時代劇ショートショート【小便組】
江戸の多くの長屋には、お稲荷様を祀る祠がある。神田佐久間町のねずみ長屋にも、小さな祠がある。ただ他の長屋とは違い、祀られているのは大黒天だった。地主の三国屋長兵衛が大黒天を信仰していたために、大黒天を祀っていたのである。
七福神の一柱である大黒天は財福を司る神で、使者はねずみだ。だから、この長屋は「ねずみ長屋」と呼ばれている。だが、口の悪い連中は「ねずみも逃げ出すような『ぼろ長屋』だから、ねずみ長屋と呼ぶんだ」などと言っている。そう言われる通り、お世辞にも立派と言える長屋ではない。
そんなねずみ長屋に住む魚屋の半吉が、仕事を終えて帰ってくると、見慣れない娘が祠の前で手を合わせていた。年は二十歳くらい。すこぶる美人だ。
娘は、半吉と目が合うと、にっこりと微笑み、軽く会釈をして空き家の中に入って行った。
その様子をポーっと見つめる半吉。思わず、「天女だ。天女が舞い降りて来た」とつぶやいた。
「天女ではないぞ。あの娘さんはお美代さんだ。今日、引っ越して来たんだ」
半吉が後ろを振り向くと、大家の善左衛門が立っていた。
「お美代さんって言うんですかい。こんなおんぼろ長屋に住むなんざあ、まさしく掃き溜めに鶴だ。なあ、大家さん」
「おんぼろ長屋は余計だ。まあ、お前が掃き溜めなのは間違いないがな」
「相変わらず、大家さんの言うことはキツイねえ」
「そんなことより、お美代さんには近づくなよ」
「何でそんなこと、大家さんに言われなきゃならないんでえ」
「お美代さんは三国屋さんのこれだ」
善左衛門は小指を立てた。
「えっ、えーっ、地主の妾なんですかい?」
「そうだ」
半吉は肩を落とし、悪態をつく。
「手前の長屋の空き家に妾を住まわせるたあ、しみったれてやがる。こんなとこでよろしくやられるこっちの身にもなってみろってんだ」
「落ち着け、半吉。ここが妾宅になるのではない。適当な家が見つかるまでの間、仮に住むということだ。そういうことだから、お美代さんには近づくな。わかったな」
善左衛門は半吉に念を押すと立ち去った。
半吉は自分の家に帰って、座敷に横たわった。
善左衛門に近づくなと厳命された半吉だったが、お美代のことが気になって仕方がない。
「あの白い肌、潤んだ瞳、通った鼻筋、ぽってりとした唇、優し気な笑顔、お美代ちゃーん。何してるかなあ」
半吉はフラフラと立ち上がり、夢遊病者のように歩き出す。気が付いたら、お美代の家の前にいた。
突然、引き戸が開いた。
「あら、先程の……。何かご用ですか?」
お美代に話し掛けられ、半吉の心臓は早鐘のように脈打ち、頭に血が上る。顔が真っ赤になり、崩れ落ちるように倒れた。
「大丈夫ですか?」
半吉はお美代の声を遠くに聞いた。
半吉が気が付くと自分の家で横たわっていた。
(お美代ちゃんのことを考え過ぎて、夢を見ちまった)
「気が付きました?」
半吉が声のする方を見ると、お美代が土間で湯飲み茶碗に水を汲んでいた。何が起こっているのか、事態が呑み込めない。
「お美代ちゃん、どうしてここに?」
「急に倒れるんですもの、びっくりして長屋の方に助けを求めたんです。こちらにお住まいだとわかって、皆さんに手伝ってもらって運んだんです。大変だったんですよ」
悪戯っぽい笑みを浮かべたお美代が、水の入った茶碗を運んでくる。起き上がった半吉の額から濡れ手ぬぐいが畳に落ちた。半吉は恐縮しながら茶碗を受け取って頭を下げる。
「申し訳ねえ」
「ご病気なんですか?」
お美代は座敷に腰を掛けて、心配そうに半吉の顔を覗き込む。お美代と半吉の顔が、くっ付きそうだ。
