じく4人失ってしまった。

 忘れていたが白菊は練習機だ・・・・・・。今回攻撃機が載ってないのは、機動部隊は現在日本にいてここにいないためないためだ。

 現在ここは戦闘機しか置かれてない。


 それはともかく航空機を載せる航空母艦を紹介・・・いっそのこと全艦艇を紹介しよう。 




栗田艦隊 第2艦隊


 第一戦隊  戦艦大和 武蔵 長門 金剛 榛名       

 第四戦隊  重巡洋艦 愛宕 高雄 摩耶 鳥海

 第五戦隊  重巡洋艦 妙高 羽黒

 第二水雷戦隊 軽巡洋艦 能代 第二駆逐隊 駆逐艦 早霜 秋霜

 第三十二駆逐隊 駆逐艦 浜波 藤波 島風

 付属として朝霜(朝霜は第三十一駆逐隊所属だったが、岸波、沖波、長波を

               マリアナ沖海戦で沈められてしまいここの付属となった。)       


 第一遊撃部隊第二部隊

  第三戦隊戦艦 金剛 榛名

 第七戦隊重巡洋艦 鈴谷 熊野 利根 筑摩

 第十戦隊軽巡洋艦 矢矧 第十七駆逐隊駆逐艦 浦風 磯風 雪風 浜風 清霜 野分



小沢機動部隊 第3艦隊


 第三航空艦隊 航空母艦千歳 千代田型 瑞鶴 瑞鳳   

 第四航空艦隊 特型戦艦伊勢 日向 

 巡洋艦戦隊  巡洋艦五十鈴 多摩 

 第一駆逐連隊 巡洋艦大淀 駆逐艦桑 桐 杉 槇 

 第二駆逐艦隊 駆逐艦霜月 秋月 初月   

 第二補給部隊 駆逐艦秋風 油槽船仁栄丸 たかね丸 

        海防艦22号 29号 31号 33号 43号 132号  

     


西村艦隊 第一遊撃部隊第三部隊 

 第二戦隊    戦艦 山城 扶桑 重巡洋艦 最上

 第四駆逐隊司令 駆逐艦 山雲 満潮 朝雲

 第二十七駆逐隊 駆逐艦 時雨


 随行油槽船

 八紘丸 萬栄丸 御室山丸 日栄丸 雄鳳丸 厳島丸 日邦丸 良栄丸



南西方面艦隊



第二遊撃部隊(志摩艦隊、10月18日より南西方面艦隊指揮下)


第二十一戦隊 重巡洋艦 那智 足柄

第一水雷戦隊 軽巡洋艦 阿武隈

第七駆逐隊、駆逐艦 曙 潮 霞

第十八駆逐隊、駆逐艦 不知火

第二十一駆逐隊、駆逐艦 若葉 初春 初霜 (第二十一駆逐隊はセブ島への航空機材等の輸送の為21日朝馬公から高雄へ出港し突入には参加せず)


第十六戦隊:重巡洋艦 青葉 軽巡洋艦 鬼怒 駆逐艦 浦波 (元々第一遊撃部隊と行動を共にしていたが、編成替えにより第二遊撃部隊の指揮下となる。

                                      「青葉」被雷のためマニラに回航され、旗艦を「鬼怒」に変更後、突入)



第六艦隊


レイテ方面:大型潜水艦8隻


マニラ方面:中小型潜水艦7隻


 まあ大体こんな感じだ。



 10月25日から28日 俺は乗っていたからよく分からんが各船舶が混ざり合っていたのだろう気がついたら大艦隊であった。その間奇妙なものを

俺たちは自分の艦の弦側に設置していた。とてもがさつなもので爆風でもあたったら取れるんじゃないだろうかと思った。

 しかし取り付けは容易でその効果を仕官から聞いたときは竹浜と盛り上がるほどの感動を覚えた。


 10月29日 出撃してからこの日いよいよ敵さんと殴り会えるときがきた。しかし上空には航空機がない。裸艦隊だ。じつは今回の作戦は

機動部隊が敵の機動部隊をひきつけ、第2艦隊が突入する作戦なのだ。

 その時愛宕の方では「敵の潜望鏡を発見!!」との声が入ってきた。もう戦いは始まっていた。


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