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私達は仲良く異世界に転移されたけど国家建国生活は大変だそうですよ…  作者: 11月 ミツシ
第10章、ヨシフおじさん目線、レッドヴェーレルリン連合王国始動!(✓)
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ヨシフおじさん目線、10章3話(後)【元老院は最古の国家組織である】

『元老院』

 ス連邦に本拠点を置く、国際機密組織、実態内容は今のところ謎めいている。実際、国会よりも権力を持っているらしい。

 メンバー構成は政界をはじめ、経済界、工業界、技術界、教育界、軍事界、軍需界などなど様々な業界のトップや要人などが過半数を占めているそうだ。(唯一ある情報)

 和博老人曰く、元老院には3つの議会委員があるらしい。

 トップをス連大天皇帝を筆頭に、様々な業界のトップが多くを占める通常元老院。大天皇帝を筆頭に警察機構、陸軍省、海軍省、空軍省、統合軍などの国内およびス連の防衛に関することが主な元老院下院議会。そして、国際社会の監視部門にあたる元老院上院委員会がある。

 なぜ、上院だけ委員会が付くかは50人体制なので実質的に委員会にしたそうだ。

 その上院委員会議長に目の前にいるご老人、島城 和博氏がいたそうだ。しかし…


「国際社会の監視部門ですか…」


 この世界に似つかわしくない言葉を繰り返し聞き直す。ただし今が初めての繰り返し。


「戦争主義国家や独裁的危険思考主義者、国際指名手配犯や戦争犯罪者などを追跡監視する部門でな…それこそ表世界から裏世界まで様々な場所を監視しているのじゃよ」


 なんだか、どこかで聞いたことがあるような設定が出てきた…いや、設定じゃないし本当の事なのだろうが、にわかには信じがたい。


「いつお辞めになったのですか?」

「つい1年ほど前じゃ。老後をどうするか考えていた時に、新国家ができたと聞いてな、せっかくだし住んでみようかって話になて移住してきた」

「そうでしたか。どうですか?」


 一国家の指導者として国民の意見は尊重せなければならない。一人一人の意見によって国が動いているといっても過言ではない。


「ん…、最高といいたいのじゃが、今度曾孫たちがこちらにやってくるのでな…この国は娯楽施設が少なくて、そこら辺を増やすことは出来んのかね?」


 なるほど…娯楽施設か…確かに娯楽は必要だな、どこかの誰かも娯楽がない世界なんて世界じゃないわ!とか言っていたし…。

 となると皇宮財閥に娯楽施設の発注依頼をしとかねば…そう思いスマホを取り出そうとした時だった。

 プルルルル

 スマホに皇宮財閥の担当者から着信が入った。

 

「はい、もしもし」

『あっ、皇宮財閥レ連担当の……と申します。ヨシフさんのお電話で間違いないでしょうか?』

「ああ、そうだが…」

『実はですね、王都からの鉄道計画に際していくつか土地を購入しましてね、そこにテーマパークを建設()()()ですが、よろしかったでしょうか』

「…。…。建設しただと?!」

『ええ、工事も全部終わりまして…』

「…!」


 絶句した。

 だって、過去形のように言ってくるし、あの辺り最後に見た時高原だったし…。その時私は冷や汗を出しながらこう思った。


(もうやだ、皇宮財閥!)


 そのころ、レ連海軍指令室では、ルーズヴェール軍務卿が怪訝な顔をしていた。


「第128駆逐艦隊の消失…だと」


 マップには6隻の駆逐艦の模型があり、それらにバツ印が示されていた。


「報告によりますと、未確認の潜水艦を発見後、指令所に救難信号が発信され、その後消失しました。午後2時過ぎの事です。海域を調査しても破片すら見つかっていない状態です」


 これが報告だった。

 だが、彼らは知らなかった。これは大いなる伏線だったことに、


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