「びょ、病気なんてとんでもねえ。ちょいと、目まいがしただけなんで」
「それならいいですけど……。ところで、なぜ私の家にいらしたんですか?」
気になって気になって覗きに行ったなんて言えない半吉は、何とか誤魔化そうと考えを巡らした。
「空き家に新しく入った人がいると聞いて、ご挨拶に伺ったんでさ」
「そうだったんですか。それで私の名前を知ってたんですね」
お美代は納得した様子で腰を上げて軽く会釈をすると、「お体を大事になさってください」と一言言って出て行った。
それをポーと見送った半吉は、お美代の入れてくれた水を飲んだ。
(可憐だ。まるで百合の花のようじゃねえか。それに優しい。見ず知らずの男を看病するなんてよう、なかなかできることじゃねえ。ん、待てよ。長屋の連中が運んできたと言ってたな。だったら、長屋の連中に任せるのが普通じゃねえか。何でお美代ちゃんが看病してたんだ? もしかして、お美代ちゃんは俺に惚れたんじゃないか。畳に寝かせた俺の顔を見てよ、『あら、よく見たらいい男』、『半吉さんは、私が看病しますから皆さん帰ってもらって結構ですよ』なんて言ってよ、二人っきりになったんじゃねえか? 帰り際に俺の体を気遣うことも言ってたしよ……)
半吉の妄想はしばらく続いた。
翌日、仕事から帰って来た半吉は、長屋の木戸をくぐったところで呼び止められた。呼び止めたのは同じ長屋の住人である大工の牛五郎だった。
「半吉、売れ残った魚はあるか? 買ってやるぞ」
「何もないんで。ほ、本当ですぜい」
半吉の様子がおかしい。牛五郎は天秤棒からぶら下がっている桶の蓋を開けた。
「鯵が二匹あるじゃねえか」
「これは売り物じゃないんで」
半吉は急いで蓋を閉め、逃げ出すように自分の家へ入って行った。
「何でい、変な奴だな」
牛五郎は首を傾げた。
しばらくして、半吉の家の引き戸が開いた。中から半吉の頭だけが出て来て左右に振られる。
「誰もいねえな。よし」
半吉が桶を抱えて出て来た。音を立てないように歩き出し、お美代の家の前で止まる。
「お美代さん、いるかい?」
半吉が小声で呼ぶと、スッと引き戸が開いて、お美代が出て来た。
「半吉さん、どうしたんですか?」
「昨日看病してもらったお礼に魚を持って来やした」
桶を差し出す半吉。
「まあ、立派な鯵。でも、貰う訳には……」
「気にしなせいでくだせい。売れ残りなんで」
「なら、お金を払います。お幾らですか?」
「とんでもねえ。それじゃあ押し売りになっちまう。黙って受け取っておくんなせい」
お美代は迷っているようだ。しかし、無理に断る訳にもいかない。
「お言葉に甘えさせていただきます」
お美代は桶を受け取ると、家の中に入り、空の桶を持って戻って来た。
「半吉さん、ありがとうございました」
お美代は頭を下げて桶を返す。桶を受け取った半吉は何か言おうとしたが、引き戸が閉められ立ちつくした。
半吉は、「まあ、大きな鯵が二匹も。私一人では食べきれませんから、半吉さんも一緒に食べましょうよ」、「年頃の娘さんの家に入り込むなんざとんでもねえ」、「そんなこと言わずに中へどうぞ」、「そうですかい。そこまで言われたんじゃしょうがねえ」という展開を想像していたのだ。
ガックリと肩を落とす半吉。すごすごと戻ろうとしたとき、「見てたぜ。売り物じゃねえって、こういうことか」と、声がした。牛五郎の声だった。
半吉は聞こえないふりをして自分の家の戸を開ける。
「待てよ」と言うのと同時に、牛五郎が半吉の後ろに続いて家の中に入って来た。
