赤い糸
注意
作者には恋愛経験がありません。
完全なる想像です。いえ、いっそのこと妄想です。
あと意味不明です。雰囲気だけで進みます。
「私たちは赤い糸でつながっていると思うんです」
予想以上に火照る頬
それでもあなたに言ってみた
あなたは少し驚くと
「バカだなぁ」
と鼻で笑った
「バカにしないでください」
私が抗議する前に
あなたは続けた
「俺らはさ」
言いながらあなたは私と手を重ねる
「右手と左手で物理的につながれてんだよ」
珍しく赤い顔をしたあなたは
それでも私の目を見据えていた
顔が過去最上級に真っ赤なのを自覚しつつ
私も微笑み返した
「ごめんなさい私がバカでした」
恋愛は無理だとしみじみ思った作品です。
ちなみにブログに乗せたものを加筆したもの。