あたしは、負けない。
とりあえず、家に帰ったけど、またお母さんに心配かけちゃうかな・・・。
ガチャ
み「ただいま~・・・・?・・お母さん?いないの~?」
ピラッ
み「え?・・・手紙?」
みいへ
お母さんは、今日は出かけます。
明日の夜に帰ります。
ご飯は、作っときました。
母。
み「・・・よかった・・・・。」
ピロピロリン
みいへ☆
みい~!体調ゎ、平気?
早くなおるとぃぃねッ☆ミ
梓、これからゎ、みいのこと
守ってあげるかんね。
あ・ず・さ☆
み「梓・・・ありがとう。」
プルルルルルルップルルルルルルッ
み「あ!電話。・・・学校・・・・・・もしもし?」
先「もしもし、学校のものですけど。みいさんはいらっしゃいますか?」
み「・・・みいは・・あたしですけど・・・?」
先「お。溝端か?今日は、教室によらないで帰っていったから、心配でな。」
ドクッドクッ
あ・・・っゎ・・・や・・・やだあああッ・・・いやっ・・・い・・やっ・・・・
怖い怖いッ!先生に嫌われたくないっ・・・
先「溝端~?おーい??」
しゃっ・・・しゃべんないとっ・・・嫌われちゃう・・・いや・・・いやだぁ・・・・
み「っ・・・ぁっ・・・っく・・・」
先「溝端?大丈夫か?」
み「ぁっ・・・い・・」
ノドになんかが突っかかってうまく、しゃべれない・・・。
先「今から行ったほうがいいか?」
それだけはいや・・・イヤアアアアアッ!!!
み「・・・い・・・で・・・」
先「え?」
み「こないでぇっ!!!!!!!!!!」
先「えっ・・・・ぁ・・・あぁごめん・・・じゃ・・・じゃあ・・」
み「失礼します。」
ガチャッ
み「だめ・・・こんなんじゃ嫌われちゃう・・・いやだ・・・先生・・あたし・・気づいた・・・あなたが好きなんだってこと・・・嫌われたくないの・・・うっ・・・うわああああああああっ」
どんぐらい、泣いたんだろう・・・。
もう、2時だ。夜の・・・2時。怖い。夜ってこんなに怖いんだ・・・。
ガタガタガタッ!!
み「きゃああああああああああああッ!!!!??・・・・あっ・・なんだ・・・机の上の物が落ちたんだ・・・。」
プルルルルルルップルルルルルルッ
み「ヒッ!?・・・こんな時間に・・・何?・・・梓?・・・もしもし・・・」
梓「みい?こんな時間にごめんね。」
み「ううん。で、どしたの?」
梓「今親いなくて・・・怖くて・・・」
み「ぷっ・・・ふふっ、あたしもだよ。」
梓「え・・・ぷっ・・今・・・何してるの?」
み「さっきまで、泣いてた。今ゎ・・・震えてた・・・。」
梓「大丈夫?」
み「うんっ・・・あーあ・・・目ぇ腫れちゃうな。」
梓「明日、休んじゃえば?ww」
み「だめだよ~ww」
梓・み「あははははははっ」
梓「・・・ぃ・・・・み・・・・・・き・・・・ぃ・・・みい!起きて!!」
み「・・・・ぁ・・・・んん・・・・なにぃぃ~・・・」
梓「朝ダヨッ!!!」
み「え・・・・ぁ・・・電話したまま寝てたんだ・・・やば・・・」
梓「もー。」
み「ごめんって!」
梓「そんなことより学校だよ?学校にくる?」
み「いくよ。」
梓「目は?」
み「ちょいみてくるね。」
タタタッ
み「うっわぁ・・・ひどい顔。・・・負けない。先生・・・みい・・・変わるね。ちゃんとするよ。」
ジョキンッ
梓「おーい・・・みい?みーーーいーーー!」
み「ごめんごめん。ちゃんといくよ。今日、一緒にいこう。」
梓「うん。じゃあね」
み「うん。」
あたしは、髪の毛をばっさり、自分で切った。
あたしの髪は、ロングだった髪を、ばっさり、ショートにした。
先生、好きです。