伍長閣下目線、10章4話、選挙5日前。【後任演説者は彼が受け持った】
Выборы пять дней назад(選挙5日前)って書きたかったけど、諦めた作者さんです。
なお、グーグル先生を使ったので大丈夫かと…
国営鉄道…王都ベレッツェネア地区、東京で言うところの東京23区の一つ。
そのベレッツェネア地区の中央駅建設予定地に私はいた。
なお、昨日の今日で作るわけではなく、この辺りの土地を指定して現在仮の工事の真っ最中である。
「では、ここの駅から各市町村を結ぶ鉄道路線と、王都を回るための環状線でいいですかね?」
「ええ、そうですな」
環状線、大阪で言うところの大阪環状線のように一周したら帰ってこれるように作られる。
「大体どのくらいで出来上がるんですかね…?」
「そうですね…1週間くらいかと」
もう、呆れるを通り越して感心する。
この広いレッドヴェーレルリン連合王国に鉄道を引く期間が1週間だとか…
「海はどうするのですか?」
「地下に通します。現在許可をいただきましたら、3日ほどで…」
「…お願いします」
もう、何があってもス連を敵に回してはいけないな…私はそう心の中に深く刻んだ。
プルルルル
スマホに着信がまたまた入る。
「失礼………もしもし」
『伍長君かね…?』
「ああ、そうだが…ルーズヴェールか?」
『そうだ…実はな、ス連邦からMIGCRAFT-64が大量に売却されててな…どうだ?100機ほど購入するがいいか?』
「別に構わんのだが…いくらだ?」
『100機で100万円になります』
「なっ…」
私は電話越しで絶句していた。
神よ…私はこのことにどう反応したらいいかがわかりません。
だって1機1万円って、一般人でも買えるじゃないか…
仕方がないので電話を切り、ベンチに深々と腰掛け、頭を抱えた。
……考えてみれば、これデジャヴだぞ…この世界に初めてやってきたときのリアクションが確かこんなんだったような…
…っと、
プルルルル
最近、やけに電話がかかってくる。
まぁ実際私の電話番号知っているのって、ヨシフかルーズヴェール、チャーチム、皇宮財閥、国連議長くらいだけどね。
「はいもしもし」
『伍長君かね?わしだよわし…』
「どちら様でしょうか…」
『いやいやわしだよわし…』
「あの、本当に誰ですか…」
わしわし詐欺かよ…
いや、正直誰かは知っているけどね…
『ヨシフだよ…』
ほらやっぱり。
「っで何か?」
『いや、選挙演説の後任に来てほしいのだが…』
「はぁ、明日なら…」
『OK』
何だこの会話!
電話を切るとき内心このツッコミをぶちかまそうかとも思った。