「あっ、牛五郎さん。何か用ですかい?」
まるで、今気が付いたかのように言う半吉に、牛五郎は座敷に腰掛けて言う。
「とぼけるねえ! まあ、いいや。そんなことよりお前、お美代に惚れたな」
「そ、そんなことは……」
そう言った半吉の顔は真っ赤だ。
「隠さなくたっていいってことよ。あれだけの器量だ、惚れるなっていう方が無理ってもんだ。俺だって、女房のお多江ととっ替えてえくれえだ。でもよう、お美代ちゃんは地主の妾だぜ。お前知らなかったのか?」
「大家から聞いて知ってやす」
「だったら、諦めるしかねえじゃねえか」
「でも、……どうしようもねえ」
牛五郎は「困った奴だぜ」と言い残して、出て行った。
半吉は度々「売れ残っちまったんで、食べてくだせい」と言って、魚を届けた。一緒に飯を食うことはなかったが、半吉はお美代と話をするだけで楽しかった。
この日も半吉は、お美代の家の戸口に立った。
「お美代さん、半吉です」
いつものように、スッと引き戸が開く。半吉が出て来たお美代に魚の入った桶を差し出すと、お美代は桶を押し返した。
「半吉さん、もう結構ですから」
「余り物なんで遠慮しねえでくだせい」
桶を引っ込める様子の無い半吉。お美代は家の中に半吉を招き入れた。
お美代に促され、半吉は座敷に上がってお美代と差し向いになって座る。ついに思いが通じたと思った半吉の心臓は、早鐘のように脈動した。
「半吉さん、知ってるんでしょう?」
お美代はうつむき加減に言った。
(お美代ちゃんの恥じらう姿も可愛いなあ。心配しなくても、お美代ちゃんの気持ちはわかってるぜ。俺もお美代ちゃんのことが好きだからよ)
半吉はそう思いながら、自信ありげに答えた。
「ああ、知ってるぜ」
「だったら、もう魚を持ってこないで」
「えっ、どういうことでい?」
「私が地主さんの囲い者だってことを知ってるんでしょう。なら、男の人と噂になったりすると、困ることになるのはわかるでしょう。親切にしてもらうのはありがたいけど、もうこういうことは止めて」
お美代にもう係わるのは止めてとキッパリ言われ、半吉は言葉を失った。
二人共、一言も発しない。無言の時が流れる中、戸の外から声がした。
「お美代ちゃん、お客だよ」
お美代が土間に降りて戸を開けると、牛五郎の女房のお多江が立っていた。後ろには若い男がいた。
「新太郎さん、どうしてここに?」
お美代は驚くと同時に嬉しそうな表情をした。その様子を見ていたお多江は安堵したようだ。
「そこの辻で、この人から『この辺にお美代っていう娘がいるって聞いたんですけど、ご存知ですか?』って訊かれたんだよ。お美代なんて名前は珍しくもないだろう。うちの長屋のお美代ちゃんのことかわからなかったんだけど、取りあえず連れて来て良かったよ」
「新太郎さんは幼馴染なんです。お手を煩わせて申し訳ありません」
お美代がお辞儀をすると、お多江にはお美代の頭越しに家の中が見えた。座敷に茫然と座っている半吉がいた。
「あら、半吉さんじゃないか」
「あっ、お多江さん」
「お多江さんじゃないよ。何してるんだい。お美代ちゃんにお客さんなんだから、帰るよ」
お多江はそう言うと、家の中に入り、半吉をつかんで引きずるように外に出した。
「それじゃ、ごゆっくり」
そう言ったお多江に、新太郎とお美代は軽く頭を下げ、家の中に消えた。
ほどなくして、新太郎とお美代の話し声が戸口から漏れて来た。
「どうして何も言わずに引っ越したんだよ」
「お別れを言うのが辛くって。それに妾奉公に出たなんて言えなかったの」
「えっ、妾奉公に出たのか? どうして?」
