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伍長閣下目線、5章5話
「お、おなか痛い…」
お腹を今朝がた壊してしまった。
原因はわからないことでもない、晩飯を食いすぎたことによる、腹痛だろう…そう医者に言われた。
そして、現在、隣接された薬局で薬をもらうことになっているのだが…
「おい、おい、大丈夫なのかね、伍長…ゲッほげっほ」
ヨシフが気にかけてくるが、そのセリフはそっくりそのままお返ししよう。
「おい、おい、大丈夫なのかね、ヨシフ君」
「なぁに、ただの風邪だって医者から言われたところだよ」
奴は風邪、私は腹痛…そして…
「お前らも何やっとんだか」
視線の先に、ルーズヴェールとチャーチムの姿があった。
「私は、持病の肩こりの治療に…」
ルーズヴェールはそう答える。
すると、チャーチムは、
「私は歯の治療ついでに、いい薬があると聞いてね」
そう答える。
もしや、チャーチム、その薬、危ない薬とかじゃないよな。
それをつぶやくと、
「はははは。冗談になってませんね。ただの胃薬ですよ」
笑いながら言われた。
一国の元指導者4人が薬局にいるという何とも不可思議な光景がそこのあった。




