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私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…  作者: 11月 ミツシ
第9章、ヨシフおじさん目線、異世界にて(✓)
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ヨシフおじさん目線、9章1話。【衝突は静かに進む】

 ここは、異世界。第32異次元世界の異次元門守備軍要塞。

 国家機密やらなんやらの話が終わり、私はあてられた部屋から異次元門を見ていた。

 異次元門からは連日、世界各国から国連、異次元門をかえして物資や弾薬、一部の軍事兵器や航空機、戦車用燃料、建設資材などなどが運び込まれていた。

 要塞線は日々日々拡張工事が行われており、第1要塞線が山のふもとに20mほどの鉄筋コンクリート改で作られた壁が、異次元門があるこの山を囲むように建てられ、第2要塞線は山頂付近に5mほどの壁が現在も建てられていた。

 戦力も日々日々拡大し続け、陸軍では各国軍の増員歩兵や対空兵器などが新たに異世界入りした。

 海軍は、旧式の河川砲艦を我が国が…

 空軍は、急降下爆撃機や縦列爆撃機などが追加で配備された。


「しっかし、伍長はどこに行ったんだ?」


 衛星電話で我が国軍の出兵に担当者でもあるルーズヴェール軍務卿は同意したのだが、国王である伍長が行方不明だった。仕方がないので伍長が見つかるまで私が代理で許可を出したのだが…。

 っと、誰かが扉をたたいてくる。


「はい」

「失礼します。首相」

「ああ、アジェネンコフ大将か、どうした?」

「いえ、実はですね…、人工衛星を飛ばして、引き続き皇居付近を監視していたんですけど、そこから2個中隊ほどの規模の部隊がこちらに向かって進んでおりましてね」

「それは、いつ頃の話かね?」

「30分ほど前です」

「…もう一つ、皇都からの距離は直線でどれくらいかね?」

「直線ですか…大体70㎞ほどですね…」


 なるほど…しかし2個中隊か?

 だが、2個中隊でこんな物騒なものが数多く設置されている場所に突っ込んでくる奴はいないだろう…。多分だが


「一応、警戒をしといたほうがいいかな…」

「分かりました」


 そういえば、最近この世界では、ある映像が話題だそうだ。

 まぁ、国連安全保障評議会常任国の首脳級の人がこの世界に宣戦布告する映像だが…。考えてみれば恐怖だなぁ…

 そのせいか、最近基地の近くでこの世界の民間人を確認するようになった。

 まぁ、この要塞線に来たら、誰しもが驚愕するだろう。実際私も一度外から見てみたが、苦笑いしか浮かべられなかったぞ…。明らかにオーバーキルだ。

 その理由としては、壁がずらーっと建てられ、一部開いたところに戦車砲やら、自走砲やら固定砲台やらの砲塔がにょっきりと生えているからである。

 何度か衝突はあったが、中に入れた敵兵は一人もいないそうだ…。当たり前か

 私は異次元門を見ながら、再び苦笑いを浮かべていた。


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