「おっかさんが倒れて、高額の薬礼が必要になった上に、死んだおとっつあんの借金までが出てきてしまって……、大金を作らなければなかったの」
「そんなことになってるなら、一言相談して欲しかった」
「相談したら、新太郎さんに迷惑を掛けてしまうでしょう」
「何言ってるんだ。お美代ちゃんと僕は夫婦約束をしている仲なのに」
「薬礼と借金を合わせて三十両もあったのよ。お店勤めの新太郎さんに作れる額じゃないでしょう。相談したら困らせるだけだもの」
会話が途切れた。
しばしの沈黙の後に、また話し声が聞こえ出した。
「新太郎とは別れるしかないの」
「もう、愛してないのか?」
「愛してるわ。でも、年季が二年もあるのよ。別れるしかないじゃないの。私のことは忘れて」
二人の泣き声が漏れ聞こえる。
戸口に立って聞き耳を立てていた半吉の頬にも、涙が伝わっていた。その涙は、失恋したことによるものなのか、お美代の身の上に同情したものなのか、半吉にもわからなかった。
半吉は勢いよく引き戸を開けた。
「邪魔するぜ」
「半吉さん!」
突然入って来た半吉に、お美代は驚いて声を上げたが、新太郎はうな垂れたままだった。
半吉は「盗み聞きするような真似をして申し訳ねえが、話は聞かせてもらった」と言うと、新太郎に歩み寄り、襟首をつかんだ。
「お前、お美代ちゃんのことが好きなんだろう! 夫婦になりてんだろう」
新太郎はうなづく。
「だったら、泣いている場合じゃねえだろう」
半吉は新太郎を一喝すると、つかんでいた手を放して座敷に腰掛けた。
「お美代ちゃん、前金は幾ら貰ったんでい」
「四十両です。でも、今は十両しか残っていません」
「三十両は返済に使っちまったのか。三十両もの大金を集めるのは無理だろうな。前金を返して無かったことにすることはできねえな……。あれをやるしかねえか」
「何をするんですか?」
お美代は身を乗り出して訊いた。
「お美代ちゃん、寝小便をしろ」
「えっ、寝小便と言いました?」
「そうだ、寝小便だ」
半吉の顔は至って真面目だ。
「こんな年になって、おねしょなんて……恥ずかしくてできません。長屋の人達に笑われます」
「ここでしろと言ってるんじゃねえ。地主と一緒に寝ているときにやるんだ。年頃の女には死ぬほど恥ずかしいだろうが、これしか方法はねえ」
「そんなことで、妾にならずに済むんですか?」
「小便組って聞いたことねえか?」
「小便組?」
「小便組ってえのは、旦那と同衾したときに寝小便をして暇を出されるように仕向ける妾達のことだ。毎晩、寝小便をされてみろ、冷てえし、臭えし、たまったもんじゃねえ。それに高え布団も台無しでい。だから、旦那は手切れ金を出しても別れたいと思う訳だ。旦那の都合で暇を出すんだから、前金を返せとは言えねえ。妾は丸儲けってことよ」
「そんなに上手く行くんですか?」
「『小便をして逃げるのは妾と蝉』とか、『お妾の乙な病は寝小便』という川柳があるくれえだ。結構多いんだぜ。きっと上手く行く」
半吉の自信ありげな顔を見たお美代はうなずいた。
半吉が小便組の話をした数日後、お美代はねずみ長屋から出て行った。地主の用意した妾宅に引っ越したのだ。
それから十日後、お美代と新太郎がねずみ長屋を訪れると、半吉が井戸端にいた。
お美代は弾んだ声で「半吉さん」と呼び掛けた。
振り向いた半吉は、お美代の様子から暇を出されたんだと思った。
「お美代ちゃん、上手く行ったんだな」
「はい、半吉さんの言った通りになりました。ありがとうございました」
深くお辞儀をするお美代と新太郎。
