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幼馴染は問いたい2

今回も幼馴染回です

短くてすみません......

 その後、最近女子に人気だと言うパンケーキ屋に連れて行った。4時過ぎの店内は、ピークを過ぎたにも関わらず、満席直前だった。


「あー、美味しかった。誠にしては良いチョイスじゃん、大義だったぞ!」


 さっきまでの腹黒な千鶴は何処へやら、これからの事などすっかり頭にない様に満足そうな笑顔を見せている。


 そりゃそうだよな、トッピングを全て乗っけた最高額のチョモランマパンケーキを食べたんだから.......俺の財布は大量出血で死にかけているが、これも必要な犠牲だったのか......


これも今日で終わりだ。


 俺の前を意気揚々と夕陽へ向かって歩く千鶴へ、俺は呼び掛ける。


「これから晶に会いに行くけど、大丈夫か、そんなに浮かれて。まだ晶の誤解を解いた訳じゃないんだぞ」


図星だったのか、千鶴は今にも空へ飛んでいきそうな足取りを止め、大きめの独り言を言い始めた。


「晶の誤解はもう解けないと思うんだよ。だからもう、晶を殺して私も死ねば一緒になれるから。もうそれで良いかなぁ、なんて考えるんだよ。邪魔なんて何一つない空間でさ、2人寄り添って死ぬとかロマンチックだよね。だから」


千鶴は振り向いて言う。


「邪魔しないでね」


西日に照らされた彼女は、眩しかった。







リア友に読んでくれ!って言ったら読んでくれましたし、感想もくれました!ほんとありがたいっす♪


次回は幼馴染が......なのでお楽しみに


評価や感想などお待ちしてます♪

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