伍長閣下目線、9章12話
うん、ごめんね。早く新章行きたくてね。手を少し抜いちゃった。
「うぅ、うーん」
目が覚めた。
意識もまだはっきりしない中、私はとりあえず状況の整理を開始した。
まず、タイムマシンで並行世界の地球に行き、話を聞いて、銃撃戦を行い、それから…
「あ!」
記憶を取り戻し、今置かれている状況を再確認する。
ここがどこかはわからない、いつなのかはわからない、私は安全バーを上げ、ほかの乗組員たちが座っていた席を除く。
アイゼンハワード氏、アドレフ、シェリアちゃん全員確認できた。
「な、ここは…」
と、アドレフが目を覚ます。
それに続いて、アイゼンハワード氏、シェリアちゃんも目を覚まし始めた。
その間に私は外への扉を体当たりでぶち破る。
扉が勢いよく開き、その反動で外へとぶっ飛ばされる私。
そして、外の景色を見ておおよその場所の把握は出来た。
「レッドヴェーレルリン連合王国…」
そう、つまり無事に?帰ってこれたのである。
レッドヴェーレルリン連合王国王都郊外に…
「ついたのか?」
後ろからアドレフが尋ねる。
「ああ、」
私達はそのまま王宮まで歩き出した。
「…………ってことがあってな…」
事態は変わって王宮の応接室。
私は、アドレフ、アイゼンハワード氏、シェリアちゃんをとりあえず応接室に通し、ヨシフに今までの経緯を包み隠さず話していた。
「あのなぁ、伍長…ぎっくり腰で職務を休んでいたかと思えば、なんだ?とんだ大冒険だったじゃないか」
呆れ気味にヨシフは小言をつぶやく。
「とりあえず、この二人の国籍発行しておいて…」
「…はぁ、わかった」
さすがヨシフ、伊達に長い付き合いじゃね
「じゃあ、今度はわしが話す番じゃな」
そう言って私がいない間の事を話し始めた。




