親友なんかじゃないよ
梓・・・ごめん・・・ごめんね・・・。
今日は、学校だな・・・。
親くんのかな・・・。
来たら屋上に逃げようっと・・・。
?「・・・ちゃ・・・・み・・・ん」
み「うっ・・ぅ~・・あ・・圭一くん!おっおはよう^^」
圭「はよ♪勝手に入ってごめん」
み「あ、いやべつにいいですよ」
圭「敬語はいらないぞっ♪」
み「あっ・・・ぅ・・・ぅん・・・。」
圭「かーわーいー☆」
み「いゃっ、全然!?」
圭「かわいーなぁ!もうッ☆あっ、そうそう、さとし、起こしてくれない?」
み「あっ、わかりま・・・わかったよ・・・(照)」
圭「オレとおじさんは、朝飯作ってくる。」
み「あ、うん。」
バタン
み「起こしにいくか・・・。」
み「さとしくんの部屋・・・ここかな?」
コンコン
しーーーん・・・・
み「入るねっ」
がちゃ
み「わっ、男の子の匂いだ・・・、あ、さとしくん?起きて?」
さ「う~ん・・・もぅちょっ・・と・・」
み「キャアアアアッ!!?」
布団に引きずりこまれたッ!!!!
み「さっ・・さとしくん!さとしくん!?」
さ「ぇ・・・ぁ・・・ごっごめん!!!!」
み「うっううんッ!!!?」
さ「・・・」
み「・・・」
さ「ぇっと・・・」
み「あ、あの!あたし、着替えてくるネッ!」
さ「あああ、うん!!」
ばたん
びっくりしたぁぁぁあああ
ガチャン
み「学校かぁ・・・。頑張るか!!!」
み「よし。」
バタン
み「おまたせ~」
先「おはよう、オレは、もういくから」
み「あっ、はい」
先「家では、敬語いいよ。」
み「あ・・・ぅん・・・。」
嬉しかった。先生にちょっと近づけたみたいで・・・。
み「いってらっしゃい」
先「おう。」
圭「じゃあな」
先「おう」
バタン
さ「おっおはよ!!」
み「っ!・・・おはよ?」
圭「うおっはよおぉ~!!」
さ「たっ食べるか!!」
み「うっうん!」
み「じゃあ、あたしも、イクネ」
さ「そっそか!」
圭「気をつけて」
み「いってきます」
ばたん
大丈夫かな?普通の顔・・できるかな?
あ、梓だ・・・。
み「ふぅ~・・・・・あーずーさ!おっはよ~☆」
梓「キャアッ!びっくりした・・・みい・・・」
み「どした?そんな暗い顔して?」
梓「う・・・ううん・・・」
み「梓、本当のことはなすよ」
梓「え・・でも!」
み「いいの!昼休み、屋上でね」
梓「う・・うん・・・。」
平気、梓なら、分かってくれるよね?
梓「みい?」
み「あ、梓!☆」
梓「それで・・・」
み「あのね・・・」
全部話した。細かいとこから、全部。
すっきりした。
み「梓、あたしたち、親友なんかじゃないよ」
梓「え・・・」
み「大親友だぁっ♪」
梓「ぷっwそれ、あんま変わんなくない?w」
み「もういいの!今のことは、梓と、そのさとしくんしか、知らないからね」
あずさ「はなしてくれてありがとう」
み「何言ってんの?当たり前でしょ。大親友なんだから」
梓「みい!」
み「ふふw」
あたしたち、大親友だよ