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-UNK√OWN-  作者: アルファ・ノヴァ
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~奏でられる終焉の狂想曲~

どうも、アルファと申します!

今回が小説家になろうでは初投稿となります。自分自身、あまり小説自体には自身は無いんですが作家活動も考えているのでこの様な形で経験していく事にしました!主自体が絵を描くのが大好きなのでたまに挿絵とか入るかもしれないです。クソ下手でも許して許して…。と、こんなこんな感じですが今後とも宜しくお願いします!

人とはかくも脆く崩れ去る軟弱な生物だ。それを人知を超えた者が破壊対象としたらこの地球はどうなるであろうか?無論、為す術もなくものの数分と掛からずに地球は動物達の聖地となってしまうだろう。そしてここ…惑星「ラプラス」では当たり前の様に地球から“人知を超えたもの“に狙われ逃げてきた数少ない人間が繁殖し、独特の文化と世界を築いていった。そう…その場にいた多種多様の生物を押し退けてまで。


* * *


アル「これくらいか…。」

俺は運んできた荷物を倉庫に置く。箱の中には大量の食物が詰まっている。

婆「アルス君有難うねぇ。今日も手伝って貰っちゃって…」

アル「いえいえ。これくらいはどうって事ないですよ!昔から力仕事は得意だったんでこれからも頼んで下さい!」

この話を掛けてきたお婆さんは俺の恩人でもある。両親を亡くした俺を引き取ってくれた上にこうやって自立出来るようになるまで育ててくれた。俺の両親はこの惑星の原住民である“アルタナ“に惨殺された。暗闇があるところには何処からでも出てくる影の世界の住民…と言われているが詳細は分からない。大征伐戦に向かった騎士はどれ1人として帰ってくることも無く遠征したら最後、影に引き込まれ戻って来れなくなるとまで噂される程だ。

アル「…………」

婆「……アルス君、今度家においで。人を呼んでお茶会を開きましょうねぇ。」

俺が昔話に思いふけている事に気付いて優しくしてくれたのだろうか。やはり恩恵しか受けていないことを改めて実感する。

アル「いえ、大丈夫ですよ!俺もそろそろ騎士団の試験を受けますし休んでられませんからね!」

婆「あらあら、それは残念なこと。アルス君も試験頑張ってねぇ。何科のを受けるのかしら?」

俺は暫し迷い、そして告げた。あまりお婆さんには心配を掛けたくないから言わなかったのだが…

アル「…征伐騎士団シャングリラを受けます。」

お婆さんはハッとしたように目を見開く。

婆「貴方も行っちゃうのね…。本当に行くのね?」

アル「はい。」

征伐騎士団シャングリラ…。それはこの惑星「ラプラス」において何よりも重要な役割と言えるアルタナの駆除及び大征伐戦による遠征を主にした科だ。歴戦の勇士である エルヌス・ヴァーミリオン が団長をやっている最前線の戦闘科目でもある。シャングリラはその名前とは裏腹に別名「デッド・オア・アライブ」なんて言われていたりもする。その言葉の通りに正に生きるか死ぬかの激戦を強いられる。だが…

アル「俺は…仇を取りたいんです。恩師と両親の仇を。」

俺には仇を取る役目がある。両親を殺したアルタナ…「アルティマ」を討伐する役目が。恩師は俺の代わりに仇を討つためにアルティマを討伐しに向かった。だが、帰ってくる事はなかった。アルティマの生息域には恩師の愛剣が無造作に転がっていたそうだ。

婆「私は何も言いません。頑張ってきなさい…そして、気を付けてね」

その一言を呟いてお婆さんは帰って行った。空中に滴る水滴がお婆さんの後ろ姿をもの哀しさを引き立てていたのだった。


* * *


アル「ただいまー。」

当然、返事は返ってくる筈が無い。一人暮らしだがそこそこ広い家に住まわせてる貰っているのだが…どうにも1人だとこの静寂が悲しく思えてくる。俺は靴を脱いで自室へと向かっていく。

アル「ただいま、スー。」

スー「きゅー!」

スーとは俺の相棒でもあり契約竜でもある。ラプラスには竜が存在しその竜と契約を結ぶ事が出来る。契りを結んだ竜は契約者と魔力を供給して運命共同体になる。と言ってもスーは群れからはぐれたのか庭の木に引っ掛かって満身創痍の状態になっているのを見つけて育てているのだが。肩に乗れる程の小ささだが結局スーの種族が何なのかは未だに分からない。竜商人にも聞きに行ったが何の種族か分からなかった。まぁそんな事はどうでもいいのだが。

アル「スー、ご飯だよ。」

俺はおもむろに袋に入ってる生魚を空中へと投げる。するとスーはそれをキャッチして美味しそうに食べる。もはや日常となったこの光景も俺の先祖様達はこのようになるまで開拓をして来たのかと思いふける。

アル「スー、見てよ。月が綺麗だよ…」

俺はスーを抱え上げて月明かりに照らされるベッドに腰を掛ける。暫く美しい月に見惚れ、月明かりに照らされながら俺達は眠りについたのだった。

初投稿、如何だったでしょうか?中々ストーリー捻り出すの難しいですねぇ…。途中で色々と迷ったりしてしまいました(´・ω・`)

因みに次回は結構早めに投稿すると思います!

楽しみに待ってくれたら嬉しいです!

今後とも宜しくお願いします!

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