表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/42

幼馴染は死にたい

本日2話目ですが大遅刻ですね!

本当は1700にあげたかったんですけどねー!


今回は題名にも幼馴染と入っていますし、幼馴染回

と称して、あの後の幼馴染について書きまっせ!


何でこんなにやばくなったんだ?(困惑)

その頃、月魄家では


頭がくらくらする。


喉に何かが詰まった様な違和感に赤い跡のついた首、

口の中は血の味で満ちている。


霞んだ視界の向こうには、翡翠ちゃんの顔が見える。

そんな泣きそうな顔をしなくてもいいのに......


手足はまるで自分のものでは無いかの様に動かない。


それにしても、堪えたなぁー。


『彩葉は......お前が殺したんだろっ!あの日屋上から

突き落としたのは、お前だろっ!』


復讐だと言わんばかりの気迫で晶に迫られたのは。


あれがただの言い合いで、あんなに眼光は鋭く無ければ、気持ちいいんだけどなぁ......


どうして私を信じてくれないのかなぁ......


どうしてあんな奴の言う事を信じて、私の言う事は

信じてくれいないんだねぇ......


何で私は生きてるんだろう。


もう、消えて無くなってしまいたい......


ならいっそ、さっき死ねば良かったなぁ


彼の手に一生残る手応えでありたかった......


そんな事を考えてながら意識は遠のいていく。


そして全ては暗転する。



翌日、病院にて


病室のベッドにもたれ掛けながら窓の外を眺める。

あの日の事は未だ脳裏にこびり付き離れない。

普段から無機質な部屋がよりいっそう冷たく感じる。

唯一の色は、床の赤のみ。


ガラガラガラ、


作り物みたいな扉を開けて入って来たのは翡翠ちゃんと、協力者の誠だった。翡翠ちゃんの手には、花束が、誠の手には何故許可されたか分からないスイーツ

が入っているだろう紙箱が。


「千鶴お姉ちゃん、大丈夫?家の兄が失礼しました。

本当に、本当に......ごめんなさい、ごめんなさい......」


堪えきれなかった涙が頬を伝う。


それは違う。私が、私が晶君を怒らせたから......


あの時殺されておけば、彼の手に一生残る感覚として

添い遂げる事ができたのに。


だから今度こそはしっかりやるよ、晶君......


頭を下げる翡翠に、『大丈夫よ。』と微笑みながらそんな事を考えていた。


その間にも、赤は白い床を染めていく。


そしてぼやけて来る思考は、あの日と重なっていく。

そうこの感覚を待っていた。今度こそ、ちゃんと死ぬから、赦してね、晶君......


しかし、その企ても誠にばれて止められてしまう。


直後、ナースコールに反応して飛んできた数人の看護師によって処置を施され、隠していたカッターも没収されてしまった。


「何で一度助かった命をもう一回捨てようとするんだよ、お前。まだあいつは彩葉が無くなって少ししか経って無いから混乱しているだけだ。誤解を解くチャンスならまだあるから。」


そう誠は言い残して帰っていった。


私が好きだった苺のショートケーキを残して。


甘酸っぱいケーキは、王道な青春の味がした。


その後、ケーキを食べた事がバレて叱られた。

是非皆さん評価お願いします!(唐突)


ブクマと星がほぢいでず......


今回といい、前回といい、急に題名の伏線を回収し出しましたネ!


是非評価お願いします!(2回目です...)


これからどんどんカオスになっていきます......

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