「頭を上げてくれ。何をしたって訳じゃないんだからよう」
半吉は照れくさそうにしている。そんな半吉を、新太郎は真っすぐ見つめた。
「いいえ、半吉さんに怒られなければ、僕は大事なことを忘れるところでした。一生をかけてお美代を幸せにします」
「新太郎さんと夫婦になることができるのは、半吉さんのお陰です」
二人は満面の笑顔で改めて深いお辞儀をした。
「そうか、夫婦になるのか。幸せになるんだぜ」
半吉の言葉に見送られ、お美代と新太郎は仲良く並んで帰って行った。
路地を歩く二人の後ろ姿が段々小さくなるのを見守る半吉。目には涙が滲んでいた。
「半吉、余計なことをしちまったんじゃねえのか? お美代ちゃんに惚れてたんだろ」
突然、後ろから話し掛けて来たのは牛五郎だった。
「これでいいんでさ。お美代ちゃんのおてんとう様みてえな笑顔を消す訳にはいかねえ」
「そうか……辛えな。半吉よ、吉原に繰り出すか。奢るぜ」
「ありがてえ」と言った半吉の頭に、冷たいものが降って来た。見上げると、蝉が飛んでいた。
<終わり>
江戸の長屋には、木戸、井戸、厠、ごみ溜、それに大抵稲荷神社がありました。なぜ稲荷神社があるかというと、その地で災いが起こらないよう祈念するために、地主が建てたのです。
お稲荷様は元々五穀豊穣の神様でしたが、江戸時代になり商売繁盛の神様としても信仰されるようになり、数多くの稲荷神社が建てられたのです。それを表す言葉に「江戸に多いもの、伊勢屋稲荷に犬の糞」というのがあります。
地主、大家、店子の関係を現代風に例えるなら、地主は賃貸住宅のオーナー、大家は管理人、店子は住居人になります。
大家は建物の管理、店賃の徴収といった管理人としての仕事の他に、町役人としての側面を持っていました。奉行所の人別帳に載せるため、店子の情報を町名主に届ける役目もあったのです。落語に「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然」というセリフが出て来ますが、大家と店子はそういう関係でした。店子が罪を犯すと、大家が連帯責任を取らされたのです。
江戸時代の妾というと、旦那が遊女などを身請けして別宅に囲う(だから妾は囲い者とも言います)ことをイメージします。そういう場合もありましたが、妾として奉公する方が多かったようです。これを妾奉公と言います。
妾奉公は、旦那(雇人)が口入屋(職業斡旋業)に頼み、妾になる女性を紹介してもらうというものでした。妾奉公では、雇用期間と給金を取り決めた証文が交わされたそうです。武家や商家に奉公するより、給金が高額で、別宅を与えられたためでしょうか、妾奉公は女性に人気があったと伝わってます。
妾奉公する女性の中には、悪い女もいました。前金を受け取り、毎晩寝小便を繰り返したのです。旦那は嫌になり、手切れ金を払って追い出すことになります。旦那からの解雇なので、前金を返せとは言えません。手切れ金と前金を取られ、旦那は大損でした。このように、旦那から暇を出されるように仕向ける女達のことを小便組と言いました。
小便組は流行り、次のような川柳も詠まれました。
「やったらと茶を呑む妾出る気なり」
「たれる晩古い小袖を二つ着る」
「ここで三両かしこで五両取って垂れ」
旦那の方も小便組にやられっぱなしではありませんでした。一計を案じるようになったのです。寝小便をすると、治療と称し、妾の股間に大きな灸をすえました。妾は熱さに耐えられず寝小便をするのを止めるようになったのです。この対応策が広まったために、小便組はいなくなったそうです。




