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仮病2

なんで・・・いるの~・・・ってか、二人きり!?

やばい・・・沈黙が続く・・・。



み「せんせー・・・なんで・・・」

先「ん?だめか?先生なんだからお見舞いは当たり前だろ?」

梓「そーだよぉ☆ほら!病人は寝なさいよ~」

み「え・・部屋に来る気?」

梓「当たり前でしょ?何言ってんの?」

先「そうだぞ。病人が起きてちゃだめだろ」

み「はーい・・・」


しぶしぶ部屋に戻るあたし。そして、ついてくる二人。

なんだこれ・・・先生に会いたくないからって休んだのに・・・。

意味ないじゃんかよ~。


             がちゃ


み「どうぞぉ~」

梓「最近来てなかったけど、やっぱ変わんないねぇ~」

み「小学生いらいだねー。」

先「可愛い部屋だな」

み「っ・・・ぇと・・・・ぁ・・・」

梓「あーッ!!!先生メアド教えて~」

先「この前帰ったおまえが悪い~」

梓「そんなのひどいよおおおお!!!教えてよ~」

先「だーめ。おまえのメールくだらなそうだし。」

梓「なっ!先生~!!!!!!!」

み「ぷっ・・・あははははははははははッwwww」

梓「笑うなぁああああ!!!!!」

み「だって~wwwww」

梓「あ!!今日、塾だ!ごめんね。みい帰るね!先生はまだいていいからね!」

み「えっ!ちょっまっ!」

梓「じゃ!」


               ばたんっ


み「えぇ~・・・・」

先「まぁまぁ。いいじゃないか。」

み「あっ!!!!!!!」

先「ん?」


今気づいた。

自分の部屋に、二人きりじゃん!!!!!!!!

やばいやばい!これはやばいよ!!!!!!!!どきどきが聞かれそうなくらい、どきどきしてきた。


み「っ・・・ぅ・・・ぁ・・・ぃ・・・ぇ・・と・・・」

先「え?どした?具合悪いか?」

み「ち・・・がっ・・・・・・・・・」

先「ん?・・・・・・・・」

み・先「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


やば・・・沈黙だよ・・・・。

なんか・・・言わなくちゃ!そうだ!


み・先「あの!」

み・先「あ・・・どぞ!」


でたよ・・・このパターン・・・・。最悪。


み「さきどうぞ!?」

先「あ・・・あぁ・・・これ、理科のレポート。」

み「あ、あぁ・・・ども」

先「で、溝端は?」

み「いや・・・先生は、いつまでいるのかなって・・・」

先「え・・・溝端が寝るまで、かな?」

み「え、そうですか・・・」

先「うん。。。」


あたしは、布団をかぶった。

そして、背をむけた。そして、また沈黙。

まぁいいや。早く夢の中へ行こう・・・。






あれ・・・ぼやぼや声が・・・聞こえ・・・て・・くる・・・ぅ・・・



先「そろそろ帰るか・・・じゃあな。」

み「せん・・・せ・・・いか・・・・な・・・い・・で・・・っ・・・・ひと・・りに・・しな・・・いで・・・・よ・・・・」


あれ?あたしなに言ってんの?ぼけてる・・・・



先「溝端?起きてるのか?どうした?」

み「や・・・・だ・・・・・・・いっちゃ・・・や・・・だ・・・よ・・ぉ・・・・」


ホントあたし、ナに言ってるの!?やめてよ!こんなこと言いたくないのに!!!


先「ごめんな・・今日は、帰んないと・・・明日な」

み「・・・・っ・・・・ぅ・・・・ん」


最悪何言ってるの!あたし!


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