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幼馴染は暮らしたい

筆が進みましたが短めにしましたすみません。


なろうサバイバルが佳境を迎え、更新回数を増やしたいのと、四月中に終わらせたいからです〜


どうかお許しを

 私が誰だか分からない。


 此処が何処だか分からない。


 誰が味方か分からない。


 自分の居場所が分からない。


 自分の役が分からない。


 最後に覚えているのは、誰かが呼ぶ幻聴。それは確か、生きろ。と言っていた気がする。今となっては意味も分からないけど。あの砂浜で私を拾ってくれたのは、この港町で小さな商店を営む孤独な老婆だった。

 

 夏の繁忙期以外人気のないこの町では、数少ない商店だった。それが体調に悪化で閉店する所だったらしい。周囲からはまだ頑張ってほしいとの言葉もあったらしいが、決めた事だった。と老婆は言う。それがまさか、海岸で私を拾うなんて考えもしなかったと。この子の為に頑張ろうと思った。

 

 なんて言う老婆は微かに笑った。窓から防波堤越しに見える海は穏やかで、このままの時が続けばいいと思った。


 そんな私は未だに過去の記憶が戻らない。既に2年が経過しているのに。時折、嵐の日は体調が悪くなるくらいで。あの日から数日経ったある日から商店で働く事にした私には、多くの知り合いができた。近所のお喋りなおばさまや、やんちゃな子供達、如何にも職人気質なおじさまたち。様々な人々との関わり合いは、日々に鮮やかな色を注す。欠けた心を埋めていく様に。


 そんなある夏の日のことだった、私が過去を思い出したのは。

GWまでに終らせるとか言っといて四月中に終わらせようとする嘘つき作家ですごめんなさい。


皆さん評価と感想お願いします!


多ければ多いほど、4月以降の更新もあるかと。

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