表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

36/50

「プレゼント・プレゼンテーション」


「お誕生日何が欲しい?」

母が珍しく聞いてくれました

ウゥンなんだろうなと、考え込んだその時でした


お誕生日プレゼントのプレゼンテーションが始まりました

妙に凝ったスライド画面を見せられて

提案内容にご満足いただけたのかを訊かれました

よくわからなかったので、うん大丈夫、とだけ言いました


「母の日だけど、何欲しい?」

私は母に、聞きました

母は考え込みつつ、私に”何か”を求めていました


母の日プレゼントのプレゼンテーションが始まりました

工夫を凝らしたスライド画面を見せつけて

提案内容にご満足いただけたかを訊いてきました

母は何か考えた様子を見せましたが、無事許可をいただけました


クリスマスプレゼントの時も、そうでした

我が家では常に、プレゼントを考える場において

プレゼンテーションを行うことを求められます

その名も「プレゼント・プレゼンテーション」

略して「プレゼン☆プレゼン」


全ての決断は

プレゼンテーションを通して決定されなければならない

効率悪い気もするけれど

理にかなってるようにも思える


最近のプレゼン☆プレゼンは

父の日のプレゼントに関して行われました

父はどうやら、ネクタイとハンカチが欲しいようです


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